重力制御型熱核融合炉

「重力制御型熱核融合炉」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

重力制御型熱核融合炉 - (2021/06/27 (日) 01:11:26) のソース

''重力制御型熱核融合炉(じゅうりょくせいぎょがたねつかくゆうごうろ)''とは、重力制御魔法で継続的な核融合反応を維持すること((文庫版 魔法科高校の劣等生 第6巻 P98))でエネルギーを発生させる装置のことで、実現するのが困難なため、[[加重系魔法の三大難問>加重系魔法の技術的三大難問]]の一つに数えられている((文庫版 魔法科高校の劣等生 第7巻 P74))。技術的に不可能とされているのは、重力制御魔法の対象である質量が核融合反応中に少しずつ減少していくために継続的な核融合ができないからである((文庫版 魔法科高校の劣等生 第7巻 P78))。
2097年に[[司波達也]]が[[ESCAPES計画>ESCAPES]]にて[[恒星炉プラント]]を建設し、重力制御魔法式熱核融合炉を実現。

* 市原鈴音のアプローチ
2095年度の[[論文コンペ>全国高校生魔法学論文コンペティション]]で[[国立魔法大学付属第一高校]]の[[市原鈴音]]が「重力制御魔法式熱核融合炉の技術的可能性」をテーマにして発表。
鈴音のアイデアはクローン力制御魔法の併用によって重力制御魔法の必要強度を下げ、「継続的」核融合反応へのこだわりを捨て「断続的」核融合反応を[[ループキャスト]]により継続的核融合を実現するというものだ((文庫版 魔法科高校の劣等生 第7巻 P80))。そのために現状は高ランクの魔法師が必要だが、エネルギー回収率の向上と設置型魔法による代替でいずれは点火に魔法師を必要とするだけのものを核融合炉を実現予定((文庫版 魔法科高校の劣等生 第7巻 P78))。

* 司波達也による恒星炉(常駐型重力制御魔法式熱核融合炉)
2096年4月25日に[[国立魔法大学付属第一高校]]で[[司波達也]]をはじめとする生徒会メンバーで、[[クーロン力制御>クーロン力制御魔法 ]]、[[中性子バリア ]]、[[ガンマ線フィルター]]、[[第四態相転移]]、[[重力制御>重力制御魔法]]の魔法を用いた((文庫版 魔法科高校の劣等生 第12巻 P260))「常駐型重力制御魔法を中核技術とする継続熱核融合実験」([[恒星炉実験]])を実施し、短時間ながら炉を動かすことに成功。しかし、必要な魔法スキルが高く、個人の魔法技術に依存するために実用化には程遠いものだった。
2097年5月末に達也は[[ESCAPES計画>ESCAPES]]を発表し、[[巳焼島]]に[[恒星炉プラント]]を建設。恒星炉には魔法式保存効果を持つ人造レリック([[聖遺物]])「[[マジストア]]」が使われており、マジストアには[[クーロン力制御>クーロン力制御魔法 ]]、[[中性子バリア ]]、[[ガンマ線フィルター]]、[[第四態相転移]]、[[重力制御>重力制御魔法]]の魔法式が保存されている((文庫版 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 第1巻、P234))。
恒星炉プラントにより達也は常駐型重力制御型熱核融合炉の実用化に成功。

* 登場巻数
[[6巻]]、[[7巻]]、[[12巻]]、[[16巻]]、[[17巻]]、[[24巻]]、[[25巻]]、[[26巻]]、[[27巻]]、[[30巻]]、[[31巻]]、[[メイジアン・カンパニー1巻>https://w.atwiki.jp/mahouka/sp/?page=%E7%B6%9A%E3%83%BB%E9%AD%94%E6%B3%95%E7%A7%91%E9%AB%98%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%8A%A3%E7%AD%89%E7%94%9F%20%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC]]

* コメント
#pcomment(reply,noname,重力制御型熱核融合炉/コメント)
----
&tags()