概要
『力と女の世の中』(ちからとおんなのよのなか)は、1933年に公開された日本のアニメ映画。日本初のトーキーアニメ映画である。3巻、617m、白黒。アメリカで1927年に初の長編トーキー映画が制作されたことを受け、トーキーの導入に熱心であった松竹蒲田撮影所所長の城戸四郎が制作し、昭和8年4月13日に公開された『蛙三勇士』(大藤信郎監督)に続いて4月15日に公開され、「日本のトーキー動画映画第二弾」となった。この作品は経済的に成功を収めたが、続く『仇討からす』、『ギャングと踊り子』を制作して、経済的な理由により動画の短編の一本立て公開は無理との理由で、劇映画の添え物としてしか上映されなかったためその後他には制作されなかった。
フィルムは紛失したと見られており、一部シーンのスクリーンショットが現存するのみである。
フィルムは紛失したと見られており、一部シーンのスクリーンショットが現存するのみである。
あらすじ
主人公はサラリーマンで、4人の子供の父親である。彼の妻は身長180cm、体重120kgの立派な体格の持ち主。恐妻家の彼は会社のタイピストと浮気をするが、寝言から妻にばれてしまう。妻はその証拠を掴もうと、夫の会社へ向かうが・・・。
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