別名
虚翼龍
異名
滅世の戮翼
英語表記
Nullfists
危険度
★10
種族
古龍種
棲息地
現大陸
破壊可能部位
頭、前脚、翼、尻尾
弱点部位
頭、前脚、翼(通常時、虚暴走状態時)
弱点属性
火、水、雷、氷
体長
20m〜24m
BGM
『殺戮の凶翼』
生態•特徴
定まったテリトリーを持たず、各地を彷徨う大型の古龍。
目撃情報は極めて稀であり、個体数は僅かとされている。
目撃情報は極めて稀であり、個体数は僅かとされている。
異常なまでの凶暴性を持っており、あらゆるモンスターに攻撃を仕掛けて捕食してしまう。
ヌルフィストスが通った一帯は、生命の気配が跡形も無く消え去るという。
また、この捕食行動を通じて、体内で大量の龍属性エネルギーを生成している。
ヌルフィストスが通った一帯は、生命の気配が跡形も無く消え去るという。
また、この捕食行動を通じて、体内で大量の龍属性エネルギーを生成している。
しかし本種はモンスターの死肉以外にも、鉱石を口に運ぶ事が明らかになっている。
この行動が何故行われるのかは、ギルドの研究では解明されていない。
この行動が何故行われるのかは、ギルドの研究では解明されていない。
全身が黒みがかった鱗に覆われており、並の攻撃を通さない。
また、特異な進化を遂げた、一対の巨大な翼が生えている。
また、特異な進化を遂げた、一対の巨大な翼が生えている。
戦闘時には前脚に翼を纏わせ、拳の様に扱う事が確認されている。
この際に龍属性エネルギーを翼に集中させ、赤黒い光を放ちながら強力な攻撃を繰り出す。
上記の姿から、「滅世の戮翼」や「拳翼の羅刹」と恐れられている。
この際に龍属性エネルギーを翼に集中させ、赤黒い光を放ちながら強力な攻撃を繰り出す。
上記の姿から、「滅世の戮翼」や「拳翼の羅刹」と恐れられている。
ヌルフィストスには「吸嚢」と呼ばれる特殊な器官が備わっている。これを収縮、膨張させる事で口から大量の空気を出し入れする。
これを利用して龍属性エネルギーを非常に高い圧力で圧縮し、翼へ送っている。
これを利用して龍属性エネルギーを非常に高い圧力で圧縮し、翼へ送っている。
龍属性エネルギーを帯びた翼は、異常な程の堅牢さを誇る。斬撃、銃撃を浴びせようとも、容易に弾かれてしまう。
だがエネルギーを特定の部位に集中させる為か、他の部位が脆弱に変化する。
だがエネルギーを特定の部位に集中させる為か、他の部位が脆弱に変化する。
概要
- 漆黒の体表を持つ、大型の古龍種モンスター。
- 戦闘が開始すると、発達した前脚に翼を纏わせる。
この状態だと翼の肉質は軟らかく、弱点の一つとなっている。
- 翼纏い時にはハンターを拘束し、地面に叩きつける技を繰り出してくる。
その後の追撃は、起き上がってから即座に回避すれば対処可能。
- 腕に翼を纏ってから一定時間が経過すると、「拳翼硬化状態」へと移行する。
この際に翼の肉質が大幅に硬化し、殆どの攻撃を弾いてしまう。
だがこの状態では翼以外の部位が軟化し、龍以外の属性耐性が低下する。
だがこの状態では翼以外の部位が軟化し、龍以外の属性耐性が低下する。
- 拳翼硬化状態を解除するには、一定のダメージを与える必要がある。
他にも吸嚢を用いてエネルギーを圧縮している最中に、頭部を集中攻撃する事でも解除出来る。
拳翼硬化状態が解除されると、ヌルフィストスはエネルギーの暴発によるダメージを受けてダウンする。
ダウン後は少しの間だけ動きが鈍化し、攻撃のチャンスとなる。
しかしその後、ヌルフィストスは拳翼硬化状態を超える、「虚暴走状態」へと移行する。
拳翼硬化状態が解除されると、ヌルフィストスはエネルギーの暴発によるダメージを受けてダウンする。
ダウン後は少しの間だけ動きが鈍化し、攻撃のチャンスとなる。
しかしその後、ヌルフィストスは拳翼硬化状態を超える、「虚暴走状態」へと移行する。
- 虚暴走状態となったヌルフィストスは、今まで以上に龍属性エネルギーを活性化させる。
全身に赤黒い雷の様な模様が発生し、翼は赤く染まり上がる。
だがエネルギーの供給過多により、翼の肉質が大幅に軟化する。
この状態では、攻撃に龍属性の追撃が加えられ、戦闘がより苛烈になる。
だがエネルギーの供給過多により、翼の肉質が大幅に軟化する。
この状態では、攻撃に龍属性の追撃が加えられ、戦闘がより苛烈になる。
- 本種の最も警戒すべき攻撃は、「暴龍穿」である。
この技は、一定時間の間に虚暴走状態を解除出来なかった場合に発動する。
両翼を地に突き刺して龍属性エネルギーを張り巡らせ、辺り一帯を爆破する。
緊急回避か攻撃範囲外への移動を行わない限り、生半可な防具だと即座に力尽きてしまう。
両翼を地に突き刺して龍属性エネルギーを張り巡らせ、辺り一帯を爆破する。
緊急回避か攻撃範囲外への移動を行わない限り、生半可な防具だと即座に力尽きてしまう。
- 虚暴走状態を解除するには、翼へのダメージが必要である。他の部位に攻撃しても一切解除に関係無いので、注意が必要。
解除されると拳翼硬化状態と同様に、ヌルフィストスがダメージを受けながら大ダウンする。
この後は通常の翼纏い状態へと戻り、再び拳翼硬化状態、虚暴走状態へと順に変化する。
この後は通常の翼纏い状態へと戻り、再び拳翼硬化状態、虚暴走状態へと順に変化する。
- 翼の部位破壊は拳翼硬化状態、虚暴走状態だと不可能。通常の翼纏い時に破壊出来る。
翼を破壊すると攻撃の威力が低下する為、通常時は積極的に狙うのも手。
しかし、通常時は翼より頭の方が軟らかい肉質をしているので、個々の判断に委ねられる。
しかし、通常時は翼より頭の方が軟らかい肉質をしているので、個々の判断に委ねられる。
装備
武器
赤黒い光を帯びた、禍々しい雰囲気を放つ武器群。
平均的な龍属性値と、極端に短い紫の斬れ味を有する。
マスターランクの素材を使用。
平均的な龍属性値と、極端に短い紫の斬れ味を有する。
マスターランクの素材を使用。
| 大剣 | ブレイド=サイファー | 太刀 | セイバー=ニーヒル |
| 片手剣 | サーベル=ゼロス | 双剣 | ツインズ=ミデン |
| ハンマー | スマッシュ=ノーリ | 狩猟笛 | リュート=ヴォイド |
| ランス | スピア=ナーダ | ガンランス | バースト=ヴァニタス |
| スラッシュアックス | アックス=ホロウ | チャージアックス | アームズ=キャビテ |
| 操虫棍 | ロッド=シューニャ | 穿龍棍 | なし |
| 磁斬鎚 | なし | ライトボウガン | ショット=ネアン |
| ヘビィボウガン | キャノン=ルア | 弓 | ボウ=ヴラコ |
防具
凶悪さを全面に押し出しつつ、騎士を彷彿とさせるデザイン。
マスターランクの素材を使用。
マスターランクの素材を使用。
| 部位 | 防具名 | スキル | スロット |
| 頭 | 零兜ヌルフェイス | 虚覆零転Lv1、超会心Lv1、弱点特攻Lv1 | ④③ |
| 胴 | 零鎧ヌルプレート | 弱点特攻Lv2、見切りLv2 | ④④① |
| 腕 | 零腕甲ヌルアームズ | 虚覆零転Lv1、超会心Lv2 | ④④ |
| 腰 | 零腰甲ヌルコイル | 見切りLv2、連撃Lv2 | ④②② |
| 脚 | 零脚甲ヌルグリーヴ | 虚覆零転Lv1、見切りLv3、連撃Lv1 | ④① |
ヌルフィストス装備専用のスキル、「虚覆零転」の効果は以下の通り。
- Lv1:矢、弾が切れるか、切れ味ゲージが一段階下がった時に効果発動。
ウチケシの実、スキル、狩猟笛の旋律等では解除不可の特殊な状態異常「虚禍やられ」を発症する。
虚禍やられの効果は、「会心が発生しなかった攻撃は、ダメージが0.5倍される」「体力が自然回復しなくなり、毎秒1ダメージを受ける」「スタミナ消費速度が1.25倍、スタミナ回復速度が0.75倍される」の三つ。
虚禍やられを解除するには、全ての武器種に共通して「モーション値1000に相当する会心ダメージ」を与える必要がある。
会心が発生しなければ加算されない上に、大剣の真•溜め斬り3〜4回分に値するモーション値が要求される為、かなり手間の掛かる条件。
会心が発生しなければ加算されない上に、大剣の真•溜め斬り3〜4回分に値するモーション値が要求される為、かなり手間の掛かる条件。
しかし、解除した後は「虚伏状態」となり、恩恵を得る事が可能。
その効果は、「斬れ味が最大まで回復し、追加の赤黒い斬れ味ゲージ5を得る(赤黒い斬れ味ゲージは物理ダメージの補正1.56倍、属性ダメージの補正1.41倍。)」「3分間の間、弾丸を35%の確率で消費しない」「3分間の間、斬れ味を消費しない」「3分間、会心ダメージが1.2倍(他の会心ダメージ上昇スキルと重複する。例として、超会心Lv3が発動している場合、会心ダメージは1.68倍)」の4つ。
その効果は、「斬れ味が最大まで回復し、追加の赤黒い斬れ味ゲージ5を得る(赤黒い斬れ味ゲージは物理ダメージの補正1.56倍、属性ダメージの補正1.41倍。)」「3分間の間、弾丸を35%の確率で消費しない」「3分間の間、斬れ味を消費しない」「3分間、会心ダメージが1.2倍(他の会心ダメージ上昇スキルと重複する。例として、超会心Lv3が発動している場合、会心ダメージは1.68倍)」の4つ。
- Lv2:「モーション値850に相当する会心ダメージ」を与えると虚禍やられを解除出来る。また、虚禍やられ中に会心率+5%。
- Lv3:「モーション値700に相当する会心ダメージ」を与えると虚禍やられを解除出来る。また、虚禍やられ中に会心率+10%。
オトモ装備
| 部位 | 名称 |
| 頭 | ヌルネコヘルム |
| 胴 | ヌルネコメイル |
余談
- 名前の由来は0を意味するヌルと、拳を意味するフィストから。
- ヌルフィストスが翼を硬化させるメカニズムは、「ダイラタンシー現象」。
液体に固体状の粒子が一定の割合で混ざった混合物は、強い衝撃を受けると硬化して固体の様に変化する事がある。
ヌルフィストスは龍属性エネルギーや吸嚢といった要素を利用し、この性質を戦闘に活用している。
ヌルフィストスは龍属性エネルギーや吸嚢といった要素を利用し、この性質を戦闘に活用している。
具体的な解説は以下の様になる。
ある種の鉱石を屈強な咬合力で粉末状に変化させ、「異蔵嚢」と呼ばれる特殊な器官に蓄える。
吸嚢を用いて体内の圧力を急激に変化させる事で、一部の血液を高速で移動させて血漿と血餅に分離する。
翼の内部に広がっている空洞に、血漿と鉱石の粉末を流入させる。
吸嚢を用いて体内の圧力を急激に変化させる事で、一部の血液を高速で移動させて血漿と血餅に分離する。
翼の内部に広がっている空洞に、血漿と鉱石の粉末を流入させる。
この状態で、翼が外部からの攻撃や龍属性エネルギーによる衝撃を受けると、ダイラタンシー現象が発生して翼が硬化する。
虚暴走状態で翼の肉質が軟化するのは、龍属性エネルギーの圧縮に吸嚢を酷使した影響である。
吸嚢を機能させなければ、血漿と粉末状鉱石の割合が乱れる。加えて、過剰なエネルギーの集中が部位を軟化させてしまう。
吸嚢を機能させなければ、血漿と粉末状鉱石の割合が乱れる。加えて、過剰なエネルギーの集中が部位を軟化させてしまう。
ヌルフィストスの特徴的な翼は、古龍由来の常軌を逸した体内構造や、非常に高い知能を駆使した賜物といえる。
素材
- 虚翼龍の厚龍鱗
- 龍雷巡る虚鱗
- 虚翼龍の重殼
- 虚翼龍の靭尾
- 虚翼龍の剛角
- 虚翼龍の穿拳翼
- 虚翼龍の天澄血
- 還虚の龍戮玉