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  • Ragnarok Online

ろりしょたばとるろわいある@ うぃき

Ragnarok Online

最終更新:2008年06月08日 17:24

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だれでも歓迎! 編集

Ragnarok Online ◆wlyXYPQOyA



「内務省特務機関超能力支援研究局 BAse of Backing Esp. Laboratory」、通称「B.A.B.E.L」。

根城にしようとしているこの場所にこの様な厳つい名がつけられていたこと。
受付に建物内部の地図が貼られており、それにこの建物の名前が書かれていたこと。
おかげで相当な敷地面積を誇るであろうタワーの内部を知ることが出来たこと。
受付のコンピュータを物色したおかげでそれらを理解したニアは一言、こう呟いた。

「……驚きましたね」

彼の呟きは、超能力という言葉に――ではなく、意外にも現在絶賛物色中のコンピュータに対してのものだった。
今なお「キラ事件」の捜査に関わっている今の彼は、研究局の名にそれとなく混ぜられた「超能力」という言葉も流すことは出来た。
だが、「たかが受付用だろう」という軽い気持ちで起動したコンピュータに対しての驚きを受け流すことは出来なかったのだ。
その驚きの根源である、設置されたコンピュータで特にニアが大きく惹かれた部分はその特殊さだった。
自身で起動し多少触ったことで実感したが、このコンピュータは彼の知る技術の上を行っている。
無意味に画面が空中に浮かんで表示され、操作方法なども基本は自分の知る物と同じだが、改良が施されているようだ。
言うなれば「近未来的」な技術を応用、実用している。ニアはそこに注目し、感嘆の意を述べたのだ。
そして一通り驚きながら操作をしている彼に、一つの結論が舞い降りる。

「この施設、巧く掌握すれば……使える」

こみ上げる嬉しさを抑えぬまま、ニアはあたりをぐるりと見回した。
続々と視界に入ってくる監視カメラは、温かみの欠片も無い冷たい壁や天井に設置されており――


      ◇      ◇      ◇


温かみの欠片もない冷たいアスファルトの地面を、二人は並んで歩いていた。
数時間前までは愛のままに我侭に誰をも傷つけながら進んでいた二人だったが、今はそんな過去もどこへやら。
互いの言葉が憎らしく、互いの姿に腹を立て、互いの態度でいがみ合う。
だがこの二人の激しい愛憎劇は、互いが真に愛する者から受けた命令を阻害する不要なもの。
故に二人は必要以上には何も言わない。無駄に話しかければ怒りが噴出し、「あの人」の為の努力は水泡に――


      ◇      ◇      ◇


地図という媒体から水泡の様に続々と現れる情報全てを暗記したニアは、もう受付にはいなかった。
答えは簡単、研究所の設備を自分の目で確かめる為に行動を開始していたからである。
エレベーターを利用し、高く高く昇っていく。廊下をゆっくりと歩き、脳に描いた地図のままに動く。
天井に備え付けられた監視カメラを確認する。何も言わず、研究所内部の構造を改めて把握していく。
その一連の動作に一切の迷いはない。コツン、コツン、と定期的に響く足音が紛れもない証拠だ。
床には冷たさはあれど不快感はない。無人の施設独特の不気味な雰囲気はあれど、意に介さない。


歩く。歩く。入る。見る。出る。歩く。歩く。入る。見る。出る。歩く。歩く。歩く。昇る。歩く。入る。見る。出る。

中略。

歩く。入る。見る。出る。歩く。歩く。歩く。歩く。止まる。


到着。

受付から医務室、「未来予知」とやらの為のシェルターが置かれた奇妙な部屋。
ニアはそれらを始めとする様々な部屋を散策し、散々歩き倒し、使えそうな物もいくつか拝借していた。
だがそんな彼はある扉を見つけた途端、螺子の錆びたからくりの様に立ち止まった。
そしてそのまま、今までの自身の動きと脳内で広がった地図を照らし合わせる作業に入る。

――照合、完了。

何の問題もない。自身の記憶と建物には一切の狂いは無かった。
そう、今ニアが立っている場所は彼が最後の目的地と決めていた部屋の前なのだ。
目の前には扉。これを開けば目的地に無事到着。散策任務も完了というわけだ。
それが判れば立ち止まる理由などない。再び扉へと足を進め、部屋に上がりこんだ。

「……」

ニアの視界に広がっていたのは、巨大な部屋だった。
内部には様々な機材が置かれ、またも近未来を形にしたような様相を呈している。
彼は迷わず部屋への第一歩を踏みしめる。そして扉は再び閉じられた。

――これで「フェイズ1」は完了。続いて「フェイズ2」への移行を始める。

ニアは受付でそうしたように、だが更に入念に注意深く部屋を見渡し始めた。
まず一際目を惹きつけるのは巨大なモニターだ。恐らくこれが施設内部のセキュリティーの胆だろう。
巨大なのはこの研究所内部の全監視カメラが捉えた映像を一度に表示する為か。
次に興味を抱いたのは椅子の数だ。この施設、巨大なだけはあって事務職員も相当の数なのだろう。
その分この部屋の機材が複雑に出来ていると考えるのが妥当。独りで全てを掌握するのは少々難易度が高いか。
だが今から弱音を吐いては為せるものも為せはしまい。ニアはそう結論付け、部屋を見渡す作業を終了した。
「フェイズ2」はまだまだこれからである。

「さて、お偉いさんの席は……ここですか」

ニアはそのままお偉いさん――恐らくはこの部屋の仕事を取り仕切る人間だろう――の席を発見し、迷わずそこに座った。
見ればデスク代わりにコンピュータが置かれている。構図だけならまるで受付で見たそれのままだ。
だがその複雑さは受付の比ではなかった。単純に見た目の所為で有無を言わさずそう感じさせる。
ボタンの数、デスク自体の大きさ、そんな様々な要因が積み重なって難解なイメージを生んでいく。
しかしニアには圧倒される暇もないし、してやるつもりもない。当然の様に電源を入れた。
するとコンピュータはあっという間に立ち上がった。更に間髪入れずに画面が宙に浮かぶ。
あっという間に様々な文字や絵の配列が浮かび上がり、ここに訪れたニアを歓迎していた。

「……予想通り」

その複雑な画面を注視し、機械からの歓迎の宴を堪能したニアは微笑を浮かべた。
何のことは無い。彼はこのコンピュータで機材の大本を起動させる事が出来るということに気づいたのだ。
少なくともモニターの表示は今すぐにでも可能だ。だがタワーの時のように本腰を入れ、時間をかけてコンピュータに手を加えれば
ニアがこの研究所自体を掌握し、セキュリティー専用の装置やエレベーターの起動さえも思うが侭にすることも不可能ではないのである。
勿論そこに至るまでにはいくつかの複雑なプロセスを要するのだが、ニアの前ではそれもただの難易度の高いパズルと化す。
そう、何も問題は無い。コンピュータというものが「人が造り、人が動かすモノ」である限り、ニアの勝利は揺るがない。
「こういった手合いのモノ」は複雑であればあるほど「ショートカット」を用意するのが道理というもの。
複雑な中にある単純な部分をつけばこのパズルは解ける。今の自分がそれを為すのは可能だ。
それに元より、タワーの時の様にこの施設全てのシステムをかっぱらってやろうという魂胆なのだ。
多少複雑でなければやりがいがないし、面白くないとも思う。ニアは自分の気づかぬ内に研究所の複雑怪奇さに惹き込まれていた。
彼は早速、コンピュータの機能を理解する為に手を伸ばす。

「さぁ、これからが楽しみです」


      ◇     ◇     ◇


「……楽しくない」
「なんだと?」

さて、研究所から北へと歩いていたグリーンとリリスだったが、ここに来て我慢の限界だったらしい。
お互い「あの人」の願いを叶えたいのは山々だ。だがやはりというかなんというか、二人の相性が悪かった。

「楽しくないって言ってるの!」
「ふざけるな! 俺だって好きでお前と歩いているわけじゃあないんだ!」
「何よ今更!」
「こちらの台詞だ!」

元々、よほどの「特殊なケース」が無い限りは決して行動を共にする事が無いような二人だ。
本能的に行動するリリス、論理的に行動するグリーン。二人の相性は良いものとは言えない。いや、寧ろ悪い。
リリスの目にはかつての恋人がジェダ以上に、グリーンの目にはかつての恋人が未熟な時代のレッド以上に、憎く、見える。
「あの人」の願いでなければ絶対に断っていた。しかしこんな事で役に立てないのはわかっている。ああ、しかし相手が憎い。
怒りに身を振るわせたリリスがそっぽを向き、それに呆れたグリーンは脱力して空を見上げた。

空が暗い。当たり前だ、夜だから暗い。暗い空など何度も見た。だが、何か怖いとも思えた。
ミルクも砂糖も混ざっていない純粋な珈琲の中に放り込まれ、不安と恐怖を具現化したスプーンにかき混ぜられた様な感覚がグリーンを襲う。
殺し合いの舞台という特殊な状況では仕方が無いのだろうか、我ながら情けないな。と、彼が一人心中で呟いたその時だった。

「リク・ラクラ・ラックライラック」

二人はおぞましい殺意と艶やかな声に気づいた。
グリーンは空を見上げたまま声の主を探し、リリスもまた殺意を感じ取り空を見上げる。
空の闇に浮かぶ影は、目を凝らせば判る。相手は飛んでいる様だ。鳥の様に、飛行機の様に、リリスの様に。

「来たれ、虚空の雷、薙ぎ払え(ケノテートス・アストラプサトー・デ・テメトー)」

声の主が言葉を更に紡ぐ。そこで遂にグリーンとリリスは本能的に察知した。
これは危険だ、逃げるべきだ、主導権をとらなければ、これは敵だ、倒さなければならない!
動きを目で追い万事に備え始める二人だったが、遅い。

「『雷の斧』(ディオス・テュコス)」

突如発生した雷撃は、引き寄せられるように二人へと――


      ◇      ◇      ◇


時間は少々遡る。

あれからエヴァンジェリンは引き寄せられるように、タワーから飛び立った人影を追っていた。
そして彼女は着地地点である研究所近くに到着し、気配を殺して自らの存在を隠匿。
歩き出した二組の参加者に気づかれぬよう、慎重かつ堂々と尾行を開始し――今に至る。

「当たりだな」

そうして暫しの時間を経て、遂にエヴァンジェリンは確信した。
あるるかんの力で追跡の対象に近づくに連れ、全貌が明らかになっていく。
追っていた対象の正体は、まずぶつぶつと何かを呟く少年が一人。
そして何たる偶然か、運命の悪戯か。その少年の隣にはあのリリスがいるではないか!
未だ相手には気づかれてはいない。もしやと思い、わざわざ延々と尾行を続けていたのが幸いしたか。
その代償としてビルの近くにとんぼ返りするという面倒くさい手順となったが、とにかく目的は達成された。
何故リリスが他人と馴れ合っているのかはよくわからないが、どうせ深い理由も無いだろう。
むしろ危険人物と歩いている少年の方が解せない。だが要はまとめて薙ぎ倒せばいいのだから構わないだろう。
ジェダの情報の絞り粕までもじっくり頂いた暁には直々にリリスの命を奪い、少年に私の立ち位置を嫌という程教えてやろう。
エヴァンジェリンは笑みを浮かべ、そのまま表情を変えずに作戦を考え始めた。

まずすぐにでも接触したいところではあるが、少々凝った状況を造らなければならないだろう。
相手はジェダの下僕だ。まずは奇襲で主導権を握らなければ少々無謀だと言わざるを得ない。
正々堂々勝負したのでは返り討ちに遭う危険もある。夜族には夜族なりのもてなしをせねばなるまい。

と、ここまで考えて相手側の状況が変化した事に気付いた。

「楽しくないって言ってるの!」
「ふざけるな! 俺だって好きでお前と歩いているわけじゃあないんだ!」

見れば二人は何か言い争いをしている。ここまで来て都合よく隙を見せるとは、何かの罠だろうか。
しかし思った以上に二人の言い争いは真に迫っている。少なくとも演技ではなさそうだ。
それならば都合がいい。互いが互いに気を取られている間に、私がこの地を戦場へと染め上げてやろうじゃないか。
エヴァンジェリンはあるるかんと共にアスファルトの地を蹴る。微かな砂利の音を残し、彼女は再び空を飛んだ。

「リク・ラクラ・ラックライラック」

狙うはリリス。持ち出したるは雷の力。裁くはユピテルの鉄槌。振るうはゼウスの斧。
敵の丁度真上辺りにに差し掛かったところで、エヴァンジェリンは詠唱を開始した。
その時、喧嘩を終えた二人がほぼ同時に顔を空へと向ける。気づかれたか。
いや、まだか。どうやら完全には意図を悟られてはいないらしい。問題は無い。

「来たれ、虚空の雷、薙ぎ払え(ケノテートス・アストラプサトー・デ・テメトー)」

次のフレーズに入ると同時に急降下を開始。
どうやらこの派手な動きによって完全に二人の視界に入った様だ。
敵はこちらの動きを目で追い始めている。だがそれが反撃の一手と化す事は無いだろう。

「『雷の斧』(ディオス・テュコス)」

そう、破壊は問題無く遂行される。


      ◇      ◇      ◇


「問題無し。素晴らしいですね、この施設は」

ニアは「お偉いさんの席」に座ったまま、くすりと微笑んだ。
視線の先にはモニターがある。ただし以前と違いそのモニターはきちんと仕事をこなしていた。
様々な部屋、廊下などに取り付けられている全ての監視カメラの視線を、一分も違わず表示しているのだ。
狂いなく起動したモニターに満足すると、今度は座席に備え付けられた機材を操作し始める。
キーボードを叩き、複雑な数式を入力。そうしてニアが直々にコンピュータへ命令を与えていく。
そして突如ニアは動作を止め――たっぷり三秒数えて別の機材に手を伸ばした。
掴んだのは電話の受話器のような通信装置だ。ニアは手に取ったそれを口元に当てる。
そのまま空いた手でコンピュータを操作して通信を開始。モニターに表示されているある一室を捉えた監視カメラの画像を注視した。
すると、ニアは自分の目論見通りだということを確認して再び微笑んだ。何があったのか、それはモニターのある一点に目を凝らせば判る。
音声を傍受出来ないので判り辛いが、ある一室に存在する通信装置がニアからの通信を受信したことを知らせる為、光を点滅させたのだ。
光は小さなものだったが、ニアがそれを見逃すことは無い。これで送受信は成功だ。タワーの時の様に電話感覚で通信が出来るだろう。
しかしニアは受話器を置かず、再びコンピュータを操作。そしてまたモニターを注視し始める。
そして通信の成功を確認するとまた別の部屋への通信を開始。確認を完了すると今度はまた別の部屋に。

こうして少々の時間を使い、全ての通信装置への送受信が成功した事を確認した。
だが受話器はまだ置かない。またも片手でコンピュータを操作して命令を加える。
そして、操作はすぐに完了したようだ。キーボードから手を離し、ニアは受話器にボソリと呟いた。

『正義の味方、アクション仮面……』

ニアが引きこもっているこの近未来的な部屋中にステレオタイプの言葉が響く。
いや、部屋中どころではない。ニアの目論見が正しければこの館内中に響き渡っているはずだ。
否。「はず」ではない。成功した。廊下のスピーカーから放たれた自分の声が扉越しに微かに聞こえていた。

「館内放送も問題無し……成功ですね」

これでお偉いさんの席で始めた映像・通信技術のオンライン化は無事終了した。
やってみれば簡単なもので、残念ながら別段弱音を吐きたくなるような難解な作業は存在しなかった。
本格的に全施設の掌握をするとなるとやはり時間はかかるが、館内放送や通信技術、映像の受信に関してはもはやニアの手の中。
別の作業を開始するには良い区切りとなっただろう。心地良い達成感が身を包むのをニアは静かに堪能した。
そして彼はコンピュータに再び視線を戻し、「次です」と微かな声で言った。




――この研究所の名の根源を辿ると、旧約聖書の「創世記」にまで遡る。
かつて人間が世界中で同じ言語を話していた時代。人間が高みを目指し建築していた塔こそがバベルだった。
煉瓦とアスファルトで成されたこの塔の建築作業は順調に進み、人間は歓喜と活気に満ちていた。
だが、それを見た神はこの人間の行いを止める為、人間に違う言語を話させるように変化させた。
その結果人間は混乱し、神の目論見通り塔の建設は頓挫。バベルの塔の計画は脆くも崩れ去る。
同じ言語を失った人間は高みを諦め、大地で別の言語を話しながら今日まで生きることとなったのである。

だが。
この物語の続きが紡がれる日は遂に来た。ニアの力によってバベルの塔の建設が今ここに再開されたのだ。
ニアという人間が現れた事で施設の一部は活気を取り戻し、塔は名をそのままに新たな力に目覚め、しっかりと建っている。
旧約聖書の記述に比べれば些か高さが足りないだろうが、それは何かの意味を成すことは無いだろう。
神を倒すモノに身長など必要無いのだから。だからこそ神ですらない「魔界の冥王」如きには負けはしないし、負けられない。
次こそは成功する。今度こそ人間は自由気ままに高みへ目指し、この大地から開放されるのだ。

人間が殺し合いの舞台から解放され
神々の終焉が始まるまでの残り時間は、後、


【A-7/南部の研究所(B.A.B.E.L本部)内、モニター部屋/1日目/夜中】

【ニア@DEATH NOTE】
[状態]:健康
[装備]:メタちゃん(メタモン)@ポケットモンスターSPECIAL
[道具]:基本支給品、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL、
    眠り火×8@落第忍者乱太郎、魔女の媚薬@H×H、はりぼて首輪
    「使えそうなもの」(詳細不明)をいくつか
[思考]:神を打倒する準備をしないとですね。
第一行動方針:次の作業(詳細不明)に入る。
第二行動方針:グリーン・リリスが首輪を持って帰ってくるのを待つ。
第三行動方針:グリーンから得た「はりぼて首輪」の解析をする。
第四行動方針:メロまたは、ジェダの能力を探る上で有用な人物と接触を図る。
基本行動方針:他の参加者を上手く利用し、殺人ゲームを阻止する。
[備考]
カツオのことを「のび太」という名で誤って認識しています。
グリーン・リリスから一通りの話を聞きだしました。何をどの程度聞いたのかは後の書き手にお任せします。
グリーンから貰った「はりぼて首輪」が本物ではないことは、グリーンから聞いて知っています。
研究所の監視カメラと通信技術を掌握しました。全システムを掌握しようかと画策?


【A-6/ビル辺り/1日目/夜中】

【グリーン@ポケットモンスターSPECIAL】
[状態]:ニアに心酔、中程度の疲労と消耗、体の数箇所に怪我、腹部打撲、
     高町なのはに対する憎悪、リリスに対する苛立ち
[装備]:ナインテールキャッツ
[道具]:支給品一式(食料は無し・リリスのもの)
[思考]:奇襲だと!?
第一行動方針:目の前の状況に出来る限り対処したい。
第二行動方針:ニアのために、首輪と工具を見つけて持ち帰る。
第三行動方針:出会った人間が殺し合いに乗っておらず脱出に役立ちそうなら、ニアの居場所に案内する。
第四行動方針:深夜の12時頃にはちゃんとニアの所に戻る。
第五行動方針:早急にリリスと今後の戦闘方法について話し合いたい。
第六行動方針:ブルー達は……まあ、大丈夫だろう。ニアが許してくれたら探してみようか
基本行動方針:ニアのために何でもする? 対主催、首輪解除方法模索のスタンスは継続
[備考]
魔女の媚薬の効果により、ニアに心酔しています。
眠り火の暗示により、魔女の媚薬を使われた認識は残っていません(少なくとも、表層意識には)。

【リリス@ヴァンパイアセイヴァー】
[状態]:ニアにメロメロ。肩口に掠り傷。右足と左腕にレーザー痕。疲労(中)。精神的疲労(大)。
     喪失と痛みに対する恐怖(?)、グリーンに対する苛立ち
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]:なんか来た!?
第一行動方針:いきなり来た「何か」をどうにかしたい。
第一行動方針:ニアのために、首輪と工具を見つけて持ち帰る。誰かを殺して奪うことも考慮。
第二行動方針:深夜の12時頃までにはニアの所に戻る。
第三行動方針:獲物を狩り、遊びを楽しむ。
第四行動方針:3人抜きしてご褒美でグリーンを治療する?
基本行動方針:ニアのためになんでもする? 「遊び」を楽しむスタンスは継続
[備考]
魔女の媚薬の効果により、ニアに惚れています。
眠り火の暗示により、魔女の媚薬を使われた認識は残っていません(少なくとも、表層意識には)。

【A-6/グリーンとリリスの上空/1日目/夜中】

【エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル@魔法先生ネギま! 】
[状態]:衰弱(中)、魔力(中回復) 「雷の斧(ディオス・デュコス)」発動中
[装備]:フェアリィリング@テイルズオブシンフォニア、あるるかん@からくりサーカス
[道具]:なし
[思考]:まずは一撃ッ!
第一行動方針:リリスを倒し、ジェダの情報を聞き出す。
第二行動方針:ジェダの居場所に至る道を突き止め、露払いをする。
第三行動方針:ジェダを倒そうと挑む者たち(リンクたちならなお良し)の前に立ち塞がり、討たれる。
基本行動方針:ジェダ打倒のために暗躍。ただし仲間は作らない。
最終行動方針:誇り高き悪として、正義の前に散る。
[備考]
ジェダの甘言は無視しています。
あるるかんの構造を把握しました。魔力なしでも充分操れます。
梨花の血を大量に吸いました。雛見沢症候群、及び女王感染者との関連は不明です。
高町なのはの動向を気にしています。



≪221:ゼンマイを、一まき。 時系列順に読む 224:そして僕にできるコト≫
≪221:ゼンマイを、一まき。 投下順に読む 223:侍も飛べば棒に当たる≫
≪217:19:00、B-7にて ニアの登場SSを読む 229:Selection mistake≫
≪217:19:00、B-7にて グリーンの登場SSを読む 229:Selection mistake≫
≪217:19:00、B-7にて リリスの登場SSを読む 229:Selection mistake≫
≪217:19:00、B-7にて エヴァの登場SSを読む 229:Selection mistake≫

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