四葉 英作(よつば えいさく)は、
四葉家の先代当主(2062年頃~2085年頃)。
四葉元造の弟。
高度な
精神干渉系魔法の使い手で、他人の
魔法演算領域を解析し、潜在的な魔法技能を見通す精神分析系の能力を備えている。四葉に伝わる魔法演算領域分析系の魔法は、ほとんどが英作の作り上げた
術式を基にしている。
司波達也が生まれた時には、自身の能力で達也を解析し、『この子は、世界を破壊する力を秘めている』と一族に告げた。
魔法の暴走で世界が滅びることを恐れた分家は、当主の英作に対して「赤子の達也を今すぐ殺すべきだ」と具申する。しかし、英作は『せっかく四葉家が手に入れた力を、自己満足の罪悪感に押し潰されて「赤子殺し」の罪を犯してまで捨ててしまうのはもったいない』と判断し、分家からの提案を却下した。
そして、「
分解」と「
再成」が常駐している所為で、他の魔法が使えない達也に対し、厳しい訓練を実施し、
- 魔法無しでも己の身を守れるように、如何なる危険の中でも血路を開いて脱出できるように、徹底的に戦闘技術を叩き込む
- どんな時でも感情が暴発しないように、喜怒哀楽を徹底的に抑えこむ
という決定をした
登場巻数
16巻
コメント
人物 十師族 男性
最終更新:2017年09月05日 22:05