【名称】時の狭間
【概要】全ての時間が集約した場所であり、どの時間にも当てはまらない場所。過去であり、現在であり、未来。
通常侵入は不可能であり、たとえば「時そのもの」との接続を起こしたものが偶発的に放り込まれ、この無限空間で永遠を過ごすことになる。
時間旅行の際に開かれる「タイムホール」とはまた別の概念であり、指向性を持たずただ存在するだけの空間である。
ゆえにこの空間に「意味」は存在しておらず、またこの空間と接続したものも「意味」も持たなくなる。たとえこの空間でナイフを心臓に突き立てたとして、「死」は意味を失っており、息絶えることもないだろう。
極めて静謐な空間で「信仰」すら意味を失っており、それを餌とするドラゴンも存在しない。(信仰の意味を失っているため、信仰を持たないテリコは『モノリス』にとっては無視して構わない存在)
【概要】全ての時間が集約した場所であり、どの時間にも当てはまらない場所。過去であり、現在であり、未来。
通常侵入は不可能であり、たとえば「時そのもの」との接続を起こしたものが偶発的に放り込まれ、この無限空間で永遠を過ごすことになる。
時間旅行の際に開かれる「タイムホール」とはまた別の概念であり、指向性を持たずただ存在するだけの空間である。
ゆえにこの空間に「意味」は存在しておらず、またこの空間と接続したものも「意味」も持たなくなる。たとえこの空間でナイフを心臓に突き立てたとして、「死」は意味を失っており、息絶えることもないだろう。
極めて静謐な空間で「信仰」すら意味を失っており、それを餌とするドラゴンも存在しない。(信仰の意味を失っているため、信仰を持たないテリコは『モノリス』にとっては無視して構わない存在)
世界を一冊の書物に喩えるとするならば、時の狭間は「本の背」の部分に該当すると言っていい。
本の背はすべてのページに繋がっているが「タイトル」以外何も書かれておらず、目次のような道標も無い。
本の背はすべてのページに繋がっているが「タイトル」以外何も書かれておらず、目次のような道標も無い。
- この空間と接続した巫女「テリコ」がこの空間から抜けられるかについて
結論から述べると、抜け出すことはできない。
彼女の持つ権能は強力無比であり、理論の上では例えば「テリコは時の狭間に接続しなかった」という「起点」をつくることで抜け出せそうなものだが、その「はじまり」という概念が時の狭間には存在せず、従って「起点」が動き出すこともない。よって彼女は彼女の権能で時の狭間から抜け出すことはできず、また降ろした神性による侵食で時の狭間と接続しているため、彼女の手を引いて時の狭間を抜け出すこともできない。
彼女の持つ権能は強力無比であり、理論の上では例えば「テリコは時の狭間に接続しなかった」という「起点」をつくることで抜け出せそうなものだが、その「はじまり」という概念が時の狭間には存在せず、従って「起点」が動き出すこともない。よって彼女は彼女の権能で時の狭間から抜け出すことはできず、また降ろした神性による侵食で時の狭間と接続しているため、彼女の手を引いて時の狭間を抜け出すこともできない。
- その他
実はテリコが戦闘を行うのであれば、時の狭間は相性最悪の空間だったりする。
「時間操作、順序の破壊」という禁忌の能力を持っているが、時の狭間は時間の概念がそもそも意味を持たないためである。
よって「順序を並べ替えたところで並べ替えた順番が訪れることは永遠に来ない」。権能は発動しない。
「時間操作、順序の破壊」という禁忌の能力を持っているが、時の狭間は時間の概念がそもそも意味を持たないためである。
よって「順序を並べ替えたところで並べ替えた順番が訪れることは永遠に来ない」。権能は発動しない。