概要
80年代から90年代にかけて、「明星」「近代映画」など芸能雑誌に必ずと言っていいほど載っていた若プロダクションの広告に、所属タレント「山本真介」氏のデビュー曲として10年以上掲載されていた8センチCDのジャケットの表題曲。
副題は「宇宙船地球号より」、B面には「period 終止符」という曲が収録されているらしい。
副題は「宇宙船地球号より」、B面には「period 終止符」という曲が収録されているらしい。
しかしインターネット上で現物が確認されたことはなく、ジャケットは知っているのに誰も聞いたことがない幻の曲として2000年頃から度々話題になっていた。
品番のNCDSはキングレコードの自主制作盤を表す番号であり、キングレコードから発売といってもインディーズで小規模に流通したものと思われる。
品番のNCDSはキングレコードの自主制作盤を表す番号であり、キングレコードから発売といってもインディーズで小規模に流通したものと思われる。
JASRACで検索をかけると作品コード「004-5483-4」ISWC「T-101.027.754-8」作詞「武市哲夫」作曲「桂木冬子」で登録されているのが確認できるので、実際に存在していたことは確実である。
山本真介氏は高知県出身の人物で、母校の高校の昼の校内放送で先輩が歌う楽曲として頻繁にこの曲が流れていた、高知県のローカルラジオに出演していた、90年代に高知県の劇団で活動していた舞台俳優などの目撃情報がある。
メディアギャラリー



発見
2026年8月12日にTHEつぶろで紹介されたのをきっかけに、FM高知のラジオ番組「村岡マサヒロ 真夜中のネタ帳」8月29日放送の第100回にて、高知県に縁のある人物ということで本作の捜索に関するメールが取り上げられる。
パーソナリティの漫画家・村岡マサヒロ氏が地元の新聞記者、地元ラジオ局、地元劇団関係者などに調査したところ、作曲の桂木冬子氏は宮史郎や金田たつえ、うえち雄大など演歌歌手に多数の楽曲提供をしていた高知県在住の作曲家、橋田充哲氏が演歌以外を作曲する時の別名義だったことが判明。
橋田氏の知人の劇団関係者が連絡をとった結果、既に亡くなっていたことが明らかになるも橋田夫人に自宅を探してもらえることになり、遂にアクエリアスの戦士たちの8センチCDとカセットテープが発見された。
この顛末の報告が「真夜中のネタ帳」9月26日放送の104回で行われ、とうとう幻の楽曲のベールが剥がされることとなった。
なお、流れた音源はカセットテープ版で実際に広告に掲載されていた8センチCD版は中身を紛失しており、カセットはデモ版でアレンジや歌唱が全く違う可能性は否定できない。
ちなみに橋田充哲氏につながる有力情報のカギとなったのは、まさかの村岡マサヒロ氏の妹の旦那である。
歌詞
さあ船出だ 俺たちの船出だ
吹き来る風 マスト倒すとも
怯むものか 未来はただ1つ
世の人に知識の 扉を開け
永遠の 煩倦?
その芽を断つため
眉上げて風に 歌う我ら
シュルルン シュルルン
風の唸り
ドドドン バサラ
飛び散る飛沫
離すな 帆綱を 体に縛れ
握れよ 舵輪を
足踏ん張って
ミッド デイブ マイナム カメラで?
(文字起こしAIより 何かの英文な気がするが全く聞き取れない)
人は生まれ 人は死にゆくもの
たまゆらの命 慈すもの
過す時 今在り来たり時
嘆きの時 喜び 笑う時
別れの時 巡り会う時
命ある時よ 讃えあって
外部リンク
真夜中のネタ帳で紹介された高知新聞の橋田充哲氏の記事
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/792873
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/792873