概要
『庭先案内』『おさんぽ大王』などで知られる漫画家、須藤真澄の初期の代表作を蜂須賀健太郎監督で映画化。デビュー40年に及ぶ作者のキャリアの中で唯一の映像化作品でもある。
脚本は文芸評論家としても知られる切通理作で、出演は藤垣絵美・ミッキー・カーチス・稲吉貴子他。
製作はイリュージョン・ピクチャーズ。上映時間66分。
脚本は文芸評論家としても知られる切通理作で、出演は藤垣絵美・ミッキー・カーチス・稲吉貴子他。
製作はイリュージョン・ピクチャーズ。上映時間66分。
1998年12月19日から中野武蔵野ホールで2週間公開されたきり、再上映もソフト化もされておらず事実上の封印状態となっている。
公開当時インターネットで配信された予告編がニコニコ動画にアップロードされていたが、2021年頃に削除(*1)。
2024年現在、ポスターと2枚のスチール写真のみ確認できる。
公開当時インターネットで配信された予告編がニコニコ動画にアップロードされていたが、2021年頃に削除(*1)。
2024年現在、ポスターと2枚のスチール写真のみ確認できる。
蜂須賀健太郎のWikipediaでは、福岡アジア映画祭のコンペティション部門にノミネートしていたという情報がある。
ストーリー
主人公の杢子(もっこ)は幻想的な「水の中の世界」で老人の姿をした“金魚”と出会うが、老人は「この世界へ来るには早すぎる」ともっこを突き放す。母の呼ぶ声で目を覚ますと、いつもの「日常の世界」だった。
10年後、中学生になった杢子はイラストレーターの叔母・しずかのアパートで絵のモデルをしていた。ある日杢子が帰宅すると、長年飼っていた金魚が死んだことを母から告げられる。悲しみをこらえ、しずかと一緒に金魚の死体を持って水族館に来た杢子は、水槽の向こう側の「水の中の世界」へ引き込まれ、夢で会った “金魚”と再会する……
10年後、中学生になった杢子はイラストレーターの叔母・しずかのアパートで絵のモデルをしていた。ある日杢子が帰宅すると、長年飼っていた金魚が死んだことを母から告げられる。悲しみをこらえ、しずかと一緒に金魚の死体を持って水族館に来た杢子は、水槽の向こう側の「水の中の世界」へ引き込まれ、夢で会った “金魚”と再会する……
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