別名
剣蟹(けんがに)
異名
大剣の暴君
英語表記
Boukun Tirat
危険度
★4
種族
甲殻種(十脚目 短尾下目 剣蟹上科 タラト科)
棲息地
朽ち果ての遺街跡
破壊可能部位
右爪、左爪
弱点部位
胴
弱点属性
水、雷
BGM
各フィールド大型モンスター汎用BGM
生態・特徴
黒褐色の甲殻種。ダイミョウザザミやショウグンギザミの近縁種と目されている。
しかしモンスターの骨などをヤドとして背負うことはない。
しかしモンスターの骨などをヤドとして背負うことはない。
最大の特徴は大きく発達した右爪で、その形状が幅広の剣のように見えることから
ハンターズギルドは「剣蟹」とも呼称している。
その爪は単に振り回すだけでも十分に武器として機能するが、
特に力を溜めてから放つ渾身の一撃は、遺街跡の頑丈な石畳をも断ち割る威力を誇る。
ハンターズギルドは「剣蟹」とも呼称している。
その爪は単に振り回すだけでも十分に武器として機能するが、
特に力を溜めてから放つ渾身の一撃は、遺街跡の頑丈な石畳をも断ち割る威力を誇る。
しかし発達した爪はその重量が大きな弱点となっており、
地面や壁などにめり込んでしまうとなかなか抜けずに隙を晒すこともある。
また、この爪を破壊されると重さの感覚が狂うのか、バランスを崩すことが多くなる。
地面や壁などにめり込んでしまうとなかなか抜けずに隙を晒すこともある。
また、この爪を破壊されると重さの感覚が狂うのか、バランスを崩すことが多くなる。
左爪は右爪に比べて小さいものの鋭く、さながらナイフのようである。
主戦力としては用いないが、右爪での攻撃が困難なときの補助、
上述のように右爪が何かに刺さったときの支えなどに使うことがある。
主戦力としては用いないが、右爪での攻撃が困難なときの補助、
上述のように右爪が何かに刺さったときの支えなどに使うことがある。
気性は荒く、縄張りを侵す者に対しては容赦なく攻撃する。
時に自らより強大な相手にも果敢に飛び掛かっていく様子は大剣の暴君と喩えられる。
時に自らより強大な相手にも果敢に飛び掛かっていく様子は大剣の暴君と喩えられる。
概要
- 遺街跡に出現する甲殻種のモンスター。
名前からして分かる通り、ダイミョウザザミやショウグンギザミの近縁種。
ヤドは背負わないが、右爪が巨大な剣のように発達しており、かなり迫力がある。
- 攻撃方法はまさに大剣使いのハンターのごとくで、溜め斬りを得意としている。
溜めている間は隙が生まれるが、しっかり軸を合わせてくるので油断は禁物。
直撃でもしようものなら痛手を負うことになるだろう。- もちろん溜め斬り以外にも、横に回転して薙ぎ払うなどの攻撃を用いる。
動作の一つ一つは大振りなので、しっかり隙を伺うことが重要。
ちなみに爪でガードはしない。
また、たまに左爪で斬ってくることもある。威力は低いが出が速いので気を付けておこう。
- もちろん溜め斬り以外にも、横に回転して薙ぎ払うなどの攻撃を用いる。
- この手のモンスターのお約束ではあるが、爪は地面や壁などにぶっ刺さる。
最大溜め斬りは確定で地面に刺さる他、場所によっては他の攻撃でも刺さってくれる。
大きな隙が生まれるので逃さないようにしよう。
また、右爪を抜くときに左爪を支えに使うことがあるが、
このとき左爪に一定のダメージを与えることでバランスを崩し転倒させられる。
確定で落とし物を落とすので狙ってみてもいいだろう。
- 未発見の状態では左爪で右爪を研ぐ様子が見られる。
普段は豪快な攻撃をする本種が丁寧に爪のケアをする様子は新鮮である。
- 他の大型モンスターを見付けると積極的に飛び掛かっていき、
相手が威嚇している間に溜め斬りをお見舞いする。まさに暴君である。
自分より強いはずのメドゥルガーサにも挑むが、流石に分が悪く、
ほとんどの場合は動きを封じられた上で噛みつかれ、思いっきり吹っ飛ばされてしまう。
装備
武器
重厚な見た目の武器群。斬属性の武器しかないというやや偏ったラインナップ。
マグネットスパイクは斬撃も出せるのにハブられている。
無属性だが、攻撃力と斬れ味はそこそこあり、全体的に無骨な性能。
最終的にライバルは増えるが、汎用武器として製作してもいいだろう。
最終的にライバルは増えるが、汎用武器として製作してもいいだろう。
大剣 | 猛々しき暴剣 | 太刀 | 凛々しき暴刀 |
片手剣 | 荒々しき暴小剣 | 双剣 | 憎々しき暴双剣 |
ハンマー | なし | 狩猟笛 | なし |
ランス | 雄々しき暴槍 | ガンランス | 重々しき暴銃槍 |
スラッシュアックス | 禍々しき暴剣斧 | チャージアックス | 物々しき暴剣盾 |
操虫棍 | 太々しき暴棍 | 穿龍棍 | なし |
磁斬鎚 | なし | ライトボウガン | なし |
ヘビィボウガン | なし | 弓 | なし |
防具
鎧のようなデザインだが、暴君を表したものか刺々しい意匠が目立つ。
タイプ2の方は露出度は高いが、セクシーというよりむしろワイルドな印象。
タイプ2の方は露出度は高いが、セクシーというよりむしろワイルドな印象。
スキル「暴君」は名前こそ強そうだが、実際には小型モンスターへ与えるダメージが増えるもの。
ずいぶん小物っぽい暴君である。 まあ掃除には使えるか。
部位 | 名称 | スキル | スロット |
---|---|---|---|
頭 | 暴君鎧【兜】 | 挑戦者+1 | - |
胴 | 暴君鎧【胸当て】 | 暴君+2 | Lv1×1 |
腕 | 暴君鎧【篭手】 | 暴君+1 | Lv2×1 |
腰 | 暴君鎧【帷子】 | 挑戦者+1 | - |
脚 | 暴君鎧【袴】 | 砥石使用高速化+2 | - |
シリーズスキル | なし |
オトモ装備
オトモアイルー
武器 | ニャニャしき暴ネコ剣 |
頭 | 暴ネコ鎧【兜】 |
胴 | 暴ネコ鎧【胸当て】 |
オトモガルク
武器 | ワンワンしき暴ガル棍 |
頭 | 暴ガル鎧【兜】 |
胴 | 暴ガル鎧【胸当て】 |
余談
- 名前の由来はズバリ暴君、およびその英訳であるタイラントだろう。
しかし暴君の名を冠する割には世界観上の脅威度は低めだったりする。
- メドゥルガーサの登場ムービーでは噛ませ役に抜擢されて
しまっており、
勢いよく爪を振り上げた状態で動きを止められ、吹き飛ばされて壁に衝突、
すごすご退散する……という哀れな内容である。捕食されなかっただけ幸せかもしれないが。
素材
- 剣蟹の甲殻
- 剣蟹の剣爪
- 剣蟹の触角
- 剣蟹の脚