本編及び資料集のネタバレ注意!







魔女(種族)

かつて存在した人間とは異なる種族で以下の特徴を持つ。
  • 不思議な力を使う
  • 生命力が高く長寿で、なかなか死なない(殺そうと思えば死ぬ)
  • 肉体再生すら可能
人間は魔女を脅威とみなし、隠れ住む魔女たちを捕らえては、ひどい拷問と虐殺を行った。

「ほとんど」絶滅したと言われているが、続編などで島の外の生き残りの魔女が出てくるかもしれない。

既に現代では、魔女の存在は忘れられつつある。

大魔女

魔女の長であり、全ての魔法を操ることができる存在。

魔女因子

大魔女が人間を絶滅させるために作り出した、魔女になるウイルスのようなもの。

魔女因子の拡散により、人間の子供たちは血筋とは関係なく不思議な力を持って産まれるようになった。因子を持つ人間は、15歳を過ぎると「魔女化」が進行する。魔女化すると殺人衝動にとらわれ、最終的にクリーチャーと化して人間を殺戮する。

魔法が顕在化するのは女性のみであり、ストレスレベルが高いほど魔女因子の数値が高く、魔法が強い。

政府は、この事態を深刻に受け止め、秘密裏に魔女因子を測る装置「ウィッチ・ハント」を開発し、全国で15歳の少女を対象に「魔女因子」の検査をこっそり実施するようになった。因子の数値が高い少女は危険とみなされ、「牢屋敷」へ強制収容される。

魔女化

人間が魔女に近づくこと。

魔女化が進行すると残虐化し、殺人衝動が強くなる。

ある閾値を超えると、不可逆的に魔女として覚醒する。(不可逆的にとは言ったが、魔女因子が回収されれば人間に戻れる)

魔女になると魔法が強くなったり(覚醒魔法)、身体能力が上がったり(バッドエンドのナノカなど)する。

また、生命力が高くなり、基本的に何をされても死ななくなる。ただし、殺そうと思えば殺せるし、「魔女殺し」で簡単に死ぬ。

時間経過で理性が失われ、クリーチャー化する(なれはて化)。

人間魔女

人間が魔女化したもの。

時間経過でなれはて化する。

なれはて

人間魔女の魔女化がさらに進み、理性が完全に失われたもの。

何らかの型をしたクリーチャーと化す。

ちなみに、黒部ナノカの姉のなれはては「虫型のクリーチャー」らしい。

虫型のクリーチャーは比較的扱いやすいため、洗脳して牢屋敷の看守にされる。

資料集では、「かつての少女の記憶や意思は残っていない」と断言されており、ナノカの処刑時のなれはての行動は牢屋敷側の演出であった可能性が極めて高い。

魔法

魔女因子高い少女が使える特別な力。

基本的には一人一つで、本人の特技の延長が多いらしい。

牢屋敷

政府が、魔女因子度の高い少女を処分するために、かつての魔女の住処を再利用して作った施設。

メルルは、大魔女を探す目的で、牢屋敷の管理者に立候補した。

本来のメルルの役割は、囚人を普通に殺すことであったが、彼女はそれをしたがらず、魔女裁判という間接的な殺人システムを考案した。

魔女裁判

牢屋敷で殺人事件が起こった際に、殺人を犯した魔女を審問により特定し、処刑する儀式。メルルが考案した。

処刑を行う理由は、魔女であることを確認するため。仮に魔女であれば、生命力が高いので処刑では死なない。魔女でなければ死ぬ。

政府的には脅威が減るという意味で、どちらになっても問題ないのだろう。

ウィッチ・ハント

政府が開発した魔女因子を測る装置。温度計のような見た目をしており、数十年前に完成した。

15歳になる少女(中学3年生)は、法律により例外なく「魔女検査」を受けることになっている。学校や公共施設の身体検査のついでに行われており、多くの人々は検査が行われていることすら知らない。

検査に引っかかること自体は稀だが、該当した少女は翌年度の4月に姿を消し、戸籍や存在すら抹消される。

このことが、都市伝説として広まっており、作中ではハンナなどが認知していた。

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最終更新:2025年11月08日 09:39