そして僕にできるコト ◆7KR.e180t.
この殺し合いの中、山小屋に集まった6人の仲間。
一人は別れたきり、帰らぬ人となった。
一人はかけがえのない存在を失い、復讐に走った。
一人は罪を背負い、罪と向き合う為に正義に倒されることを望んだ。
一人は殺し合いの場で心を砕き、悪魔となった。
一人は燃え上がる戦場跡を調べに向かった。
そして一人は――
一人はかけがえのない存在を失い、復讐に走った。
一人は罪を背負い、罪と向き合う為に正義に倒されることを望んだ。
一人は殺し合いの場で心を砕き、悪魔となった。
一人は燃え上がる戦場跡を調べに向かった。
そして一人は――
インデックスは焦燥していた。
山小屋に6人いた時には多少の脆さはあったものの、団結していた心が、今はもう離ればなれ。
あの時はだれも死なずに済むと、ほんのりとだが感じていた。
だれも殺さず、死なず、このゲームから脱出できると、頭の隅では考えていたのかもしれない。
でも現実は厳しく、あの時の仲間はもう、自分のそばにはいない。
山小屋に6人いた時には多少の脆さはあったものの、団結していた心が、今はもう離ればなれ。
あの時はだれも死なずに済むと、ほんのりとだが感じていた。
だれも殺さず、死なず、このゲームから脱出できると、頭の隅では考えていたのかもしれない。
でも現実は厳しく、あの時の仲間はもう、自分のそばにはいない。
不安はあった。
なのはは強い決意で、友達の腕を傷つけた。
その決意を自分達は、悪魔だと罵った。
恐らくそれが原因で、なのはの決意は殺し合いを止めるための殺しをする方に向かってしまった。
なのはは強い決意で、友達の腕を傷つけた。
その決意を自分達は、悪魔だと罵った。
恐らくそれが原因で、なのはの決意は殺し合いを止めるための殺しをする方に向かってしまった。
そしてエヴァ。
魔力を取り戻すために吸血をして、りかを殺したといった。
そしてエヴァは、自分に対してあえて悪い印象を持たせようとしていたように感じる。
まるで、お前たちが倒すべき悪は私だと云わんばかりに。
そしてエヴァは、自分に対してあえて悪い印象を持たせようとしていたように感じる。
まるで、お前たちが倒すべき悪は私だと云わんばかりに。
仲間が敵になる。
正しいと思って行動した結果、裏目に出る。
正しいと思って行動した結果、裏目に出る。
悪い方にいかないように、動いていたはずなのに、気付けば悪い方にばかり向かってる。
過ぎた過去を変えることなんてできないけど、それでも、と考えてしまう。
過ぎた過去を変えることなんてできないけど、それでも、と考えてしまう。
――山小屋でなのはとまさるを先に行かせずに、全員で動いていたら。
――神社でヴィータを足をつぶしてでも止めていれば。
――神社でヴィータを足をつぶしてでも止めていれば。
仲間を気遣って分散したチームが、戻らない。
改めて理解してしまう。ここは殺し合いの場で、何が起こるかわからない場所なんだと。
少し離れた間にも、心変わりが起こってしまいうる世界なんだと。
「ニケがもどっているといいんだけど……」
ニケと再開できたら、なるべく離れないようにしないと。
分散による悲劇を身をもって知った少女は、同じ轍を踏まないことを誓う。
改めて理解してしまう。ここは殺し合いの場で、何が起こるかわからない場所なんだと。
少し離れた間にも、心変わりが起こってしまいうる世界なんだと。
「ニケがもどっているといいんだけど……」
ニケと再開できたら、なるべく離れないようにしないと。
分散による悲劇を身をもって知った少女は、同じ轍を踏まないことを誓う。
そしてようやく神社の入口に辿り着いたインデックスは
神社の鳥居をくぐる緑色の服を着た少年を見つけた。
神社の鳥居をくぐる緑色の服を着た少年を見つけた。
「リンク!」
名前を呼ばれてこちらを振り返る少年。
それは確かに神社で別れた少年だった。
それは確かに神社で別れた少年だった。
「インデックス!」
もう少し神社に着くのが遅ければすれ違いになったかもしれない。
少し目を離したすきに誰かがいなくなってしまう世界。
そんな世界で再び仲間に会えたことは、安堵するべきなのだろう。
彼が一人なのは知っている。りかはエヴァが殺したのだから。
少し目を離したすきに誰かがいなくなってしまう世界。
そんな世界で再び仲間に会えたことは、安堵するべきなのだろう。
彼が一人なのは知っている。りかはエヴァが殺したのだから。
「どうしてここに?」
彼の様子から、何をしにどこに行こうとしているか大体想像がつく。
「……ニケとメロがまだ戻らないんだ。だから、何が起こっているのか確認しに行こうと思って…」
確定。
学校でなにかあったのだろう。
学校でなにかあったのだろう。
「…インデックスのほうは、どうしたの?ヴィータは?」
その質問に息が詰まる。
そう聞かれるのも当然だ。同行していたヴィータがいないのだから。
仲間として、話さないわけにはいかないだろう。
そう聞かれるのも当然だ。同行していたヴィータがいないのだから。
仲間として、話さないわけにはいかないだろう。
「実は―――」
* *
ヴィータの復讐、エヴァとの決別。
ヴィータは出て行った時からそういう雰囲気はあったし、
エヴァとは僕もあった。だからその情報を聞いてもあまり驚かなかった。
ヴィータは出て行った時からそういう雰囲気はあったし、
エヴァとは僕もあった。だからその情報を聞いてもあまり驚かなかった。
梨花ちゃんを殺して、リリスを追う為にタワーに向かったエヴァ。
たぶんリリスと戦おうとしてるのは、ジェダの情報を手に入れるためなんだろう。
ボスを倒すのに、情報は必要だ。
ボスだけじゃない。見たことのない敵に何の情報もなしに向かうのは、結構危険が伴う。
ハイラルやタルミナで、危ない奴らを相手にしてきたからよくわかる。
ナビィやチャットがいなかったら、あいつらを倒すのにもっと苦労しただろう。
もしかしたら倒せなかったかも知れない。
この世界に来てからもそういう相手と戦った。
特に一休に関しては、いまだにどうやったら倒せるのかって見当もつかない。
それに、この世界からの脱出の方法も探さなくちゃいけない。
そういう情報も、リリスなら知ってる可能性は高い。
でも、リリスはきっと手ごわい。エヴァ一人で大丈夫だろうか。
たぶんリリスと戦おうとしてるのは、ジェダの情報を手に入れるためなんだろう。
ボスを倒すのに、情報は必要だ。
ボスだけじゃない。見たことのない敵に何の情報もなしに向かうのは、結構危険が伴う。
ハイラルやタルミナで、危ない奴らを相手にしてきたからよくわかる。
ナビィやチャットがいなかったら、あいつらを倒すのにもっと苦労しただろう。
もしかしたら倒せなかったかも知れない。
この世界に来てからもそういう相手と戦った。
特に一休に関しては、いまだにどうやったら倒せるのかって見当もつかない。
それに、この世界からの脱出の方法も探さなくちゃいけない。
そういう情報も、リリスなら知ってる可能性は高い。
でも、リリスはきっと手ごわい。エヴァ一人で大丈夫だろうか。
――って、ちょっと待て、なんで僕はエヴァの心配をしてるんだ?
エヴァは梨花ちゃんを殺した敵なのに。
面と向かった時は梨花ちゃんの仇だって思ってたのに。
守れなかった僕自身に怒りを感じても、エヴァに対して憎しみを感じてない自分に少し驚いた。
どうしてなんだろう。ジェダにのことはこんなに憎いのに…
エヴァは梨花ちゃんを殺した敵なのに。
面と向かった時は梨花ちゃんの仇だって思ってたのに。
守れなかった僕自身に怒りを感じても、エヴァに対して憎しみを感じてない自分に少し驚いた。
どうしてなんだろう。ジェダにのことはこんなに憎いのに…
学校で別れた高町なのはに対してもそうだ。
あの子に対しても、怒りや憎しみって感情がわいてこなかった。
仲間が殺されたのに、僕はあの子を怒る気になれなかった。
それになんだか、奇妙な違和感を感じていたような気がする。
あの子に対しても、怒りや憎しみって感情がわいてこなかった。
仲間が殺されたのに、僕はあの子を怒る気になれなかった。
それになんだか、奇妙な違和感を感じていたような気がする。
「―――リンク、リンク!」
考え事をしていたからか、インデックスの話を聞き流してた。
「……え?あ、ごめん、インデックス。なんだっけ?」
「……やっぱり聞いてなかったんだね。リンクも剣使うなら、この剣つかわないかっていったんだけど」
「……やっぱり聞いてなかったんだね。リンクも剣使うなら、この剣つかわないかっていったんだけど」
そういった彼女が手に持っているものを見る。
「これ、僕の剣じゃないか!」
「ふえ!?そうなの?」
「ふえ!?そうなの?」
インデックスから剣を受け取る。間違いない、コキリの剣だ。
「うん、僕の剣だ。ここに来るまで、ずっと一緒だった剣だ。」
「……そっか。それじゃあそれはリンクがつかったほうがいいね。」
「……そっか。それじゃあそれはリンクがつかったほうがいいね。」
数回振って感触を確かめる。
1日しか離れてないのに、ずいぶん懐かしく感じる。
コキリの森を旅立ってからずっと感じていた感触だ。忘れるはずがない。
この剣と一緒にハイラルを旅していたんだ。もっとも、7年後に行ったときは使ってなかったけど…
7年後に行ったときは、マスターソードが僕の剣だった。
それでサウルに言われて、5つの神殿に賢者を目覚めさせに行ったんだ。
1日しか離れてないのに、ずいぶん懐かしく感じる。
コキリの森を旅立ってからずっと感じていた感触だ。忘れるはずがない。
この剣と一緒にハイラルを旅していたんだ。もっとも、7年後に行ったときは使ってなかったけど…
7年後に行ったときは、マスターソードが僕の剣だった。
それでサウルに言われて、5つの神殿に賢者を目覚めさせに行ったんだ。
最初はコキリの森の近くにある、森の神殿にいって、サリアを目覚めさせた。
次に炎の賢者を目覚めさせるためにデスマウンテンに向かって――
次に炎の賢者を目覚めさせるためにデスマウンテンに向かって――
――ああ、そうか。
僕が二人を怒れなかったのは、僕が同じことをしたことがあるからだ。
デスマウンテンで多くの人たちを助ける為に、僕は友達を殺したんだ。
デスマウンテンで多くの人たちを助ける為に、僕は友達を殺したんだ。
『あいつ』はデスマウンテンで暴れていた。
ガノンドロフに操られていただけで、本当はそんなことしたくなかったはずなのに。
でもそのせいで山に住んでいたゴロン族が何人も殺された。
そのまま放っておいたら山が大噴火を起こして、もっと被害がでていた。
僕はそれ以上の犠牲が出ないように、『あいつ』を殺した。
他の誰かが殺されないように、
これ以上の犠牲が出ないように、
『あいつ』を、殺した。
ハイラルの平和を守るためだって理由があった。
その理由の為に僕は友達を殺したんだ。
ガノンドロフに操られていただけで、本当はそんなことしたくなかったはずなのに。
でもそのせいで山に住んでいたゴロン族が何人も殺された。
そのまま放っておいたら山が大噴火を起こして、もっと被害がでていた。
僕はそれ以上の犠牲が出ないように、『あいつ』を殺した。
他の誰かが殺されないように、
これ以上の犠牲が出ないように、
『あいつ』を、殺した。
ハイラルの平和を守るためだって理由があった。
その理由の為に僕は友達を殺したんだ。
なのはちゃんだって同じだ。
あの子も、小狼を助けるために哀ちゃんを殺した。
一人の命を助けるために、一人の命を絶ったんだ。
やりたかったわけじゃない、その方法しかないから殺したんだ。
そのことにあの子が心を痛めなかったはずがない。
あの子に感じた違和感はきっと、そのせいだ。
冷静な表情だったけど、そこに躊躇いがあったんだ。
あの子は冷静だった。冷静に、哀ちゃんを殺した。
それが小狼を救う手段だったから。
あの子も、小狼を助けるために哀ちゃんを殺した。
一人の命を助けるために、一人の命を絶ったんだ。
やりたかったわけじゃない、その方法しかないから殺したんだ。
そのことにあの子が心を痛めなかったはずがない。
あの子に感じた違和感はきっと、そのせいだ。
冷静な表情だったけど、そこに躊躇いがあったんだ。
あの子は冷静だった。冷静に、哀ちゃんを殺した。
それが小狼を救う手段だったから。
いつだって戦いに犠牲はでる。
僕も他の犠牲を出さないために、命を絶ってきた。
それが危険な存在だからって、死んだ人のなれの果てをもう一度殺したりもした。
梨花ちゃんはあの子を悪魔だって言ってた。
あの子が悪魔だっていうなら、僕だって悪魔だ。
僕も他の犠牲を出さないために、命を絶ってきた。
それが危険な存在だからって、死んだ人のなれの果てをもう一度殺したりもした。
梨花ちゃんはあの子を悪魔だって言ってた。
あの子が悪魔だっていうなら、僕だって悪魔だ。
エヴァもそうだ。
エヴァは梨花ちゃんを殺したとき、それが当然だって言ってた。
でも、彼女だって梨花ちゃんを殺したくて殺したわけじゃない、と思う。思いたい。
梨花ちゃんが殺されたことに怒った僕への挑発だったんだろう。
僕が殺されなかったのが一つの証拠だ。
吸血鬼だったから、ボロボロだった身体を治すために梨花ちゃんの血を吸ったんだ。
それで、そのことで怒った僕と向き合うため、弁解もせずに、自分が悪だと言ったんだ。
そしてタワーに向かった。リリスを倒すために。情報を得るために。
それはたぶん、梨花ちゃんを殺した罪滅ぼしの為。
エヴァは梨花ちゃんを殺したとき、それが当然だって言ってた。
でも、彼女だって梨花ちゃんを殺したくて殺したわけじゃない、と思う。思いたい。
梨花ちゃんが殺されたことに怒った僕への挑発だったんだろう。
僕が殺されなかったのが一つの証拠だ。
吸血鬼だったから、ボロボロだった身体を治すために梨花ちゃんの血を吸ったんだ。
それで、そのことで怒った僕と向き合うため、弁解もせずに、自分が悪だと言ったんだ。
そしてタワーに向かった。リリスを倒すために。情報を得るために。
それはたぶん、梨花ちゃんを殺した罪滅ぼしの為。
本当の敵が誰なのか、忘れてはいけない。
目の前の悪が、本当に悪なのか見極めないといけない。
エヴァとも、ちゃんと話合わないと。エヴァを悪と決めるのはそれからだ。
目の前の悪が、本当に悪なのか見極めないといけない。
エヴァとも、ちゃんと話合わないと。エヴァを悪と決めるのはそれからだ。
死んだ人間のために、生きている人ができることは、その想いを受け継ぐことだ。
誰かがその想いを受け継いでいてくれたら、たった一人でも想っていてくれるなら、その人は消えない。
その人の心は、想いを受け継いだ人の心へと、つながっていく。
誰かがその想いを受け継いでいてくれたら、たった一人でも想っていてくれるなら、その人は消えない。
その人の心は、想いを受け継いだ人の心へと、つながっていく。
スノーヘッドの魔物を倒せず、里の仲間のことを想って死んだダルマーニの意思を聞いた。
大切な人のタマゴを取り返すために戦ったミカウの心を受け継いだ。
僕はいろんな人の想いを背負って戦ってきた。
梨花ちゃんの願いはなんだ?
皆でこの狂ったゲームから脱出することだ。
そのために、僕は殺し合いに乗ったヴィータを止める。止めないといけない。
「インデックス!」
「うえ!?な、なにかな?」
「ヴィータに刺された場所はA-4だったんだよね?」
「そ、そうなんだよ」
「だったらたぶんだけど、ヴィータはA-3の建物にいると思う。
僕はすぐにそこに行って、ヴィータに会ってくる。」
大切な人のタマゴを取り返すために戦ったミカウの心を受け継いだ。
僕はいろんな人の想いを背負って戦ってきた。
梨花ちゃんの願いはなんだ?
皆でこの狂ったゲームから脱出することだ。
そのために、僕は殺し合いに乗ったヴィータを止める。止めないといけない。
「インデックス!」
「うえ!?な、なにかな?」
「ヴィータに刺された場所はA-4だったんだよね?」
「そ、そうなんだよ」
「だったらたぶんだけど、ヴィータはA-3の建物にいると思う。
僕はすぐにそこに行って、ヴィータに会ってくる。」
殺し合いをするのだから、人の集まる場所に行くんだろう。
だとしたら、そこから近いA-3の施設にいく可能性が高い。
今から行ってもそこにいるかもしれない人たちを助けるのは間に合わない。
それに、殺し終わった後ヴィータが他の場所に向かうかもしれない。
だけど、あの子は戦い慣れてる感じだ。それなら、夜の危険性はわかってるだろう。
そのままその施設で夜を明かす可能性は高い。
だとしたら、そこから近いA-3の施設にいく可能性が高い。
今から行ってもそこにいるかもしれない人たちを助けるのは間に合わない。
それに、殺し終わった後ヴィータが他の場所に向かうかもしれない。
だけど、あの子は戦い慣れてる感じだ。それなら、夜の危険性はわかってるだろう。
そのままその施設で夜を明かす可能性は高い。
「リンクは、ヴィータをどうするの?」
「話がしたい。あの子とちゃんと。」
「話がしたい。あの子とちゃんと。」
きちんと向かいあって、話をする。
はやてって子が、どんな子なのかわからない。
でも彼女のことが本当に大切なら、彼女の本当の意志を継ぐべきだ。
彼女の意思をみずに、闇にとらわれてしまったらいけない。
はやてって子が、どんな子なのかわからない。
でも彼女のことが本当に大切なら、彼女の本当の意志を継ぐべきだ。
彼女の意思をみずに、闇にとらわれてしまったらいけない。
それで止まってくれないなら、殺すしかない。
誰も殺さずにこの世界を脱出するなんて、甘い考えは捨てなくちゃいけない。なのはちゃんのように。
その甘さが、他の誰かを殺してしまうことになるのなら。
それなら、僕はオニになろう。鬼神の仮面を、もう一度かぶろう。
誰も殺さずにこの世界を脱出するなんて、甘い考えは捨てなくちゃいけない。なのはちゃんのように。
その甘さが、他の誰かを殺してしまうことになるのなら。
それなら、僕はオニになろう。鬼神の仮面を、もう一度かぶろう。
「インデックスは学校に向かって、ニケ達と合流するんだ。」
「そんな……私だってヴィータが心配なんだよ!」
「そんな……私だってヴィータが心配なんだよ!」
学校に一休がいる可能性は高い。
変な幻術を使う相手だし、体が動かなくなる変な薬も持っている。
おまけに斜院征伐とかいう奥の手まである。
油断をしていたとはいえ、小狼と二人がかりで負けた。
相手のことをある程度把握している自分でも、勝てるかどうかわからない。
変な幻術を使う相手だし、体が動かなくなる変な薬も持っている。
おまけに斜院征伐とかいう奥の手まである。
油断をしていたとはいえ、小狼と二人がかりで負けた。
相手のことをある程度把握している自分でも、勝てるかどうかわからない。
だけどあいつは僕たちの命を奪うことはしなかった。
シークの時みたいに、なにか事情があったとも考えられる。
深くは考えたくないし、個人的にはコテンパンにしてやりたいけど……
仮に殺し合いに乗っていないなら、僕がまた一休に会うことでひと悶着が起こってしまう。
シークの時みたいに、なにか事情があったとも考えられる。
深くは考えたくないし、個人的にはコテンパンにしてやりたいけど……
仮に殺し合いに乗っていないなら、僕がまた一休に会うことでひと悶着が起こってしまう。
「だめだ。君までここから離れたら、誰がニケ達に僕たちの行動を知らせるんだ?」
「連絡!メモを貼っておくんだよ!」
「連絡!メモを貼っておくんだよ!」
そういうとインデックスはランドセルからメモと鉛筆を取り出し、何かを書きだした。
そして書き終わると少し葛藤した後、身体に張っていた葉っぱを取り、赤い柱に貼り付けた。
「これで、大丈夫なんだよ」
そして書き終わると少し葛藤した後、身体に張っていた葉っぱを取り、赤い柱に貼り付けた。
「これで、大丈夫なんだよ」
そういった彼女の身体の片方には小さな突起が……
「……わかった。それじゃあ、いこう」
見ていない。僕は見ていない。
顔が赤くなったりしてないよな?いや!してない!僕は何も見ていないから!
顔が赤くなったりしてないよな?いや!してない!僕は何も見ていないから!
「いそぐんだよ」
って、なんでインデックスが先に行ってるんだ!?
僕はあわてて駆けだす。
あたりは本格的に暗くなってきた。
あたりは本格的に暗くなってきた。
【B-5/道路/1日目/夜中】
【リンク(子供)@ゼルダの伝説 時のオカリナ】
[状態]:左太腿、右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲
[装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説
[道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1)、クロウカード『希望』@CCさくら、歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録
時限爆弾@ぱにぽに、じゃんけん札@サザエさん、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、
ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、祭具殿にあった武器1~3つ程、祭具殿の鍵
[服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。
[思考]:見てない、僕は何も見ていない!
第一行動方針:工場に向かい、ヴィータを説得する(無理なら…?)
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第三行動方針:なのはやエヴァを探す
第四行動方針:もし桜を見つけたら保護する。ニケたちに会ったらエヴァの伝言を伝える。
第五行動方針:祭具殿には出来ればもう入りたくない。
基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。
参戦時期:エンディング後
[備考]:リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは次以降の書き手さんに任せます(少なくとも剣ではないと思われます)。
リンクは祭具殿の内部を詳しく調べていません。
夜明けまではヴィータが工場にいると思ってます。
[状態]:左太腿、右掌に裂傷(治療済み)、左肩に打撲
[装備]:勇者の拳@魔法陣グルグル、コキリの剣@ゼルダの伝説
[道具]:基本支給品一式×5(食料一人分-1)、クロウカード『希望』@CCさくら、歩く教会の十字架@とある魔術の禁書目録
時限爆弾@ぱにぽに、じゃんけん札@サザエさん、エスパー錠とその鍵@絶対可憐チルドレン、
ふじおか@みなみけ(なんか汚れた)、5MeO-DIPT(24mg)、祭具殿にあった武器1~3つ程、祭具殿の鍵
[服装]:中世ファンタジーな布の服など。傷口に包帯。
[思考]:見てない、僕は何も見ていない!
第一行動方針:工場に向かい、ヴィータを説得する(無理なら…?)
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第三行動方針:なのはやエヴァを探す
第四行動方針:もし桜を見つけたら保護する。ニケたちに会ったらエヴァの伝言を伝える。
第五行動方針:祭具殿には出来ればもう入りたくない。
基本行動方針:ゲームを壊す。その後、できることなら梨花の世界へと赴き、梨花の知り合い達に謝罪したい。
参戦時期:エンディング後
[備考]:リンクが所持している祭具殿にあった他の武器が何なのかは次以降の書き手さんに任せます(少なくとも剣ではないと思われます)。
リンクは祭具殿の内部を詳しく調べていません。
夜明けまではヴィータが工場にいると思ってます。
【インデックス@とある魔術の禁書目録】
[状態]:軽度の貧血、背中に大きな裂傷跡と火傷
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ、
葉っぱの下着(片方)、鉄性の斧(リンクからもらった)
[道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、
[思考]:ヴィータをなんとかしないと!
第一行動方針:リンクについていき、ヴィータを止める(仲間の分散は危険と判断)
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第二行動方針:アリサを探す。紫穂のことも気がかり。
第三行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
第四行動方針:状況を打破するため情報を集める。
第五行動方針:普通の下着、てか服がほしいかも。
基本:誰にも死んで欲しくない。この空間から脱出する。
[備考]:拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
エヴァを完全に敵とみなしているわけではないが不信感あり。
※斧はアニメで圭一が使っていたものをイメージしています。
[状態]:軽度の貧血、背中に大きな裂傷跡と火傷
[装備]:水の羽衣(背部が横に大きく裂けている)@ドラゴンクエストⅤ、
葉っぱの下着(片方)、鉄性の斧(リンクからもらった)
[道具]:支給品一式(食料-1日分、時計破損)、 ビュティの首輪、
[思考]:ヴィータをなんとかしないと!
第一行動方針:リンクについていき、ヴィータを止める(仲間の分散は危険と判断)
第二行動方針:ニケ達と合流する。
第二行動方針:アリサを探す。紫穂のことも気がかり。
第三行動方針:落ち着いたら、明るい所でじっくりビュティの首輪を調べたい。
第四行動方針:状況を打破するため情報を集める。
第五行動方針:普通の下着、てか服がほしいかも。
基本:誰にも死んで欲しくない。この空間から脱出する。
[備考]:拾った双葉の型紐が切れたランドセルに荷物まとめて入れています。
インデックス自身のランドセルは壊れているので内容物の質量と大きさを無視できません。
エヴァを完全に敵とみなしているわけではないが不信感あり。
※斧はアニメで圭一が使っていたものをイメージしています。
[備考]C-4の鳥居にニケ達にあてたメモが張られました。内容は次の書き手さんに任せます。
≪222:Ragnarok Online | 時系列順に読む | 225:リドル・パーティ≫ |
≪223:侍も飛べば棒に当たる | 投下順に読む | 225:リドル・パーティ≫ |
≪202:彼女の意思を継いで僕は…… | リンクの登場SSを読む | 236:みかけハこハゐがとんだいゝ人だ≫ |
≪208:山頂を見上げて | インデックスの登場SSを読む | 236:みかけハこハゐがとんだいゝ人だ≫ |