仲間 杏奈(なかま あんな)は
国防軍の軍人。階級は一等兵。
2096年10月時点で21歳になったばかり。容姿は悪くない。
元
フィリピン国籍で、改名前はアンナ・サントス。
2092年に小型船に乗って、
フィリピン・ミンダナオ島から日本に密航してきた。
先祖に日本人がいたことと、魔法因子があったため帰化が認められ、日本人となり、仲間杏奈に改名した。
東京都多摩北部K市にある兵站基地の隣の敷地にある研究所で強化実験体となっていたが、2096年度
全国魔法科高校親善魔法競技大会会場で行われた「
パラサイドール実験」を主導した
酒井に連座して失脚していた多中少佐の護衛兼任の従卒として引き抜かれる。
日本人となった仲間杏奈に目を付けて
国防軍に引き込み、「
魔人兵士開発研究会(魔兵研)」の魔法師強化施設に送り込んだのは多中であり、日本に居場所が出来たことに仲間杏奈は恩義を感じており、
国防軍によって施されたマインドコントロールもあって、多中への強い忠誠心を抱いている。
普段は、マインドコントロールを受けている者特有の抑揚のない口調である。
自走車の運転が出来る。
能力
その能力から『石化の魔女』と呼ばれている。
ただし、無理な強化をしたことにより本来の術式ではなく、低い性能に留まっている。
低い性能である代わりに
ループ・キャストを用いたスピード重視の強化改造を受けている。
ゆえに、
魔法演算領域がオーバーヒートを起こすまでの10分間しか魔法を行使できない。
ナイフを用いた格闘も行う。
能力を正確に測られたことに顔色を変えるなど軍人としては未熟な面もあり、
榛有希には「素人」と評された。
年表
- 2075年 - 生誕。
- 2092年 - 日本に密航。魔法因子が認められて帰化。
- 2093年 - 国防軍に入隊。
- 2094年 - 公式プロフィールでは訓練中の事故により殉職。実際には多中により「魔人兵士開発研究会」の魔法師強化施設に送り込まれる。
- 2096年10月 - 多中の護衛兼従卒として引き抜かれる。任務失敗と榛有希が発した山野ハナの名前がトリガーとなってマインドコントロールが揺らいだことにより、突発的に拳銃自殺。
登場巻数
司波達也暗殺計画(
魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 3)
コメント
人物 女性 軍人
最終更新:2024年05月18日 07:52