竜神の島

《竜神の島》

「竜神」もしくは「島」と通常呼ばれる。
ネット対戦における、ランクの上から3番目で、レベル40までの曲が選曲可能になる。カーニバルまでは「将軍部屋」。

大陸には及ばずともかなりの上級クラスなので、ここまで来ると個人差によりある種のオジャマでまったく影響を受けなくなるというプレイヤーもちらほら出始める。
また、ここではレベル40の難曲がどれほど処理できるかによっても相当な落差が発生する。特に禅ジャズEX、レーシングEX、ヒプロ2EXなどは、自分から選曲できる時点でほとんど勝ちが決まってしまうことさえある。

ここで狩り師とされるプレイヤーは大体神天スパ以上の腕前を持っているとされる。

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この部屋における注意曲
☆Lv38~40までの範囲で選べる曲(竜神以上の部屋で選べる曲)


ソフラン型(苦手とする傾向が多い)
【クラシック11H】
数あるクラシックの中でも8と並んでめちゃくちゃな速度変化をする上、やたらに判定が辛い。天空常駐以上でも落とすことがあるのでクリアできないからといって恥じることはまったくない。出されたら丸投げする人間も居るくらいである。
低速地帯の同時押しをしっかり取ることも重要だが、アルハンブラ地帯以降のズレ押しでどれだけ取りこぼしをなくせるかどうかが勝負の分かれ目。
【パーカッシヴ2EX】
BPM表示だけではトップスピードは解らないが、最終的には400まで加速する。中盤で128→256に加速し、そこから徐々に400まで加速、その後256まで徐々に減速し後半で128に戻る。ただしラストでもまた256に加速するのでここが地味に最後殺しになる。
中盤を捨て低速地帯で確実に素点とコンボを稼ぐか、中盤を取ってクリアを確実に取るかでHS設定を決めるといい。前者で74k以上、後者で60k以上+クリア安定なら十分対抗できるし、低速慣れしているか中盤の加速地帯を暗譜しているかすれば天空でも負けない。
【クラシック9H】
海原でも選択可能だが事情はそれほど大差はない。相変わらず中盤の低速地帯から、後半の交互+階段の複合配置をどう処理できるかで勝負が決まってくる。
しかし海原に比べればこうした譜面に習熟しているプレイヤーも多く(天空落ちなら言わずもがな)、武器として選択する場合海原より1ランク上の技量を身につけている必要はある。というか、これを選択して安定して勝てるなら、周りに海原上がりが多くなったか自分自身のレベルが天空でも戦えるレベルになったかのどちらかでしかない。
【スペースワルツEX】
要は最後殺しの大往復階段で生き残れるかどうかでしかない。
演説EX(42)と違って往復回数が少なく僅かに回復できるパートがその後にあるあたりが39なのだろうか。後半でBPMが半分以下に落ちるが基本的にはBPM232の曲としてHSを設定すること。
【レーシングEX】
スイスイEX(現41)、ネジEX(後述)に並び称された詐欺譜面として知られる。
中盤から徐々に加速していくという珍しいタイプのソフランで、かつラス殺しでもある。
クリア安定していれば勝てるがそもそもクリアできるなら島住人レベルではないはず。この部屋で出し抜くのであれば、(相手が狩りでない限り)中盤の加速開始までにひたすらコンボを繋ぐことを考えたほうが良い。
【ヒップロック2EX】
BPMが150の地帯とBPM240の地帯が混在するというタイプのソフラン。故にHSをどちらに合わせるかによってスコア等に大きな差が出てくる。
嫌らしい速度変化ばかりではなく判定が素で厳しいため、70k前後+300コンボが安定すれば天空ですら勝てる。というか天空ですら60k前後でどんぐりの背比べ状態になるという恐るべき譜面。
【その他の難譜面】
グラディウスEX、クリスマスプレゼントEX、ケシゴムEX、太極拳EXなど。中でもクリプレ、グラディウスはクラシック系なみに激しくBPM変化するうえ階段、同時押しへの対応力も要求される。どのソフラン譜面にも言えることだが、「どのBPMパートがいちばん長いのか」「どのくらいまで加速しそれがどのくらいの長さ持続するのか」をよく考えてHSを設定すること。それがはっきりしないとどの譜面も厳しい。


ラス殺し型(相手からのHELL系オジャマに注意)
【エンカRemix EX】
開幕とラスト両方に細かい縦連打+同時押しという非常にいやらしい構成の譜面。
同時押しがかなりきついのでS乱による回避も困難で、純粋に連打力がないとクリアどころの騒ぎではない。
また中盤の緩めの地帯でしっかり取れてないと素点も存外稼げないので注意。
連打力が全てといってもいい。
ヴィジュアル4EX】
とにかくラストのスライド→三角トリルと同時押しの複合を突破できるかどうか。
サビ終わりまでにフィーバーでスライド地帯へ突入できなければ話にならないが、全体的に譜面密度が高く油断しているとサビでもかなり削られる。2メロ前に入るラストの構成に似た地帯でゲージがボーダーより下にあるようならクリアは諦めたほうがいい(≒間違いなく勝負にならない)。
似たようなタイプの譜面にハイパージャポネスクEX、ガムランEX、剣道ロックEXがある。剣道は交互トリルだが中途にも難度かトリルが入って容赦なくゲージを削ってくる上、単純に演奏時間が長く息切れもしやすい。
【ガールズロックEX】
同時押し、縦連打基調の譜面で、ラストには切れ目なく同時縦連打が降り注ぐ。配置も非常にいやらしくある程度譜面を覚えて意識してボタンを押すようにしないとごっそりとゲージを奪われてしまう。類似譜面にカレーEXがあるが実際難易度的にはそれほど差はない。


連打型(得意不得意が激しいかも)
【クラシック6EX】
単純に難易度が高いのでよく使われる。基本的に中盤の長いトリル周りをはじめ、構成そのものが単調かつ判定も甘めなのでS乱で十分に簡単になるが、それでも中盤トリル地帯は非常にごちゃごちゃとして十分に取れるわけがなく、ここでHELLやボンバーグドバドを投げ込まれるとほぼ確定でゲージが空になる。
恣意的に使うにしても使われたにしても撃つべき場所がほぼ確定しているために、駆け引きをする上でこれほどつまらない譜面もそうそうないだろう。
【ゴアトランス(IMPLANTATION) EX】
忍者で出されたくない譜面のひとつ。
うんざりするほど縦連打をさせられる羽目になるので基本的にはS乱をつけるのが基本だが、忍者で秋桜曲のEX(具体的に言えばコンティネとフライングデュオのEX)と二択にされると読み外した時点で死が待っている。
なおS乱をつけたからといってまったく楽になるかといえばそうでもなく、同時押しもかなり入り混じるためS乱をつけるととんでもない無理押しが混じってくることもしばしば。
なんにせよ、一筋縄ではいかない嫌らしい譜面である。


階段譜面(差が出やすく、得意不得意の差が大きい)
【コンテンポラリーネイション3EX】
他のコンポラシリーズに比べてBPMが150と速めで、序盤の往復階段も長く続く。その後は階段と同時押しが入り混じるのでS乱をつけようものなら悶絶モノ。密度も高く回復していく場合でも徐々になので、クリアするには相当な地力が必要。ラストを除いて常に譜面に集中しなければならないのでかなりしんどい。
類似譜面にトイコンテンポラリーH、ウェルフェアEXがある。前者はスピードがかなり速く、後者は同時押し階段や同時押し連打が多く絡みいずれにしても総合力を試される。
【スクリーンH】
BPM379という高速がネックだが、後半に大往復階段がかなり長く続くため、基本的には乱をつけて攻略する。
忍者ジョブで出されても上2桁で判別は可能なので怖気付く必要はないが、乱が外れても当たっても高速交互連打をやらされる羽目になるのでそこで回復できるかどうかが勝負の分かれ目になる。
【メルトEX(海原でも選べる)】
基本的に海原とは変わらないが、階段直前までの730コンボは繋げないとほぼ話にならない。
あとは階段の深部の何処まで繋げるかでコンボ賞を奪えるかどうかが決まる。最終スコアで言えば83~85kは欲しい。
【アジアンコンチェルトEX】
AC14まではLv37だったがAC15以降では38になり海原では見なくなった。
BPM74という超低速譜面であり、攻略にオジャマノルマHSに頼っている人も多いため忌避する人も多い。また攻略にランダムを使う人も多く、忍者でキャバレーEX、ミュートロニカEXとの3択が非常に厄介。


体力譜面
【フロウビートEX】
同時押し譜面での頻出譜面。
中盤のごちゃごちゃしたところもさることながら、序盤の密集でコケるとその差で勝負が決まってしまうことも珍しくない。これも三角押しが多いが、禅ほど他の要素は絡んでおらず基本的には同時押し中心の譜面なので、しっかり押せればクリアを逃すということはあまりないだろう。
ただし、ノート数は半端でなく多いので基本的に体力勝負になる。
【Jロック0EX】
BPM209という高速もネックだが、何より恐ろしいのは回復地点が全くと言っていいほど見当たらない点だろう。
序盤から上段+下段というやや押しにくい形の同時押しを絡めた高速交互と階段が襲い、中盤ではトリル配置が多くなり容赦なくコンボを切ってくる。とどめに後半の頭から3ボタントリル+αの形が4連続で降ってくるので、ここで大概ゲージはボーダーを割る(あるいは、空になる)。そのあとまたかなり長い縦連打から終盤の乱打につながっていくので、39では最強クラスの譜面といえる。
体力配分よりもどこにどんな配置が来るのかをきちんと把握することが攻略の第一歩。75k前後出せれば十分勝機はあるが、上位を目指すなら80k以上は取りたい。85k以上出せるならコンボがしょぼかろうが天空でも勝てる(こともある)。


総合難譜面
【トランス(Colors)EX】
本家弐寺様の最序盤の長いトリル、中盤の階段+α、終盤の乱打→交互+同時押しの複合乱打と開幕殺しとラス殺しを兼ね備えた総合難譜面。しかも判定がきつくゲージの回復も相当「ゆっくりしていってね!!!」状態なので、中盤以降の難所でコケるとその時点でクリアがおぼつかなくなる。
前半のトリル地帯を捨ててもクリアには支障はないが、素点的に厳しいので餡蜜を駆使してでも気合いで取りたい。なおこれがフィバクリできるくらいになれば輪生EXのクリアが見えてくる。
【禅ジャズEX】
BPM290とHS調整がしづらいBPM域の高速譜面であり、なおかつ中盤から後半にかけて激しく左右に振られるタイプの全体難譜面。特に三角押しが多く絡んでくるので、三角押し(特に234、456みたいに上のほうを2個押す形の三角押し)が苦手だとまったく手も足も出ない。
HSが調整しやすくなったためそれでも近年は対応される場合も多いが、逆を言えばこれに対応できないと島上位の対戦ではかなり辛い。クリアができればほぼ言うことはないが、上を目指すなら75k以上欲しい。
【エレフラッドウェイヴEX】
Lv40の中では難易度も低めということもあり、出されることは多い。
テンポは遅いが緩やかなトリル(交互押し配置)が多く、リズムが狂うとその時点で終わる可能性は大きい。
ケルティックウィンドEXもだが、天空以上ではフルコンされることも多いので、島でフルコンする人間がいたら天空落ちか島天スパと思われる(ごく稀に狩りの場合もあるが)。そういう相手に当たったら諦めるべし。
ただし自分がフルコンできる場合は、島で狩ってないでさっさと天空に戻るべし(何
【エピックポエトリーEX】
全体的に判定は甘めだが、前半は同時押し中心、後半は細かい縦2連が時折混ざる乱打+階段譜面という構成。
前半と後半で譜面パターンが大きく変わり、配置的に押しやすい構成の前半パートを全て繋ぐくらいでないとコンボ賞は取れないと思って良い(大体コンボ数にして720前後)。
中盤の両黄交互から左→右へ流れる階段からが本番。終盤も乱打に三角押しが絡みそこから同時押しの交互で一気に削られる可能性が大きい。ここを確実に取ってフィーバークリアが安定するようならそれで出し抜くことも可能。
安定して勝つなら88k前後、上のランクを目指すなら92k以上は欲しい。天空上位陣ではフルコンしてくる場合もあるが、島にそんな香具師がいれば高確率で狩りだろう。
【ネジロックEX】
純粋なLv40では恐らく最難関。
要は中盤のネジ地帯(トリル)でどれだけゲージが残せるかだが、ここで半分あればクリアの目が見えてくる。基本は餡蜜、無理押しができるならS乱が吉。直後の低速地帯はむしろ回復地帯であり、ここでゲージが増えないようであれば論外。
これで選曲者の息の根を止めたいならネジ地帯を必ず狙い、グドバド、ボンバー、HELL系などを絡めたオジャミックスか、単純に破壊力のでかいキラーをぶち込むこと。ネジ地帯でゲージを空に出来れば間違いなくクリアだけは阻める。
無論選んで確実に勝つならクリア安定させ、なおかつ上記事項を実行すればいい。ただしその後どんなしっぺ返しを食うかも含め全て自己責任で。

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最終更新:2009年02月13日 22:32