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ASTRO BOY 鉄腕アトム 10万光年の来訪者・IGZA (2005年のアニメ映画)

最終更新：2024年09月15日 23:16

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概要

『ASTRO BOY 鉄腕アトム 10万光年の来訪者・IGZA』は、手塚治虫による漫画『鉄腕アトム』シリーズを原作とした2005年のアニメ映画で、2003年に同シリーズを映画化した作品の続編として制作され、同じアニメーションスタイルと制作手法が採用されています。この映画は、手塚プロダクションとさらい株式会社が制作し、竹内弘夫が監督を務めました。

この映画に関する情報が掲載されていた、現在は閉鎖されているさらいのウェブサイトによると、この映画の長さは約40分で、明治がスポンサーだったとされている。
この映画は、IMAXスクリーン用に制作された日本初の完全アニメーション劇場映画であり、2005年5月頃に公開された。この映画は2005年の上映以外では一般に公開されておらず、ホームビデオのリリースも知られておらず、他のイベントで上映されたかどうかも不明である。

The Lost Media Wikiのコメント欄から見ると、2005年11月1日から2006年3月31日まで各地の科学館で放映されていた形跡が見られ、53分ほどのディレクターズカット版も存在するとの情報もある。

あらすじ

物語は、土星の衛星タイタンへ旅するアトムとその友人たちを追う。月の海の下でイグザという名の古代の機械生命体が彼らを待っていた。手塚治虫のウェブサイトから引用:

大型映像の上映施設向けに制作された、「ＡＳＴＲＯＢＯＹ　鉄腕アトム」特別編。日本初のフルアニメーション大型映像。
アトムたちを乗せ、土星の衛星タイタンに向かう惑星間宇宙船ガリレオII世号。しかし、タイタンに到着したアトムたちを待っていたのは、何者かからの攻撃。
そこに現れたのは、人間達を滅ぼそうとする機械生命体「イグザ」であった。大宇宙を舞台に、アトムとイグザの戦いが始まる…。

現在は閉鎖されているさらいのウェブサイトにもあらすじが掲載されている。

Story
「人間とロボットが友達でいられる世界を…」
夢をかなえるために、アトムは最強の難敵に挑む

アトム達を乗せた宇宙船ガリレオII世号。行き先は土星の衛星タイタン。地球と同じ、厚い大気に包まれた星。「生き物がいるかもしれないぞ！」子供たちは心をときめかす。ところが、タイタンへ到着したアトム達を迎えたのは何者かからの攻撃だった。そしてタイタンの海面下には謎の巨大建造物の影が…。そこに居たのは200万年もの間、進化するロボットの到着を待ち続けていた機械生命体、イグザだった。
遠い星で、人間を滅ぼしたイグザ。しかし、その身体はウイルスに侵されていた。それを治すには、アトムの体が必要だったのだ。アトムを取り入れ、地球の人間達を滅ぼそうとするイグザ。イグザの目的は、機械生命体であるロボットだけの世界を作ることだった。
イグザに必死に抵抗し、人間を守ろうとするアトム。お茶の水博士はじめ、美しい少女ユナ、ウラン、子供達がアトムを応援する。大宇宙の中で友情と冒険の物語が始まる！