@dengeki_mahouka 9巻を読んでいて疑問に思ったことなのですが、深雪が使用した場合の『減速領域』について、「効果が気体分子にまで及び、分子の運動状態が低下することによって体積が減り、そのため周囲の空気を領域内に引き込んでしまう」という仕組みだったと思います。https://twitter.com/tamty92/status/328088984335024128
@dengeki_mahouka 踏ん張らなくてはならないような強風を起こして周囲の空気を引き込む程体積が減っているのであれば、魔法発動の時点で領域内に存在していた気体分子の運動状態はかなりの度合で低下して凍りついてしまうのではないでしょうか。https://twitter.com/tamty92/status/328089414989381633
@dengeki_mahouka (振動系ではなく移動系の魔法なのかもしれませんが、それでも体積が減っているということは気体分子は凝結=凍結してしまうのかな、と...)https://twitter.com/tamty92/status/328089667738157058
ただ、読んでいた限りではそのような現象は起きていなかったと思うので、そこは何らかの解決法があるのでしょうか。
@dengeki_mahouka あと、「『減速領域』を解除した瞬間に気体分子が元の運動状態を取り戻し急激に膨張=爆発する」ということについて、既刊で「(ドライアイスを生成する魔法などで)魔法を解除しても、いきなり元の運動状態を取り戻すことはない」という記述があったと思います。https://twitter.com/tamty92/status/328089891466526720
@dengeki_mahouka 深雪の『減速領域』は別の理屈なのでしょうか。それとも、真由美が使う『ドライミーティア』でドライアイスを気化させるために「昇華」の工程を追加していたように、深雪も気体分子の運動状態を強制的に取り戻させる工程を魔法式の中に織り込んでいたのでしょうか。
ご回答その2。減速領域は運動速度を下げるだけで、気体の持っているエネルギー総量を引き下げる魔法ではありません。運動速度が低下した分は振動に変化するしかない……はずです。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/363686042479505409
正直申し上げて、この辺りは自信が無いんですけどね(^^; 液体から気体への変化が振動により分子間の距離が広がることによって起こる以上、振動が強まった分子は液体になれないはずです #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/363686139783151618
減速により分子間の距離が縮まり、同時に分子の振動が激しくなったことで液化することもできない不自然な状態が、減速領域の在り方だとお考え下さい。厳密じゃ無く申し訳ありません #mahouka
@dengeki_mahouka 高校レベルの熱力学を勉強しなおした方がいいのでは? エネルギー量にもよるが運動速度が低下した分が分子内の原子間振動に変化したり、スピン等に変換されたら、分子が熱分解しますよ。物体の熱エネルギーとか圧力というのは運動速度に依存していますしね。https://twitter.com/takashi_nishiie/status/364164541036236800
@dengeki_mahouka なんか分子単体の振動と、ブラウン運動で例示される分子間の衝突をごっちゃにしている気がする。分子間の平均距離は密度によるもので分子の振動や温度、運動エネルギーと関係なかったりする。https://twitter.com/takashi_nishiie/status/364165843954835457
@dengeki_mahouka おそらく、この定義を貫こうとすると、減速領域におかれたタンパク質は、不可逆的に変成し、わずかに減速されただけで生物は生物として生きていけない領域になります。タンパク質にとって、分子の振動とか分子内の原子間振動というのは致命的な状況を発生させる。https://twitter.com/takashi_nishiie/status/364173565504925697
@dengeki_mahouka 分子レベルまで考えるから厄介なことになる。まだ、特定の領域内にある特定の物体から運動エネルギーを奪うと説明された方がわかりやすい。下手に説明しようとしないというのが一番の正解だろう。
こんばんは。テキスト担当の佐島です。減速領域についてご意見を頂戴しましたので、本日はこの話題から行きたいと思います。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/364352845601980416
前回申し上げた振動は熱振動のことではなく、限定空間内における周期的な反復運動のことです。例えば電子レンジ内の極性が反転する電磁場内で水分子が極性に合わせて回転するように分子の構造的な振動ではなく三次元座標に対して分子が行う振動です。 #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/364352913205760000
自信が無いと申し上げたのは、それがどのような振動でどうやって起こっているかを説明づけられないからでした #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/364352977269571584
また、仮に熱振動であったとしても、分子の熱分解や蛋白質の変質は起こらないと思います #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/364353099202166785
例えば常温下における窒素分子の運動エネルギーは窒素の共有結合エネルギーの1/250以下ですから、運動エネルギーを分子に与えても解離は起こりませんし(モル質量28g、速度510m/s、結合エネルギー945KJ/molで計算) #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/364353183616745472
ウサイン・ボルト全力疾走の運動エネルギーを熱に変換しても体温を0.02℃程度上昇させるだけですから、蛋白質の変質は誤差の範囲です(人体の比熱を3.5J/gで計算) #mahoukahttps://twitter.com/dengeki_mahouka/status/364353285500575744
ただ本来あり得ない現象ですから、物理的な説明はしないのが一番だというご指摘は仰るとおりだと思います。これをご覧の皆様も、今後はお手柔らかにお願い致します #mahouka