『健太の食探検 ハム太郎といっしょ! 』は、2003年2月に放送された日本のTVドラマ。
概要
アニメ「とっとこハム太郎」と農林水産省がコラボした30分の単発ドラマで、「食について考え、実践すること」=食育の大切さがテーマになっている。実写作品だがハム太郎のみアニメーションで表現。ハム太郎が妖精のように描かれるなどオリジナル色が強く(*1)、ロコちゃん等他の「ハム太郎」キャラクターは登場しない。
テレビ東京系列の6局とBSジャパン・広島ホームテレビでは2003年2月11日に、他の地方局では同年2月15~24日のいずれかの日程で放送された。この本放送を最後に地上波で放送された記録は無く、録画や写真なども全く出回っていないため、完全にロストメディアと化している。
当然ソフト販売もされていないが、2003年12月25日に九州農政局の鹿児島統計・情報センターで行われた「子ども見学デー」にて本作が上映された記録がある(*2)ため、関連施設にビデオを配布していた可能性はある。
テレビ東京系列の6局とBSジャパン・広島ホームテレビでは2003年2月11日に、他の地方局では同年2月15~24日のいずれかの日程で放送された。この本放送を最後に地上波で放送された記録は無く、録画や写真なども全く出回っていないため、完全にロストメディアと化している。
当然ソフト販売もされていないが、2003年12月25日に九州農政局の鹿児島統計・情報センターで行われた「子ども見学デー」にて本作が上映された記録がある(*2)ため、関連施設にビデオを配布していた可能性はある。
キャスト・スタッフ
※TVドラマデータベース等に基づく。
●スタッフ
ディレクター 高橋史典
脚本 扇澤延男
ディレクター 高橋史典
脚本 扇澤延男
ストーリー
※農林水産省のプレスリリースとネットの証言に基づく。
東京から鹿児島に転校してきた小学5年生の少年、健太。新しい学校に馴染めず、両親も共働きで忙しいため、いつも1人で過ごしている。そんな彼の前に突然ハム太郎が現れる(健太にしか見えず、会話ができた?)。
クラスメートの家族と鍋料理を食べたり、小学校の体験学習(牧場?)で食の安全について学んだりする中で、健太は「安心できる食生活」のためにやるべきことを見つけていく。そうした中で最初は邪険にしていたハム太郎とも仲良くなるが、ある日ハム太郎は姿を消してしまう。その後にはひまわりの種が残されていた。
クラスメートの家族と鍋料理を食べたり、小学校の体験学習(牧場?)で食の安全について学んだりする中で、健太は「安心できる食生活」のためにやるべきことを見つけていく。そうした中で最初は邪険にしていたハム太郎とも仲良くなるが、ある日ハム太郎は姿を消してしまう。その後にはひまわりの種が残されていた。
存在が確認されるまで
Theつぶろ氏が運営する「Theつぶろ掲示板」の「変な記憶ってありますか?」というスレッドに、「ハム太郎のみアニメーションで他は実写のドラマ作品を見た」という書き込みがされたのが発端。実写のハム太郎作品は公式サイトやWikipediaにも記載が無く、一時は記憶違いかと思われたが、Theつぶろ氏が情報を募集したところ同じような目撃情報が多数集まった。 その後、TVドラマデータベースから「健太の食探検 ハム太郎といっしょ!」というタイトルのドラマが発見され、内容が証言と一致することから本作でほぼ確定した。ただし前述のとおり映像・画像の発見には至っていない。
メディアギャラリー
Theつぶろ氏の動画
外部リンク
- TVドラマデータベース:健太の食探検 ハム太郎といっしょ!
- 株式会社ガルバンゾ:Profile 代表取締役 高橋史典 経歴・作品歴 本作についての記載あり
- 農林水産省プレスリリース:特別番組「健太の食探検 ハム太郎といっしょ!」について
- The Lost Media Wiki:Kenta no Shoku Tanken: Hamtaro to Issho! (lost animated/live-action TV special; 2003) (英語)
- Theつぶろ掲示板:変な記憶ってありますか? 捜索の発端となった書き込み
- Theつぶろ氏のツイート 捜索状況のまとめ