第15-15章.
ヴァイサンパヤナは言った、「ヴァイサンパーヤナの息子、すなわちドリタラーシュトラは、森へ出発する時間を決め、英雄であるパーンダヴァたちを呼び寄せた。聡明な老君主は、ガーンダーリーとともに、パンダヴァ家の王子たちを呼び寄せた。カルティカ月の満月の日、ヴェーダに精通したブラーフマナたちによって小儀式を執り行わせた後、毎日拝んでいた火を焚かせた。いつもの衣を脱ぎ捨て、鹿の皮と樹皮を身にまとい、義理の娘たちを伴って屋敷を出た。こうしてヴィチトラヴィリヤの王子が旅立つと、パーンダヴァやカウラヴァの婦人たち、またカウラヴァ族の他の女性たちから大きな慟哭の声が上がった。王は自分が住んでいた屋敷を、揚げ籾と様々な種類の素晴らしい花で飾った。また、すべての使用人たちに富の贈り物をし、その住まいを出て旅に出た。息子よ、ユディシュティラ王は全身を震わせ、涙で声を詰まらせながら、大声でこう言った。アルジュナは大きな悲しみに燃え、何度もため息をついた。バーラタ王子の中でも第一の王子であるアルジュナは、ユディシュティラにそのような振る舞いをすべきではないと言い聞かせながら、心を痛めながら朗らかに立ち尽くした。ビーマセシュトラ、勇者ヴィドゥラ、マードリーの二人の息子、ヴィドゥラ、サンジャヤ、ドリタラーシュトラがヴァイシャの妻との間にもうけた息子、クリパ、ダウミャー、その他のバラモンたちは皆、悲しみに声を詰まらせながら、年老いた君主の後に続いた。クンティーは、包帯を巻いた目で歩くガーンダーリーの手を肩に担いで先を歩いた。ドリタラーシュトラ王はガーンダーリーの後ろを自信たっぷりに歩き、彼女の肩に手を置いた。 ドルパダの娘クリシュナ、カウラヴァの娘婿で最近母親になったウッタラー、チトラーンガタ、その他王家の女性たちは皆、年老いた君主と一緒に歩いた。王よ、その時、彼女たちが悲嘆のあまり発した慟哭は、まるで鞘胞の大群のようであった。
大群の雌鷲の嘆きにも似ていた。すると、市民の妻たち(バラモン、クシャトリア、ヴァイシャ、スードラ)も、四方から通りに出てきた。王よ、ドリタラーシュトラの出発に、ハスティナポーの市民は皆、かつてパーンダヴァがサイコロの勝負に敗れた後の出発を見届けた時のように、心を痛めた。太陽も月も見たことのないような婦人たちが、ドリタラーシュトラ王が大森林に向かって進むとき、大層悲しんで通りに出てきた」。