決意を胸に秘めて◆0gyFSm2QyM
「まっじぃことになっちまったなぁ……」
複雑に絡み合うコンクリートジャングル、その中をきり丸は走っていた。
きり丸にとってはあくまで"落ちて"いたランドセルを探っていただけなのだが、
本来の持ち主の少年――のび太から見てみれば泥棒に見えたわけで。
一度水入りペットボトルで気絶させようとしたのもマズかった。
結果あらぬ誤解を招いてしまい、こののび太ときり丸の奇妙な追いかけっこが始まってしまった訳である。
……最も、きり丸は既に対象を見失っているのだが。
きり丸にとってはあくまで"落ちて"いたランドセルを探っていただけなのだが、
本来の持ち主の少年――のび太から見てみれば泥棒に見えたわけで。
一度水入りペットボトルで気絶させようとしたのもマズかった。
結果あらぬ誤解を招いてしまい、こののび太ときり丸の奇妙な追いかけっこが始まってしまった訳である。
……最も、きり丸は既に対象を見失っているのだが。
「ん……? こっちは山の方か」
見失った少年を追いかけるうち、きり丸は市街地の北の方――山脈の入り口に着いていた。
草木の茂った、きり丸にとっては見慣れた光景の一つに、少しほっとする。
草木の茂った、きり丸にとっては見慣れた光景の一つに、少しほっとする。
人間という物は不慣れな場所に居ると、精神的に居づらい物がある。
いくら対応力の高い人間であろうと半日程度はいつもと違う違和感に悩まされる事が多い。
きり丸にとってはこのコンクリートジャングルは全く見慣れないものであり、それが若干精神的疲労を引き起こしていた。
先ほど少年を気絶させようとしたきり丸の行動も、変な焦りから出た行動の末である。
商売人は信用第一であり、あらぬ誤解を招かせるような行動は慎むべきであったのに。
いくら対応力の高い人間であろうと半日程度はいつもと違う違和感に悩まされる事が多い。
きり丸にとってはこのコンクリートジャングルは全く見慣れないものであり、それが若干精神的疲労を引き起こしていた。
先ほど少年を気絶させようとしたきり丸の行動も、変な焦りから出た行動の末である。
商売人は信用第一であり、あらぬ誤解を招かせるような行動は慎むべきであったのに。
――きり丸は中世の時代の人間である。
そして彼は忍術学園といった忍者の学校に通っていた。
そして彼は忍術学園といった忍者の学校に通っていた。
隠れる時、忍者は木や石、土などの自然を巧みに使いこなし潜伏する。
また追っ手を撒く時など人から逃げる際には、障害物の多い森や山で相手を見失わせたり、迷わせたりもする。
つまり、忍者にとっては森や山の中は絶好の隠れ場所であり、人を撒くのにも最適な場所である。
また追っ手を撒く時など人から逃げる際には、障害物の多い森や山で相手を見失わせたり、迷わせたりもする。
つまり、忍者にとっては森や山の中は絶好の隠れ場所であり、人を撒くのにも最適な場所である。
一応きり丸も忍者の端くれであり、このような考えが一応ながら根の底にある。
自分があの少年の立場ならどうするか、おそらく自分を泥棒の類、ましてや殺人者にまで考えているに違いない。
それから逃げるためには、複雑に入りくだった森とかに逃げるに違いない。
こんな石だらけの変な場所よりも、森や山の方が逃げるのにはうってつけだろう。
そんな風に考えるに違いないと思考を張り巡らせる。
自分があの少年の立場ならどうするか、おそらく自分を泥棒の類、ましてや殺人者にまで考えているに違いない。
それから逃げるためには、複雑に入りくだった森とかに逃げるに違いない。
こんな石だらけの変な場所よりも、森や山の方が逃げるのにはうってつけだろう。
そんな風に考えるに違いないと思考を張り巡らせる。
「既に見失っちまったけど……誤解は流石に解かねぇとマズイもんなぁ……」
このまま誤解されっぱなしでは、少年が他の人間に会った時に、誤解された内容が他人に伝わってしまうだろう。
それは非常にまずい事だ。
そうなってしまっては他の人間から情報やモノを、交渉の末に譲ってもらうことなどとても出来やしない。
下手すれば誤った情報を元にいきなり襲われて、殺されてしまう事だってありうる。
それは非常にまずい事だ。
そうなってしまっては他の人間から情報やモノを、交渉の末に譲ってもらうことなどとても出来やしない。
下手すれば誤った情報を元にいきなり襲われて、殺されてしまう事だってありうる。
冗談じゃねぇ。いくらなんでも命あっての物種だ。なら、誤解を解くべきだな。
誤解さえ解ければ、誤った情報は伝わることは無いんだしな。
後で稼ぐ為なら、今の苦労はしかたねぇ。
誤解さえ解ければ、誤った情報は伝わることは無いんだしな。
後で稼ぐ為なら、今の苦労はしかたねぇ。
考えを纏めると、きり丸は荷物をしっかり抱え、山の中へと走っていった。
少年の誤解を解く為に。そして将来のゼニもうけの為に。
少年の誤解を解く為に。そして将来のゼニもうけの為に。
「商売人は、信用第一、ってな」
◇ ◇ ◇ ◇
きり丸の決断から約三十分ほど前。
場所を北に約1キロ。
きり丸が入っていった山脈の一つの山頂――その山小屋の中。
そこに舞台は移る。
場所を北に約1キロ。
きり丸が入っていった山脈の一つの山頂――その山小屋の中。
そこに舞台は移る。
「いやー、俺の知ってる悪魔ってみんなマヌケな奴ばっかりでさー、それに比べたら……」
目の前であいかわらずの調子で話を続ける少年、ニケ。
しかし、先ほど感じたある事で、今のインデックスの思考は占められていた。
しかし、先ほど感じたある事で、今のインデックスの思考は占められていた。
(……なのはの魔力を感じるんだけど)
先程感じたなのはの魔力。
インデックスは周囲の魔力には敏感である。しかもつい1時間程前までこの場に居た人間の物だ。
間違えるはずも無い。
インデックスは周囲の魔力には敏感である。しかもつい1時間程前までこの場に居た人間の物だ。
間違えるはずも無い。
しかし、それ故に考えることがあった。
(……なのは、なんで入って来ないんだろ)
なのはの魔力を感じてから1~2分弱だけど、何故かその場所から動かない。
すぐ入ってきても良さそうなのに。何故だろう。
すぐ入ってきても良さそうなのに。何故だろう。
(……何かの魔法発動!?)
……その時、ドアの向こうにて、魔力の流れが僅かに変わった。
何か道具を発動させたような――
それに気が付いた瞬間、インデックスはドアに向かって駆け出した。
なんだか解らないけど、止めないと非常にまずそうな気がした。
何か道具を発動させたような――
それに気が付いた瞬間、インデックスはドアに向かって駆け出した。
なんだか解らないけど、止めないと非常にまずそうな気がした。
「え、ちょっおいっ、どうしたんだよいきなりっ!」
後ろからニケの声が聞こえたが、無視してドアに走る。
そう広くない山小屋の中、丸テーブルや椅子などがあって少々通行の邪魔になったが、気にせずに向かう。
そして山小屋の扉を開けた。
そう広くない山小屋の中、丸テーブルや椅子などがあって少々通行の邪魔になったが、気にせずに向かう。
そして山小屋の扉を開けた。
――しかし時は既に遅く。ドアの前には誰も居なかった。
インデックスが急いで周囲を見渡すと、遥か森のほうの空に、そこへ向かって飛ぶものが見えた。
それが何であるかは、嫌でも解る。
いや、魔に関する感知に長けたインデックスだからこそ解ってしまった。
――あの急速に遠ざかる魔力の持ち主は、仲間であるはずの少女のものだということを。
インデックスが急いで周囲を見渡すと、遥か森のほうの空に、そこへ向かって飛ぶものが見えた。
それが何であるかは、嫌でも解る。
いや、魔に関する感知に長けたインデックスだからこそ解ってしまった。
――あの急速に遠ざかる魔力の持ち主は、仲間であるはずの少女のものだということを。
「なのは……」
何故なのはがこんな行動を取ったか解らずに、インデックスの頭の中が混濁する。
なのはは、何であんな行動を取った? 私たちから逃げる理由は?
それに、まさるはどうした? 何故一緒に居ないの?
何で……!?
なのはは、何であんな行動を取った? 私たちから逃げる理由は?
それに、まさるはどうした? 何故一緒に居ないの?
何で……!?
「おいおい、どうしたんだ、何があったんだ!?」
インデックスの思考が遅れてきたニケの言葉によって止まった。
ニケは相変わらずの調子で次の言葉を紡ぐ。
ニケは相変わらずの調子で次の言葉を紡ぐ。
「なのはや勝が帰って来たのかと思ったんだけど、違うのか?」
ああ、そうだね、気が付かないよね。あのスピードじゃ、もう見えないよねぇ。
なのはの姿は今ではもう、点にしか見えない。
今の状況にまでなったら、例え私でもなのはとは気が付かないだろうね。
なのはの姿は今ではもう、点にしか見えない。
今の状況にまでなったら、例え私でもなのはとは気が付かないだろうね。
魔力探知でいち早く気が付いたインデックスからこそ、飛んでいくなのはの姿に気がつけた。
遅れてきたニケでは、おそらく気が付かない。
例え疑問を持とうとも、なのはであると思えないだろう。
遅れてきたニケでは、おそらく気が付かない。
例え疑問を持とうとも、なのはであると思えないだろう。
思考の展開により流れる僅かな沈黙の時間。
その沈黙を破ったのはやはりニケで。
その沈黙を破ったのはやはりニケで。
「……おい、どうしたんだよ、早く中入ろうぜ」
「あのさ、ニケ……一つだけ、いいかな」
「ん?どうしたんだ?」
「なのはとまさるは多分戻ってこないと思う」
「あのさ、ニケ……一つだけ、いいかな」
「ん?どうしたんだ?」
「なのはとまさるは多分戻ってこないと思う」
話を振ったインデックスが残酷な宣告を告げる。
これはインデックスが僅かな時間で立てた仮説が元にあった。
これはインデックスが僅かな時間で立てた仮説が元にあった。
なのはと勝が同時に戻ってこなくて、なのはだけが戻ってきた。
おそらく勝に何かあったのかもしれない。それで一人で帰ってきた。
二人一緒に帰ってこないのだ。何も無いと言う事はない。
もしかしてなのはと勝が仲間割れでも起こしたのかもしれないけど、その可能性は横に置いた。考えたらキリが無い。
少なくとも何らかの分裂が起きたって考えた方が適切かな。
なのはは、自分達から逃げる様にして飛んでいった。おそらく戻ってこない。
勝は何かあったに違いない。もしかして戻ってくる可能性も無いとは言えないけれど……
おそらく勝に何かあったのかもしれない。それで一人で帰ってきた。
二人一緒に帰ってこないのだ。何も無いと言う事はない。
もしかしてなのはと勝が仲間割れでも起こしたのかもしれないけど、その可能性は横に置いた。考えたらキリが無い。
少なくとも何らかの分裂が起きたって考えた方が適切かな。
なのはは、自分達から逃げる様にして飛んでいった。おそらく戻ってこない。
勝は何かあったに違いない。もしかして戻ってくる可能性も無いとは言えないけれど……
以上のような仮説を立てて、出した結論がインデックスの先程の言葉である。
勿論、ただの仮説に過ぎない。ただ勝が遅れてきただけなのかもしれないし、
なのはも別の考えがあってすぐ戻ってくるつもりなのかもしれない。
ただ、そうとは思えなかった。飛んでいくなのはの急ぎ様が気になったのもあるけれども、
何かあの飛び方には意味があるような気がして思えなかった。
それに……飛ぶ方向が森なのも気がかっていた。
勿論、ただの仮説に過ぎない。ただ勝が遅れてきただけなのかもしれないし、
なのはも別の考えがあってすぐ戻ってくるつもりなのかもしれない。
ただ、そうとは思えなかった。飛んでいくなのはの急ぎ様が気になったのもあるけれども、
何かあの飛び方には意味があるような気がして思えなかった。
それに……飛ぶ方向が森なのも気がかっていた。
「は……!? 冗談にしては笑えねぇよ」
「冗談じゃないよ。でも……多分確かなこと」
「意味わからねぇよ……」
「ごめん、話が飛躍しすぎたかもしれない。じゃあ何故、私がこう考えたか、話すね」
「冗談じゃないよ。でも……多分確かなこと」
「意味わからねぇよ……」
「ごめん、話が飛躍しすぎたかもしれない。じゃあ何故、私がこう考えたか、話すね」
インデックスはニケに先程立てた仮説を話した。
ついでに、先程なのはの魔力を感じていたことも。
聞いてる内にニケの表情が微妙に曇る。
悩んでいるのか……それとも。
ついでに、先程なのはの魔力を感じていたことも。
聞いてる内にニケの表情が微妙に曇る。
悩んでいるのか……それとも。
「聞かれちまったのかなぁ……」
「どうしたのさニケ?」
「いや、さっき俺なのはのことをさ、悪魔らしかったって言っちまったじゃねぇかよ」
「確かに言ってたね」
「……もしかしてさ、それを聞いてたんじゃないかなって」
「どうしたのさニケ?」
「いや、さっき俺なのはのことをさ、悪魔らしかったって言っちまったじゃねぇかよ」
「確かに言ってたね」
「……もしかしてさ、それを聞いてたんじゃないかなって」
ニケの先程の発言は、まずその本人が聞いていれば確実に何かしらの影響を与えるものだった。
友人を止める為に心を痛めてまで拷問を行ったなのはの行動、
それをニケが今まで出会ってきたであろう、邪悪な悪魔の行動と比較された。
あまつさえそれよりも上だと。そんな事を言われた人間は、果たしてどう思うのだろうか。
友人を止める為に心を痛めてまで拷問を行ったなのはの行動、
それをニケが今まで出会ってきたであろう、邪悪な悪魔の行動と比較された。
あまつさえそれよりも上だと。そんな事を言われた人間は、果たしてどう思うのだろうか。
ニケやインデックスは知らないが、事実、なのはは実際にそれを聞き、かなりの精神的ショックを受けていた。
少なくとも、彼らに対する疑惑と僅かながらの人間不信を巻き起こすほどには。
少なくとも、彼らに対する疑惑と僅かながらの人間不信を巻き起こすほどには。
「……おそらくさ、聞いてたんだと思う」
「だよなぁ……酷いこと言っちまったな」
「どうする?」
「どうするって……」
「だよなぁ……酷いこと言っちまったな」
「どうする?」
「どうするって……」
「なのはに対してさ、謝るの? それとも更に傷を抉る?」
ニケは、罪悪感に囚われていた。
なのはが心を痛めてまでとった行動を、俺はどうしたんだよ。
……茶化したんじゃねーか。最悪なことに多分本人にまで聞かれた。
確かに、俺が出会ってきた悪魔はマヌケでアホばっかだったしな。
でも、知らない奴らには多分、悪魔なんてイメージは、極悪で、血も涙もない奴ばかりって感じだろうな。
それとなのはを比べてみて考えて、なのはの方が上だって言われたら……そりゃあなぁ……
なのはが心を痛めてまでとった行動を、俺はどうしたんだよ。
……茶化したんじゃねーか。最悪なことに多分本人にまで聞かれた。
確かに、俺が出会ってきた悪魔はマヌケでアホばっかだったしな。
でも、知らない奴らには多分、悪魔なんてイメージは、極悪で、血も涙もない奴ばかりって感じだろうな。
それとなのはを比べてみて考えて、なのはの方が上だって言われたら……そりゃあなぁ……
普段能天気なニケが、これ以上も無いほど深く考えている。
自分の何気ない発言で人を多大に傷つけた。
そのことはニケ自身にも大きな後悔を負わせる羽目になった。
まさに、あの言葉は失言であったのだ。
自分の何気ない発言で人を多大に傷つけた。
そのことはニケ自身にも大きな後悔を負わせる羽目になった。
まさに、あの言葉は失言であったのだ。
「俺は……なのはに謝る。なのはの奴、傷付けちまったし……
例え許してもらえなくても何度でも謝ってやるさ」
「……」
「それに、人を心無く傷つけちまってさ、何が勇者だって感じだしな」
「……ニケならそう言うと思ってた。ニケは、意外と優しいから」
「意外とは余計だ、余計。それで、インデックスはどうするのさ」
「私も……かな。共犯者に近い立場だしね。私も会って謝るんだ」
例え許してもらえなくても何度でも謝ってやるさ」
「……」
「それに、人を心無く傷つけちまってさ、何が勇者だって感じだしな」
「……ニケならそう言うと思ってた。ニケは、意外と優しいから」
「意外とは余計だ、余計。それで、インデックスはどうするのさ」
「私も……かな。共犯者に近い立場だしね。私も会って謝るんだ」
二人の決意。実際に失言したのはニケではあるが、
それを止められなかった、それになのはの存在にある程度気が付いていたことを言わなかった、
インデックスも少しながら、その事が気になっていた。
だから、次会ったらなのはに謝ろうと。二人は、そう決めた。
それを止められなかった、それになのはの存在にある程度気が付いていたことを言わなかった、
インデックスも少しながら、その事が気になっていた。
だから、次会ったらなのはに謝ろうと。二人は、そう決めた。
◇ ◇ ◇ ◇
「でさ、中央部に行く話はどうするんだ?」
今後のなのはへの決意が決まり、二人は小屋の中へ戻った。
そして、当面の問題にさし当たる。
今の全体の目的は、島の中央部に行く事。そこで他の参加者、特に八神はやてを探したり、またはその情報を得ることである。
ただ、気絶した人間を二人運ばなければいけないというのが、今の最大の問題であり、
なのはと勝が居ない今、一人ずつ運ばなければいけない。
エヴァもヴィータも小柄ではあるが、自分達や二人の荷物が加わる。
それに、ニケはともかくインデックスが長時間一人を担いだまま、山道を含めた道のりを行くのは厳しい。
今後のなのはへの決意が決まり、二人は小屋の中へ戻った。
そして、当面の問題にさし当たる。
今の全体の目的は、島の中央部に行く事。そこで他の参加者、特に八神はやてを探したり、またはその情報を得ることである。
ただ、気絶した人間を二人運ばなければいけないというのが、今の最大の問題であり、
なのはと勝が居ない今、一人ずつ運ばなければいけない。
エヴァもヴィータも小柄ではあるが、自分達や二人の荷物が加わる。
それに、ニケはともかくインデックスが長時間一人を担いだまま、山道を含めた道のりを行くのは厳しい。
「さすがにエヴァちゃんやヴィータちゃんを担いだまま行くのは厳しいかな・・・・」
「でも、このままだと時間だけ過ぎちまう。なーに、最悪の場合俺が二人担ぐさ」
「でも、ニケだって疲れてるんだよ?」
「あー、レディを守るのは勇者の努め、ってな。気にするんじゃねーよ」
「でも……」
「でも、このままだと時間だけ過ぎちまう。なーに、最悪の場合俺が二人担ぐさ」
「でも、ニケだって疲れてるんだよ?」
「あー、レディを守るのは勇者の努め、ってな。気にするんじゃねーよ」
「でも……」
流石にエヴァとヴィータを抱えたまま行くのは厳しいと、悩まされる。
時間が過ぎていき、どうしようかと迷っていたその時、部屋の中に変化が訪れた。
時間が過ぎていき、どうしようかと迷っていたその時、部屋の中に変化が訪れた。
「……ん……んんっ……」
部屋の片隅、ロープで縛られていた少女ヴィータが気絶から目を覚ましたのだ。
すぐさま傍へ二人が駆け寄る。
意識が半ば覚醒して、縛られていることに気が付いたヴィータではあったが、特に暴れる様子も無く、じっとしていた」
すぐさま傍へ二人が駆け寄る。
意識が半ば覚醒して、縛られていることに気が付いたヴィータではあったが、特に暴れる様子も無く、じっとしていた」
「ヴィータ……だっけ? 目を覚ましたんだ」
「ここは……何処だ?」
「ここは山小屋の中。……言い出し難いんだけど、あなたが暴れた後縛らせてもらったの」
「……そっか。……高町、なのはは? いないのか……?」
「……」
「ここは……何処だ?」
「ここは山小屋の中。……言い出し難いんだけど、あなたが暴れた後縛らせてもらったの」
「……そっか。……高町、なのはは? いないのか……?」
「……」
対応していたインデックスの思考が止まる。
果たして、ヴィータを止めたなのは本人が、おそらくは戻ってこないであろうこの状況を伝えるべきか。
悩んでいると、横から意外な助け舟が飛んできた。
果たして、ヴィータを止めたなのは本人が、おそらくは戻ってこないであろうこの状況を伝えるべきか。
悩んでいると、横から意外な助け舟が飛んできた。
「……なのはは、先に行く為の道を探しにいったんだけど、戻ってこないんだ」
「……何だって……?」
「……そ、そうなんだ。だから私たちはこれから探しに行く所だったの」
「……何だって……?」
「……そ、そうなんだ。だから私たちはこれから探しに行く所だったの」
ニケのフォローに慌てて話を合わせるインデックス。
「……高町なのはが、早々くたばる訳ないだろうから、探しに行かなくてもいい気がするんだけどな……」
ヴィータは思ったままに言葉を漏らす。
あのあたしたちヴォルケンリッターの襲撃や闇の書の攻撃を何度も凌いで、
そして肝心な所で勝利を収めてきた、高町なのはを知っているからこその発言だ。
「そんな訳には、いかないんだ、大事な仲間なんだし、探しに行かなくちゃ。……それでね、ヴィータ」
「……何だよ」
振られた言葉に、ぶっきらぼうに返す。
「私たちはなのはを探しに行くと共に、あなたのご主人、八神はやて……って子を探しにいくつもりなんだ」
「……なんだって!?」
聞こえてきた言葉にヴィータの目が見開かれた。
……はやてを探してくれるっていうのか……?
「なのはが、提案したんだ。人が多そうな中央部に向かって、そこではやてを探す、って。」
「なのはの奴がか……」
なのはの事だ、どうせ自分の事を気遣っての提案だろう。
こっちとしては願っても無い事なんだけどな……腕の怪我は非常に痛いが、はやてを守るために何かは出来るはずだ。
ヴィータは思ったままに言葉を漏らす。
あのあたしたちヴォルケンリッターの襲撃や闇の書の攻撃を何度も凌いで、
そして肝心な所で勝利を収めてきた、高町なのはを知っているからこその発言だ。
「そんな訳には、いかないんだ、大事な仲間なんだし、探しに行かなくちゃ。……それでね、ヴィータ」
「……何だよ」
振られた言葉に、ぶっきらぼうに返す。
「私たちはなのはを探しに行くと共に、あなたのご主人、八神はやて……って子を探しにいくつもりなんだ」
「……なんだって!?」
聞こえてきた言葉にヴィータの目が見開かれた。
……はやてを探してくれるっていうのか……?
「なのはが、提案したんだ。人が多そうな中央部に向かって、そこではやてを探す、って。」
「なのはの奴がか……」
なのはの事だ、どうせ自分の事を気遣っての提案だろう。
こっちとしては願っても無い事なんだけどな……腕の怪我は非常に痛いが、はやてを守るために何かは出来るはずだ。
「でね、一緒に行かない? このまま私たちに大人しく着いてきてくれれば、私たちは何も危害を加えないし、
回復が出来る人が見つかったらその傷を治してあげられる。はやてって子が見つかったらすぐさま会わしてあげられる……
それに、そんな怪我を負った女の子を一人にする事なんて出来ないよ」
回復が出来る人が見つかったらその傷を治してあげられる。はやてって子が見つかったらすぐさま会わしてあげられる……
それに、そんな怪我を負った女の子を一人にする事なんて出来ないよ」
あたしは愕然とした。まさか一緒に行こうなんて言われるとは思っていなかったから。
あたしはついさっきまでお前らの敵だったんだぞ!?
いくらこの両腕の怪我じゃ何も出来ないだろうとはいえ、そう簡単に……いいのかよ。
10
あたしはついさっきまでお前らの敵だったんだぞ!?
いくらこの両腕の怪我じゃ何も出来ないだろうとはいえ、そう簡単に……いいのかよ。
10
「あたしは……お前らを襲った奴なんだぞ? ……いいのかよ」
「昨日の敵は今日の友っていう言葉もあるくらいだしな、気にすんなよ」
「昨日の敵は今日の友っていう言葉もあるくらいだしな、気にすんなよ」
あたしの中で、閉ざされた心の扉が音を立てて開いた気がした。
なんであたしなんかの為にそこまでやってくれるんだよ。
なんで、襲ったあたしをそんなに簡単に許してくれるんだよ。
……あたしも、なんでこんな気持ちになるのかわからねえよ。チクショウ。
……これも、はやてやあいつら……なのはとテスタロッサの奴と出会ってからの影響かもな。
なんであたしなんかの為にそこまでやってくれるんだよ。
なんで、襲ったあたしをそんなに簡単に許してくれるんだよ。
……あたしも、なんでこんな気持ちになるのかわからねえよ。チクショウ。
……これも、はやてやあいつら……なのはとテスタロッサの奴と出会ってからの影響かもな。
「うん、そーいうこと。で……」
「……分かった。あたしはあんたらについてく。それにこれ以上人も襲わない、……これでいいか」
……あたしは提案を受けることにした。こいつらは純粋な善意で動いてくれている。
先程まで敵だったあたしの為に、なのはの提案でとはいえ動いてくれてるんだ。
はやてを探してくれるなら、今はこの差し出された手をとってやる。
そもそも腕の傷が酷い時点で誰も襲えないしな……今更襲うつもりも無いけど。
……ありがとよ、おめーら。
「……分かった。あたしはあんたらについてく。それにこれ以上人も襲わない、……これでいいか」
……あたしは提案を受けることにした。こいつらは純粋な善意で動いてくれている。
先程まで敵だったあたしの為に、なのはの提案でとはいえ動いてくれてるんだ。
はやてを探してくれるなら、今はこの差し出された手をとってやる。
そもそも腕の傷が酷い時点で誰も襲えないしな……今更襲うつもりも無いけど。
……ありがとよ、おめーら。
でも、あたしにも譲れない事がひとつだけあるんだ。
ヴォルケンリッターであるあたしの使命は主、八神はやてを守ること。
あたしはそれだけの為に闇の書から生み出され、そしてそれは今でも変わらない。
はやてを守ることだけは、どんな事があっても諦めてたまる物か。
あたしはそれだけの為に闇の書から生み出され、そしてそれは今でも変わらない。
はやてを守ることだけは、どんな事があっても諦めてたまる物か。
(でも、もしこの傷のせいではやてを、守れないことがあったら)
なのはの拷問で受けた両腕の傷、それは今でも痛み、腕はもう殆ど動かない。
なのはが自分を止めるために仕方なくやったって事ぐらいは、
今になってなんとなくだけど、分かってる。
――あいつの目は悲痛に満ちていた。
なのはが自分を止めるために仕方なくやったって事ぐらいは、
今になってなんとなくだけど、分かってる。
――あいつの目は悲痛に満ちていた。
――考えたくは無いけれど、この傷のせいで、
はやてと合流したとしても、肝心な時守れないかもしれない。――もしそうなったなら。
はやてと合流したとしても、肝心な時守れないかもしれない。――もしそうなったなら。
(――高町なのは、あたしはおまえを、絶対に、許さない)
ヴィータは胸の内で静かな、そして絶対的な決意を固めた。
きり丸は自分の未来の商売の為に、何が何でものび太の誤解を解こうと決めた。
ニケとインデックスは傷つけてしまったなのはに謝りたい、それだけを胸に決めた。
ヴィータはあくまではやてを守ることだけを考え、最悪の場合の決意も固めた。
ニケとインデックスは傷つけてしまったなのはに謝りたい、それだけを胸に決めた。
ヴィータはあくまではやてを守ることだけを考え、最悪の場合の決意も固めた。
例え場所も思いも理由も人、それぞれなれど、決意は、固く。
◇ ◇ ◇ ◇
「うん、十分だよ。それじゃ、早速向かおうか。なのはとまさると、それにはやてって子を探しに。」
「俺は・・・・エヴァを担いでいけばいいよな。……ヴィータ、一人で歩けるのか?」
「その前に。これ外してくれないのかよ……」
視線で自身が縛られている即席ロープを指すヴィータ。
「……あー、すまね。外すの忘れてたわ、…………ホラ、よ、立てるか?」
「あぁ、すまねー……わわっ」
「俺は・・・・エヴァを担いでいけばいいよな。……ヴィータ、一人で歩けるのか?」
「その前に。これ外してくれないのかよ……」
視線で自身が縛られている即席ロープを指すヴィータ。
「……あー、すまね。外すの忘れてたわ、…………ホラ、よ、立てるか?」
「あぁ、すまねー……わわっ」
ロープを外してもらい、腕を使わず足の力だけで立ち上がろうとするも勢いあまって転びそうになる。
そしてそのヴィータを支えようとして――
そしてそのヴィータを支えようとして――
ぺた。
ぺたぺた。
――ニケが触った所はどう見ても胸です。ご愁傷様でした。
「ど、」
「ん……」
「どっこ……」
「……やっぱぺったんこだな……(ボソ」
「ん……」
「どっこ……」
「……やっぱぺったんこだな……(ボソ」
ぷち。 なんかどこかで聞いたような擬音が響いた気がした。
刹那、ヴィータは唯一自由な頭を振り上げて、ニケの頭に向かって振り下ろした。
「どっこ触ってるんだバカヤローっ!!!」
ごす。
ごすごす。
ごすごすごす。
ごすごす。
ごすごすごす。
ヴィータの頭突きが、ニケに炸裂した。
占めて計3発。
占めて計3発。
バーバラパッパパー♪ 【ヴィータは『ぺったんこ』の称号を手に入れました】
バーバラパッパパー♪ 【ニケの『すけべ大魔神』のレベルがまた無駄に上がりました】
バーバラパッパパー♪ 【ニケの『すけべ大魔神』のレベルがまた無駄に上がりました】
【決意と共に】
【B-5/山小屋/1日目/午後】
【ニケ@魔法陣グルグル】
[状態]:すけべ大魔神LV.7、魔力大消費、中程度の疲労、左肩に切り傷あり
[装備]:スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品、クロウカード『光』、 コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん、メタルイーターMX(弾切れ)@とある魔術の禁書目録
[思考]:道のりは結構大変そうだけど、まぁなんとかなるだろ。後ヴィータ、誤解だ、誤解っ!
第一行動方針:自分の仲間となのは&エヴァの友人(八神はやてを優先)を探すため、島の中央部に移動して情報を集める。
第二行動方針:もし、なのはに会ったらなのはにちゃんと謝る
第三行動方針:水の剣が使えるか試しておきたい
基本行動方針:とりあえずラスボスを倒す。その過程で女の子の仲間が増えればいいッスねぐへへ
[備考]:ニケとエヴァは、1つの仮説を立てました。その概要は以下の通り。
【ニケ@魔法陣グルグル】
[状態]:すけべ大魔神LV.7、魔力大消費、中程度の疲労、左肩に切り傷あり
[装備]:スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品、クロウカード『光』、 コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん、メタルイーターMX(弾切れ)@とある魔術の禁書目録
[思考]:道のりは結構大変そうだけど、まぁなんとかなるだろ。後ヴィータ、誤解だ、誤解っ!
第一行動方針:自分の仲間となのは&エヴァの友人(八神はやてを優先)を探すため、島の中央部に移動して情報を集める。
第二行動方針:もし、なのはに会ったらなのはにちゃんと謝る
第三行動方針:水の剣が使えるか試しておきたい
基本行動方針:とりあえずラスボスを倒す。その過程で女の子の仲間が増えればいいッスねぐへへ
[備考]:ニケとエヴァは、1つの仮説を立てました。その概要は以下の通り。
※『結界』は空中だけでなく、地中にまで及んでこの島を球形に包み込んでいると考えられる。
この『結界』は外部との念話や、転移魔法を阻害する性質を持つと思われる。
OPで全参加者を転移させたことなどを考えると、ジェダもまたこの『結界』内部にいる可能性が高い。
おそらくは島の地下。
その地下空間と地上の間に、緊急用の通路がある可能性がある。特に怪しいのは城や塔、洞窟など。
この『結界』は外部との念話や、転移魔法を阻害する性質を持つと思われる。
OPで全参加者を転移させたことなどを考えると、ジェダもまたこの『結界』内部にいる可能性が高い。
おそらくは島の地下。
その地下空間と地上の間に、緊急用の通路がある可能性がある。特に怪しいのは城や塔、洞窟など。
【インデックス@とある魔術の禁書目録】
[状態]:それなりの空腹とそれなりの疲労、
[装備]:水の羽衣@ドラゴンクエストⅤ、コキュートス@灼眼のシャナ、葉っぱの下着
[道具]:支給品一式(食料-1日分)、逆刃刀・真打@るろうに剣心
[思考]:なのはも心配だけど、中央部にも行かなきゃならないんだ、結構大変だよねぇ、後ニケは自業自得。
第一行動方針:状況を打破するため情報を集める。(島の中央にある学校を目指す)
第ニ行動方針:シャナと合流
第三行動方針:なのはに会ったらちゃんと謝りたい
第四行動方針:信用できる、回復の出来る人がいたならヴィータを回復させたい
第四行動方針:太った男の子(パタリロ)を警戒
第五行動方針:普通の下着、てか服がほしいかも。保健室に『たいそーふく』はあるかな?
基本:誰にも死んで欲しくない。この空間から脱出する。
[備考]:主催者の目的を最後の一人か、この状況を何らかの魔術儀式に使うと考えています。
アラストールと互いの世界に関する詳細な情報交換を行いました。
[状態]:それなりの空腹とそれなりの疲労、
[装備]:水の羽衣@ドラゴンクエストⅤ、コキュートス@灼眼のシャナ、葉っぱの下着
[道具]:支給品一式(食料-1日分)、逆刃刀・真打@るろうに剣心
[思考]:なのはも心配だけど、中央部にも行かなきゃならないんだ、結構大変だよねぇ、後ニケは自業自得。
第一行動方針:状況を打破するため情報を集める。(島の中央にある学校を目指す)
第ニ行動方針:シャナと合流
第三行動方針:なのはに会ったらちゃんと謝りたい
第四行動方針:信用できる、回復の出来る人がいたならヴィータを回復させたい
第四行動方針:太った男の子(パタリロ)を警戒
第五行動方針:普通の下着、てか服がほしいかも。保健室に『たいそーふく』はあるかな?
基本:誰にも死んで欲しくない。この空間から脱出する。
[備考]:主催者の目的を最後の一人か、この状況を何らかの魔術儀式に使うと考えています。
アラストールと互いの世界に関する詳細な情報交換を行いました。
【ヴィータ@魔法少女リリカルなのは】
[状態]:両腕がほぼ動かない程の傷(治癒魔法で治療可能)、
左足にもレーザー火傷、左手爪全剥、幾つかの打撲、聴覚障害軽微
[装備]:祈りの指輪@DQ
[道具]:基本支給品 ぬのハンカチ×20(即席ロープ)
[服装]:普段着(ドクロのTシャツ、縞模様のニーソックス等)
[思考]:……なんつーか、ありがとよ、おまえら。……ニケ、次は無いからなっ!
第一行動方針:今はニケとインデックスについていき、はやてを探す。ついでになのはも。
第二行動方針:殺し合いに乗るつもりは(一応)もう無い
第三行動方針:途中で回復の出来る奴を探し、出来れば腕を治して貰う
基本行動方針:はやてを見つけ出し、守り抜く。
※:肉体強化を行っていた為か、なのはより聴覚障害は軽微です。
足の火傷は歩けないほどではありません。ただし、走るのは少々厳しいです。
[状態]:両腕がほぼ動かない程の傷(治癒魔法で治療可能)、
左足にもレーザー火傷、左手爪全剥、幾つかの打撲、聴覚障害軽微
[装備]:祈りの指輪@DQ
[道具]:基本支給品 ぬのハンカチ×20(即席ロープ)
[服装]:普段着(ドクロのTシャツ、縞模様のニーソックス等)
[思考]:……なんつーか、ありがとよ、おまえら。……ニケ、次は無いからなっ!
第一行動方針:今はニケとインデックスについていき、はやてを探す。ついでになのはも。
第二行動方針:殺し合いに乗るつもりは(一応)もう無い
第三行動方針:途中で回復の出来る奴を探し、出来れば腕を治して貰う
基本行動方針:はやてを見つけ出し、守り抜く。
※:肉体強化を行っていた為か、なのはより聴覚障害は軽微です。
足の火傷は歩けないほどではありません。ただし、走るのは少々厳しいです。
[備考]ニケとインデックスはなのはの向かった方向について良く分かっていません。
彼等が分かっているのは"森の方向に向かった"という点だけです。
また、ヴィータには森の方向~云々は全く教えていません
彼等が分かっているのは"森の方向に向かった"という点だけです。
また、ヴィータには森の方向~云々は全く教えていません
【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! 】
[状態]:気絶、一見無傷だが命に関わりかねない程に衰弱、魔力消費(空)
[装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品、歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、クロウカード 『希望』@CCさくら
なのはの荷物(基本支給品、時限爆弾@ぱにぽに、じゃんけん札@サザエさん)
[思考]:……(気絶中)
第一行動方針:????
第二行動方針:リリスに激しく警戒、というか殺す!
第三行動方針:同じ目的の者を探し、仲間と情報を集める
第四行動方針:ジェダが島の地下に居る、という仮定に基づき、地下空間に通じる道を探す
基本行動方針:ゲームからの脱出。ジェダを倒す。
[備考]:
エヴァンジェリンは、預けられた「なのはの荷物」を一通り調べています。
支給品の説明書も読んでいるようです。
光魔法『カッコいいポーズ』がジェダにも有効かもしれないと考えています
リリスが他の参加者と同じ待遇だと認識しました
[状態]:気絶、一見無傷だが命に関わりかねない程に衰弱、魔力消費(空)
[装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品、歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録、クロウカード 『希望』@CCさくら
なのはの荷物(基本支給品、時限爆弾@ぱにぽに、じゃんけん札@サザエさん)
[思考]:……(気絶中)
第一行動方針:????
第二行動方針:リリスに激しく警戒、というか殺す!
第三行動方針:同じ目的の者を探し、仲間と情報を集める
第四行動方針:ジェダが島の地下に居る、という仮定に基づき、地下空間に通じる道を探す
基本行動方針:ゲームからの脱出。ジェダを倒す。
[備考]:
エヴァンジェリンは、預けられた「なのはの荷物」を一通り調べています。
支給品の説明書も読んでいるようです。
光魔法『カッコいいポーズ』がジェダにも有効かもしれないと考えています
リリスが他の参加者と同じ待遇だと認識しました
【B-5/山脈地帯/一日目/午後】
【摂津のきり丸@落第忍者乱太郎】
[状態]:健康、戸惑い
[装備]:デッキブラシ@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品一式 魔晶石(15点分) テーザー銃@ひぐらしのなく頃に
のび太のランドセル(基本支給品一式、ロボ子の着ぐるみ@ぱにぽに、林檎10個@DEATH NOTE)
[服装]:青い忍者服
[思考]:商売人は信用第一、まぁ、とりあえず見つけねぇとな……
第一行動方針:のび太を見つけ、誤解を解きたい。無理なら口を封じることも考える
第二行動方針:道具と情報を手に入れる
第三行動方針:ゼニにつながるものを集める
第四行動方針:乱太郎、しんべヱの情報を探す
基本行動方針:生き残り脱出する。他人には極力会わないし、会ってもまずは疑う
[備考]:きり丸にとって、テーザー銃はあくまで「拾った」ものです
[状態]:健康、戸惑い
[装備]:デッキブラシ@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品一式 魔晶石(15点分) テーザー銃@ひぐらしのなく頃に
のび太のランドセル(基本支給品一式、ロボ子の着ぐるみ@ぱにぽに、林檎10個@DEATH NOTE)
[服装]:青い忍者服
[思考]:商売人は信用第一、まぁ、とりあえず見つけねぇとな……
第一行動方針:のび太を見つけ、誤解を解きたい。無理なら口を封じることも考える
第二行動方針:道具と情報を手に入れる
第三行動方針:ゼニにつながるものを集める
第四行動方針:乱太郎、しんべヱの情報を探す
基本行動方針:生き残り脱出する。他人には極力会わないし、会ってもまずは疑う
[備考]:きり丸にとって、テーザー銃はあくまで「拾った」ものです
≪158:運命のルーレット廻して(前編) | 時系列順に読む | 160:リリス乱舞/斬、そして……(前編)≫ |
≪158:運命のルーレット廻して(前編) | 投下順に読む | 160:リリス乱舞/斬、そして……(前編)≫ |
≪128:ディアボロス | インデックスの登場SSを読む | 174:みんなそう呼ぶから(前編)≫ |
≪128:ディアボロス | ニケの登場SSを読む | 174:みんなそう呼ぶから(前編)≫ |
≪128:ディアボロス | エヴァの登場SSを読む | 174:みんなそう呼ぶから(前編)≫ |
≪128:ディアボロス | ヴィータの登場SSを読む | 174:みんなそう呼ぶから(前編)≫ |
≪132:his sin, his crossroads(前編)? | きり丸の登場SSを読む | 172:「最悪」の向こう側≫ |