GURPS・ホムンクルス・ルナル
背景世界はルナル。
PCはGMにて作成。PLは名前と容姿、性格設定を決めるくらいでよい。
ホムンクルスの超能力は個体差があるため、初めて見るまでは相手がどのような能力者かはわからない
舞台都市『パラケルスス』
帝国近くの独立都市。
天才魔術師「パラケルスス」によって画期的なホムンクルス技術がもたらされ、ホムンクルスの大量生産によってわずか数年で都市再生を成し遂げた。
人口約2万、うち一千体ほどのホムンクルスが稼働中。
都市内のマナは「疎」。
魔術師でも力が抑えられるほど魔術には向かない土地柄であまり魔術師や高司祭は住んでいない。
住民のホムンクルスに対する感情は様々だが、おおむね、
機械と考える者8割、ペットと考える者1割、感情移入して人と扱う者1割くらい。
垂直都市ピールに似た「五芒の塔」が市内南東の湖「レテ湖」の湖上ににそびえたつ。
都市議会による共和制だが、内政面は「五人委員会」と呼ばれる有力家門から選出される五名(一年任期・一家門から一名のみ)が取り仕切っている。
「五芒の塔」は馬車が往来できるほどの広さの橋で市内と結ばれ、塔同市は塔と同じ素材でできた橋で結ばれているが、
塔同士を結ぶ扉は通常閉ざされている。
五人委員会
議会常連の有力家門の中から一年任期で選ばれ、都市の統治・内政を託される五人の議会。
都市の行政を一手に担うほか、都市議会の提出する法案への拒否権、司法機関トップの選任権も持ち、
各々が都市議会議員であることから都市議会への法案提出権も持つ。
都市議会の法案可決・否決は事実上この機関の事前合議で決まっていることから、
独立都市パラケルススの運営を一手に担う機関といえる。
以下は都市の住民なら知っている一般的な人物評。
ヴァルプルギス家
当主代行:ウォルフ・ヴァルプルギス(♂、29)
相続継承権1位。現在は当主、マグナ・ヴァルプルギスが遠国へ外交に赴いている間の当主代行の立場。
優秀さはあまり見せていないが野心は大きい。
※亞PCの兄。
チェラーダ家
当主:ガラテア・チェラーダ(♀、58)
司法局とコネクションを持ち、権威拡大を精力的に狙う野心家。
※章PCの主。
マルケルセ家
当主:ガエテ・マルケルセ(♂、67)
高名な法律家で極めて富裕。独身。(前妻と離別・子供なし)
心臓に持病を抱えている。
※刃無PCの主。
フラメル家
ルネ・フラメル(♂、36)
1.5流くらいの芸術家。美術品の制作と収集に精を出している。
社交界で異性・同性問わず表向きの人気がある。
カンセリエ家
フルカネリ・カンセリエ(♂、44)
まじめでおとなしい人物。趣味は錠前細工や模型製作。
元女海賊の破天荒な愛人にベタ惚れし結婚を申し込んでいるらしい。
【ホムンクルス】
- 容姿は様々
- 血は紫色(バイオレット・ブラッドと呼ばれる秘匿技術)
- 肉体は生体部品を魔術で組み上げており、治癒呪文で治る
- 食事・排泄は人間と同じく行う。(ただし人間よりはるかに少量で済む)。
- 体温は人間よりやや低い。
- 呼吸は人間を模して行っているが止められても支障はない(ガス交換をしていない)
- 身長・体重は人間と同じ
- 頭脳・身体能力はおおむね人間を上回る(モデルにもよる)
- 稀に特殊な超能力に目覚める者がいる
- 性格・パーソナリティは同モデルでも個体差がある
- 人権はなく、所有物として扱われる。
- 人間への絶対服従がインストールされている(精神呪文による"焼きつけ" 精神制御)
- 人間への加害行為は厳禁(犯罪者の逮捕時などの法執行時を除く)
- 「特異体」と呼ばれる精神制御に反した行動を行う個体が増加し人間の間で問題になっている
- 人間のように月への信仰は持たない
- 全ホムンクルスは「首輪」の装着が義務付けられており、公共の場で外すと主は幽閉か追放、ホムンクルスは廃棄処分となる
ホムンクルス基本セット
財産:なし -25
社会的弱者2Lv:価値ある財産 -10
熱狂:主 -15
使命:主/ほぼいつも/ -15 -65
記憶力1Lv: 30
時間感覚:5
30あまり
服従 ⇔ 戸惑い ⇔ 自律
任意のイベント(PLが選んでよい)を経て宣言すると「ひとつ」動かした状態で次のシーンに登場できる。
一つのシーンではかならず一つの態度でしか登場できない。
exp.「服従」だったPCは次のシーンで「自律」で登場することはできない
- 余CPは技能として振り分けずに保有しておき、セッション中任意のタイミングで技能を取得できる。
妖魔でいう未使用CPとしての使用も可能。
最終更新:2020年05月06日 12:47