トップ > ライブ配信カテゴリ概要 > ライブ配信全般のハウツー > 複数の配信サイトで同時配信する方法 / 2019年04月08日 (月) 21時57分21秒



2つのサイトで同時生放送したい!そのやり方とは

  • 複数の配信サイトで同時にライブ配信するには、どうしたらよいのでしょうか。たとえば、ニコ生とツイキャスで同時にゲーム実況をやりたい、あるいはニコ生とYouTube Live、TwitchとYouTube Liveの組み合わせでもかまいません。このページでは、同時配信のやり方をじっくりと見ていきましょう。


目次


ポイント


  • 最初に、ポイントを2点だけ押さえておきましょう。

PCのスペックに注意


  • やり方にもよるのですが、性能が低いPCでの同時配信は基本的に難しいものがあります。いままで配信中にPCのスペックが厳しいと感じたことがある場合は、同時配信はやめたほうがよいでしょう。また、たとえ高いスペックのPCであったとしても、やり方・設定によっては性能的にきつくなることがあります。


        ゲーム実況で必要なPCスペックと、おすすめPCの選び方

上りの回線速度が重要


  • 同時配信では、上りの回線速度(上り帯域)がきわめて重要です。なぜなら、複数の配信サイトにデータを送信することになるからです。ふだんから回線速度が遅い人はもちろん、速い人でも回線が混雑する時間帯には注意しなくてはいけません。


  • 同時配信する場合は、上りの回線速度の範囲内で、ビットレートを配信サイトごとに設定する必要があります。上りの回線速度がどの程度なのか、どの配信サイトでどの程度のビットレートで配信するのか、といったことを把握しておきましょう。

  • 上りの回線速度が遅い場合は、ビットレートを下げなくてはいけません。つまり画質を落とす必要があります。

ただし例外も


  • PCのスペック、および回線速度については基本的に以上のとおりですが、例外もあります。たとえば、Restreamというサービスを使ったやり方です。ひとつのサイトに配信する場合と変わりません。

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さまざまな同時配信のやり方


  • 同時配信のやり方は、大きく6種類に分けて考えることができます。まずは、ざっとやり方を見ていきましょう。

説明
(1) 配信ソフトの同時配信機能を使う方法 ・1個の配信ソフトで可能
・XSplit、OBS Studioなどがこの機能を搭載している
(2) 配信ソフトを複数起動して配信する方法 ・配信ソフトを2個起動し、それぞれ配信する
・同じ配信ソフトを2個起動するか、または別々の配信ソフトを1個ずつ起動する
(3) PS4とPCを同時に使用して配信する方法 ・PS4のシェア機能で配信しつつ、PCで配信する(お薦め)
・配信ソフト、PC、キャプチャーボードが必要
(4) Restreamを使って配信する方法 ・1個の配信ソフトで可能
・PCスペック、回線速度が貧弱でも同時配信できる
(5) RECentral 4の同時配信機能を使う方法 ・1個のソフトで可能
・RECentral 4に対応するキャプチャーボードが必要(後述)
(6) RtmpRelayerを使って配信する方法 ・1個の配信ソフトで可能
・完全無料

  • いずれもメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法を選んでください。

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配信ソフトの同時配信機能で配信する方法


  • 配信ソフトのなかには、同時配信機能を搭載したものがあります。たとえば、XSplitOBS Studioなどの配信ソフトです。同機能を使うには、配信ソフトを1個起動し、2サイトぶんの設定を行います。スマートな配信方法といえるでしょう。


  • 同時配信機能を搭載した配信ソフトのなかで使いやすいのはXSplitです。同時配信の設定がシンプルであるため、容易にできます。ただし、有料版のXSplitでないといけません。


        XSplitの詳しい使い方(2)を参照

  • もしXSplitの使用は避けたいということであれば、OBS Studioの同時配信機能を使用します。無料であるうえに、出力解像度やビットレートを配信サイトごとに設定できます。出力解像度の設定は少し複雑に感じるかもしれませんが、ふだんOBS Studioを使用しているならお薦めの方法です。


        配信ソフトの同時配信機能で配信する方法-OBS Studioを使うやり方-を参照

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配信ソフトを複数起動して配信する方法


  • 配信ソフトを複数起動し、それぞれで配信する方法もあります。たとえば、OBS Studioを多重起動(2回起動する)して、最初に起動したOBSでニコ生に向けて配信し、2番めに起動したOBSでツイキャスに向けて配信します。または、XSplitとOBS Studioというように、別々の配信ソフトでもかまいません。


  • この方法は、配信サイトごとに出力解像度・ビットレート・フレームレートを設定できます。しかし、1個のソース(例 : キャプチャーボードWebカメラ)を2個の配信ソフトで同時使用できないという点には注意しましょう。1個のソースを2個の配信ソフトで奪い合うため、片方の配信ソフトで映像が映らないのです。また、ソースの追加・削除を配信ソフトごとに行うため、手間がかかるという点もデメリットです。

  • とはいえ、この2点はXSplitの仮想カメラ出力機能を使うことで解決できます。同機能では、XSplitの画面に映っているもの(映像ソース)をほかの配信ソフトに出力できるのです。たとえば、XSplitにソースを追加すると、そのソースの映像がOBS Studioにも映ります。ソースの奪い合いも起こりません。配信はOBS Studioで行います。


        配信ソフトを複数起動して配信する方法-XSplitの仮想カメラ出力機能を使うやり方-を参照

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PS4とPCを同時に使用して配信する方法


  • PS4のゲーム配信の場合は、PS4のシェア機能で配信しつつ、その画面をキャプチャーボードで取り込んで別サイトで配信する方法が簡単でしょう。つまり、PS4とPC、それぞれから配信するかたちで同時配信を実現するやり方です。同時配信のやり方としては、これがもっともお薦めです。


        PS4とPC、それぞれで配信する方法を参照

  • ただ、PS4のシェア機能で配信できるサイトは、Twitch、YouTube Live、ニコ生の3つです。そのほかのサイトでは配信できません。

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Restreamを使って配信する方法


  • Restreamは、複数の配信サイトに映像・音声をライブ配信してくれるサービスです。

  • やり方は、とても簡単です。OBS Studio、またはXSplitを用意してRestreamに接続すればよいのです。そうすれば、あとはRestreamが各配信サイトに配信してくれます。難しい設定は必要ありません。


  • うれしいことに、Restreamが対応しているサイトであれば無料で使えます。たとえば、YouTube LiveやTwitchなどです。他方、ニコ生やツイキャス、OPENRECとなると、無料では配信できません。

        同時配信できるRestreamの使い方と、配信ソフトの設定方法を参照

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RECentral 4を使って配信する方法




  • RECentral 4には、配信機能が搭載されています。この配信機能を使えば、配信ソフトは必要ありません。また、マルチ配信モードに切り替えることで、同時配信も簡単にできます。


  • AVerMedia以外のキャプチャーボードでは、RECentral 4を使えません。下記製品がRECentral 4に対応しています。

AVT-C878 GC550 C988
価格
商品画像のリンク先
RECentral 4 対応 対応 対応
PCとの接続 USB 2.0 USB 3.0 PCI Express x1
エンコード方式 ハードウェア ソフトウェア ソフトウェア
対応ゲーム機
(接続できるゲーム機)
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・iOSデバイス
・PS4、PS3、PS2
・Switch、Wii U、Wii
・Xbox One、Xbox 360
・PSP
・iOSデバイス
・PS4
・Switch、Wii U
・Xbox One、Xbox 360
・iOSデバイス
単体録画モード × ×
1080p/60fpsでの録画
パススルー出力
こちら こちら こちら
備考 AVT-C878 PLUSも対応 GC550 PLUSも対応

  • やり方ですが、マルチ配信モードに切り替えて配信サイトごとに設定するだけです。同時配信の簡単さでいえば、XSplitでやる場合と同じくらい、わかりやすい設定ですみます。AVerMediaのキャプチャーボードを持っているなら、一回試してみるとよいかもしれません。

        RECentral 4だけで、OBSを使わずにゲーム配信する方法を参照


RtmpRelayerを使って配信する方法


  • RtmpRelayerは、個人が開発していて完全無料です。使い方については、開発者のブログを参照してください。

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