初出 | 少年KING 1986年号-11号 |
単行本 | ヒットコミックス 30巻 |
スコラコミックスペシャル 16巻 | |
ビブロスコミック文庫 19巻,20巻 | |
KING LEGEND 30巻 |
設定年代と主な舞台
主な登場人物
超能力
ギミック
あらすじ
リュカーンの遺した「赤い太陽のサーペント」という言葉を頼りに無数の恒星系を捜すロックは、エスパー狩りから逃げる孤独な少女リオラをかくまう。
反帝国組織SOEの勢力圏までリオラを運ぶことにしたロックだが、道中立ち寄った星でリオラは頭の中に響く声に錯乱し、強力な超能力を発現させてゆく。徘徊していた時のことを覚えていないリオラに、ロックは彼女もクローンエスパーではないかと疑念を抱く。
反帝国組織SOEの勢力圏までリオラを運ぶことにしたロックだが、道中立ち寄った星でリオラは頭の中に響く声に錯乱し、強力な超能力を発現させてゆく。徘徊していた時のことを覚えていないリオラに、ロックは彼女もクローンエスパーではないかと疑念を抱く。
一方、砂竜ハンターのジョアン・プリミエとワキ・シンは突然墜落した不思議な少年クーガーを拾い、同行していた。
最初は言葉もおぼつかなかったクーガーだが、目覚める前に施された教育プログラムの不具合が数日を置いて回復し「戦士クーガー」として目覚める。
目覚めたクーガーはリュカーンの後継者たるカリスマを発揮して、各地のレジスタンスを併合して軍を組織してゆく。その頃にはクーガーの使命にジョアンは必要なかったが、彼はジョアンを好きだと言い、そばに置き続けていた。
最初は言葉もおぼつかなかったクーガーだが、目覚める前に施された教育プログラムの不具合が数日を置いて回復し「戦士クーガー」として目覚める。
目覚めたクーガーはリュカーンの後継者たるカリスマを発揮して、各地のレジスタンスを併合して軍を組織してゆく。その頃にはクーガーの使命にジョアンは必要なかったが、彼はジョアンを好きだと言い、そばに置き続けていた。
ふたたび頭の中に響く声に怯えたリオラは、航行中の船のエンジンを無意識に壊してしまう。救難信号を出して漂流するロックとリオラは、運悪くクーガーに察知される。
クーガーはリオラに指令を発し、書を守る者によるクローンのひとり「赤い太陽のサーペント」として目覚めさせる。クーガーとサーペント、2人の「超人ロック」級エスパーに苦戦を強いられるロック。
しかし瀕死となったロックを前に、サーペントはリオラとしての自我を取り戻す。ロックをかばい「わたしは『物』じゃない」と叫ぶリオラ。反抗を認めないクーガーは彼女を殺処分するが、その際にジョアンの宇宙船までも巻き込んで消滅させてしまった。
クーガーはリオラに指令を発し、書を守る者によるクローンのひとり「赤い太陽のサーペント」として目覚めさせる。クーガーとサーペント、2人の「超人ロック」級エスパーに苦戦を強いられるロック。
しかし瀕死となったロックを前に、サーペントはリオラとしての自我を取り戻す。ロックをかばい「わたしは『物』じゃない」と叫ぶリオラ。反抗を認めないクーガーは彼女を殺処分するが、その際にジョアンの宇宙船までも巻き込んで消滅させてしまった。
ロックを回収・無力化し、レジスタンスの長として使命を遂行するクーガーのもとに、次のクローン「守護者キャンサー」が現れる。
ロックを殺す命に背いたクーガーを修正あるいは処分しに現れたキャンサーだが、抵抗するクーガーとの戦いの中でロックの停滞フィールドを壊してしまい、復活したロックに殺される。
キャンサーに「ぼくは『物』じゃない」と絶叫したクーガーには、リオラを殺したことが間違いだと分かった。クーガーの後悔を知ったロックは彼を治癒し、手を差し伸べる。
ロックを殺す命に背いたクーガーを修正あるいは処分しに現れたキャンサーだが、抵抗するクーガーとの戦いの中でロックの停滞フィールドを壊してしまい、復活したロックに殺される。
キャンサーに「ぼくは『物』じゃない」と絶叫したクーガーには、リオラを殺したことが間違いだと分かった。クーガーの後悔を知ったロックは彼を治癒し、手を差し伸べる。