全国魔法科高校合同文化祭(通称:九校フェス)は、「
論文コンペ」に替わって2098年から始まった、
国立魔法大学付属高校全九校の合同行事。
日程は10月最後の金・土・日の三日間。
2099年は10/23〜10/25。
会場は、
日本魔法協会が奈良市北部の中心部から少し離れた場所に所有する、民間の魔法演習場。
経緯
2097年、
日本魔法協会と
司波達也の非友好的な関係が魔法関係者の間で広く知られていた中で、魔法協会が主催する「
論文コンペ」に司波達也が出場しなかったことが主催者の意思だと見なされ、世間だけでなく魔法科高校生までもが「論文コンペ」の公正性に疑問を持ち、公然と批判するようになったため、「論文コンペ」の在り方が抜本的に見直された。
魔法協会は主催ではなく協賛に立場を変え、順位を争うコンペティションは順位付けをしない研究発表の舞台に変わった。また、学問的な研究成果だけでなく展示や演芸・演奏にまで発表の対象を広げた。
体育会系の晴れ舞台である「
九校戦」に匹敵する、文化系の晴れ舞台として「九校フェス」が企画された。
内容
「
論文コンペ」が
魔法科高校以外にも門戸が開かれていたのに対し、「九校フェス」は魔法科高校生のみを対象としている。
最終日の研究発表以外は参加人数の制限は無く、展示も演芸も、各校が割り当てられたスペースを自由に使って良いという、生徒の自主性を最大限尊重する運営形態をとっている。
展示や演芸、演奏などは2日目までにほぼ終わり、最終日の3日目には前身の「論文コンペ」から変わった研究発表が行われる。
参加校の中には飲食の屋台を出店し、来場者相手に小銭稼ぎをするところもある。
一部の展示物に関しては、魔法関係者だけでなく、工学系大学の関係者など非
魔法師も視察に訪れる。
会場を提供する
日本魔法協会が警備を実施している他、奈良県をテリトリーとする
九島家は
九鬼家、
九頭見家?といった九の各家と合同で独自に警備を行う。
登場巻数
新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 6
コメント
学校
最終更新:2024年11月10日 15:53