ココナ

ココナは、国立魔法大学付属第一高校生徒会室に設置されている秘書業務自動機である。

メーカーからピクシーの所有権を買い取り、生徒会室で使用していた司波達也が、卒業時にピクシーを自宅に持ち帰った代わりに寄贈したものである。*1。

外観

事務用自動機の女性型ガイノイドである。

国立魔法大学付属第一高校では、標準では30歳前後の外見をカスタマイズしてハイティーンにしており、制服の代わりにエプロンを着用させている。

喋りはスムーズで、女性型ガイノイドと意識しなければ人間と区別出来ないほどである。

名称は「秘書業務自動機SAI（Secretarial Automation Interface）97」である。

要目は以下の通り

型番はSAI97。97年式であり、97を読み替えて「ココナ」としている。「ココナ」は固有名詞と言うよりも一般名詞に近くなっている。
司波達也が寄贈した時点では最新型であった。
本来は事務作業補助のための機械だが、単独である程度の接客業務も行える。
自動配膳機を操作して各人の好みに調整された飲み物を提供し、ウェイトレスのようにテーブルの上に置ける。　
国立魔法大学付属第一高校に関するニュースを自動的に収集し、指示に従って表示させることが出来る。表示は個人が所有するデバイスにも生徒会室にある大型モニターにも可能である。
SNS上の非公式な噂話の収集も可能。
生徒会副会長の五十里明に「URLを転送いたしましょうか？」と申し出るなど、提案も可能である。