第14-72章.
ヴァイサンパヤナは言った、『クリシュナにこう言われ、ダルマの息子ユディシュティラは、偉大な知性に恵まれ、ヴィヤーサに敬礼し、こう言った: あなたが本当に知っているように、その儀式にふさわしい時が来たら、私を入門させてください。この私の犠牲は、すべてあなたにかかっているのです』。
ヴィヤーサは言った、「クンティの息子である私自身と、パイラとヤジナヴァルキヤは、間違いなく、適切な時にすべての儀式を成し遂げるであろう。あなたを入門させる儀式は、チャイトラ月に属する満月の日に行う。人の第一人者よ、犠牲のために必要なものをすべて準備させなさい。馬の学問に精通したスータに、また同じ学問を持つブラフマナにも、汝の生贄を完成させるために、吟味の上、ふさわしい馬を選ばせなさい。聖典の戒めに従ってその馬を解き放ち、その馬を海の帯と共に全地球を彷徨わせ、汝の燃え盛る栄光を見せつけよ、王よ」。
ヴァイサンパーヤナは続けた、『このように(リシに)言われ、パーンドゥの息子であるユディシュティラ、その大地の主は答えた、「そのように!」そして、君主よ、彼はブラフマーの命令者が指示したことをすべて成し遂げた。王よ、いけにえに必要なものはすべてきちんと調達された。計り知れない魂を持つダルマの王子は、必要なものをすべて調達し、それを島生まれのクリシュナに知らせた。そして、ヴィヤーサはダルマの息子に言った、「私たち自身は、犠牲のためにあなたを入門させる用意があります。スフィヤとクルチャ、そしてクル族のあなた、あなたのいけにえに必要であろう他のすべての品々を金で作らせなさい。 馬も今日、経典の定めに従い、地上を歩き回るために解き放たれよ。聖典の定めに従い
汝の犠牲のために必要な馬を黄金にせよ。
ユディシュティラは言った、「再生した者よ、この馬が自由に地上を歩き回れるように、この馬を緩めることについて、あなたに手配をさせなさい。行者よ、誰がこの馬を保護し、その意志に従って自由に地上を歩き回れるようにするのか、汝に告げよ。
ヴァイサンパーヤナは続けた、「君主よ、(ユディシュティラ王に)こう言われ、島生まれのクリシュナは言った、『ビーマセーナの後に生まれ、すべての弓使いの中で第一人者であり、ジシュヌと呼ばれ、大きな忍耐力を備え、あらゆる抵抗に打ち勝つことができる者、彼がこの馬を守るであろう。そのニヴァタカヴァチャの破壊者は、全地球を征服する能力がある。彼の中にはすべての天空の武器がある。彼の肉体は、その持久力において天人のそれに似ている。彼の弓と矢筒は天空のものだ。彼は宗教と富の両方に精通している。彼はあらゆる学問に精通している。王の中の第一人者よ、彼は経典に従い、この馬を意のままに歩き回らせ、草を食ませるだろう。この強靭な腕を持つ王子は、暗い顔色をしており、蓮の花びらに似た目をしている。アビマニユの父であるその英雄は、馬を守る。ビーマセーナもまた、偉大なエネルギーを備えている。クンティの息子は、計り知れない力を持っている。君主よ、ナクラに助けられ、王国を守ることができる。サハデーヴァは偉大な知性と名声を持っており、クル族の汝よ、汝の都に招かれたすべての親族にきちんと応対するだろう」。このようにリシに言われたクル族の永続者、すなわちユディシュティラは、すべての命令をきちんと達成し、ファルグナを馬の世話に任命した」。
ユディシュティラは言った、「アルジュナよ、勇士よ、馬をあなたに守らせなさい。馬を守ることができるのはあなただけであり、他の誰でもない。強靭な腕を持つ勇士よ、汝に立ち向かおうとする王たちは、罪なき者よ、汝の力の及ぶ限り、彼らとの戦いを避けよ。汝はまた、私のこの生贄に彼ら全員を招くべきである。本当に、強靭な腕の持ち主よ、行きなさい、しかし彼らと友好的な関係を築くようにしなさい』」。
ヴァイサンパヤナは続けた、『義の心を持つユディシュティラ王は、弟のサヴィヤサチンにそう言うと、ビーマとナクラに都を守るように命じた。そして、ユディシュティラはドリタラーシュトラ王の許可を得て、戦士の第一人者であるサハデーヴァに、招待客全員を待たせた」。