『刺してもなかなか死なない棒』は、1995年に発売された3Dアニメ制作用PCソフト「3Dムービーメーカー」と「ドラえもんキャラクターkit」を使用し制作された通称「蒼い悪魔」と呼ばれるグロテスクな映像作品群のひとつ。
正式タイトルは『ドラえもん 秘密道具「刺してもなかなか死なない棒」』で、2008年04月12日にニコニコ動画にて公開。作者は「ポリエステル」。
概要
2008年よりニコニコ動画、およびYoutubeでは通称「蒼い悪魔」と呼ばれる作品群が人気を博していた。これらは3Dムービーメーカーを用い、ドラえもん・のび太・スネ夫らのおなじみのキャラクターが殴られる、銃で撃たれる、車に轢かれるなどして時に画面いっぱいが赤い血で塗れるという、グロテスク・ナンセンス極まりない内容であったが、ドラえもんのネームバリューと残酷さのギャップがかえって子供にハマり、一時は「ドラえもんのび太のバイオハザード」と並んで人気を博した。
そんな蒼い悪魔シリーズの中でも「刺してもなかなか死なない棒」は群を抜いてグロテスクで有名だった。
ストーリー
作者のポリエステル(通称「ポリエステル監督」)は蒼い悪魔シリーズの作者の中でもストーリー性やギャグ要素は薄めであり、ひたすらグロテスク・ナンセンスを追求する作風で一際過激な動画内容で人気を博し、その中でも到達点と言える作品。
ストーリーが希薄なので記憶は薄いが、「なかなか死なない棒」というタイトル通り、通常なら銃で撃たれたり轢かれたキャラクターは動かなくなったり、消滅してストーリーから退場することになるが、本作ではどんなに傷を負っても死なずに動き続けるという特徴があった。
象徴的なシーンでは「キャンピングカプセル」を頭に突き刺され、頭部がそのまま「キャンピングカプセル」のピンクのカプセル部分になってしまうが、それでもなおキャラクターは動き続け、相手を攻撃し、反撃を受けて更に出血した。
血は無限に湧き続けるように流出し、ありとあらゆる方法で出血が続いた結果、最終的にのび太の自宅周辺は一面が血の海になってしまう。
発見状況
何度かYoutubeに再アップされたようだが、2011年ごろを最後に途切れている。また当時のURLをインターネットアーカイブに入力すると時折見れる動画もあるが、本作は視聴不能。他の「蒼い悪魔」作品は転載が生き残っている物もあるが、本作はグロテスクすぎる故に削除が相次いで失伝している。
感想はいくつか残されており「一番グロくてきつかった。(検索してはいけない言葉の)危険度6」などと評されている。