モノリス - 神薙の巫女と堕ちし龍Wiki

支持基盤：一部の権力者、企業　不毛な戦いに疲れた人々

主な行為：「巫女狩り」

「なぜ人類はドラゴンに勝てないのか？それは有象無象の神格に信仰がバラけており、力の総量が分散されているからだ。巫女を間引いて最後に残った一人に全人口の信仰心を注いで最強の巫女を作り出し、その個体によって全てのドラゴンを駆逐する」という理念の元、「巫女狩り」を行っている危険思想団体。
所属する巫女は悪神・邪神を宿す者が多く、権能を対人に特化させている傾向が見られる。
最終目標は、「ドラゴン根絶によって人類を救済し、数千年に渡って繰り広げられた不毛な戦いに終止符を打つ」と一見綺麗なのでシンパが徐々に増えている。
ドラゴンは完全に人類の敵と見做しているため、龍教会を始めとしたドラゴンを利用しようとする団体とは敵対関係にある。

• ターゲットリスト

幹部から配られる優先して殺すべき巫女や一部民間人、破壊または奪取する物品が載ったリスト。
主にシンクロ率の高い者及び巫女の医療や研究に関わる人物、神降ろしに必要となる施設やアイテムが対象となる。
抹殺成功時には達成したメンバーには相応の報酬が支払われる。それが目的で組織に与している賞金稼ぎのような巫女も在籍している。

メンバー

• ヰヲナ＝オルタナティブ＝ヌル（総帥）
• ゾイ＝アンブロシア（幹部）
• ギネヴィア＝アマリリス（幹部）
• ラミラロミラ・エルシャラミーレ（最高指揮官）
• ユニ
• ニーナ＝クエイルード
• ネフェルティア＝イチイタウイ
• エルヴィタ＝トレージェス
• シャルナ
• 岩永　知流
• 謝 玉魚(シエ ユーユウ)
• 范 玉魚(ファン ユーユウ )
• リーゼル＝コルマウクル
• ロジェ
• キシリア＝ウリアルテ
• ルキア・リバース
• 尸気道　陵子
• フリスティナ＝アクィロス
• カヒリ・エレ
• デルフィーナ＝ブラッドレイン
• 貴船　珠代
• 円谷　真里／由里
• ファビオラ＝アランサバル
• アンナ=シュミット
• 鈴木　喪々子
• エリシェバ・シュルツ
• シビル=イリオポロウス
• サウ・サンヌ（『奈落』に収監中。籍はほぼ抹消）
• オクタヴィア・サルバドーリ（元巫女。研究員）
• ジャネット・クローバー（研究員）

各メンバーのスタンス

1.活動への真面目さ、及び組織への忠誠心
2.同胞に対する態度
3.『最後の巫女』への関心

• ユニ

1.普段の態度から想像がつきにくいが活動自体は真面目に行っており、積極的に巫女を狩っている。ただし甚振って遊びすぎる傾向がある。
2.馴れ馴れしく接してウザ絡みする。一部メンバーとは同族嫌悪を発症して険悪な関係。
3.あまりない。最後まで自分が勝ち抜けるとは思っていないので普段の巫女狩りで嗜虐心を潤して満足している。

• ニーナ＝クエイルード

1.自分の居場所だとは思っているものの、やる気はあまり感じられない。言われたことだけは最低限やる。
2.メンバーの消耗による入れ替わりが激しく、顔と名前をいちいち覚えるのが面倒なので一部を除いてコミュニケーションを取ろうとしない。
3.皆無。選定の段階になったら最初に死ぬのは自分と自嘲している。そもそも『最後の巫女』の降誕に懐疑的。

• ネフェルティア＝イチイタウイ

1.自分から動くことは少ないが任務の成功率は高い。その実力からある程度の自由が許されている。
2.メソメソと泣いて憐れんでいる。特定の仲の良いメンバーはいない。『臨界者』であることはあまり知られておらずナメられがち。
3.エジプトの奪還に一番確実な方法だと盲信。とはいえ成るのは自分でなくとも構わない。

• エルヴィタ＝トレージェス

1.組織に殉じているつもりは無いが更なる戦いを求めて巫女を襲っているので結果的に活動方針には忠実。
2.弱者は「餌」、強者は「獲物」という認識。仲間意識は無い。
3.「最強」の称号として己の最終目標と定めて強く意識している。

• シャルナ

1.人格分裂と暴走の危険性から、どうせまともな巫女としては生きられないと悲観して『モノリス』入り。居心地は良くないが自分にはもうここしか残っていないと腰を据えている。ノルマを熟すために何不自由なく活動している巫女を妬んでは襲いかかる。
2.ガラが悪かったり不気味な人物が多く萎縮してしまっている。
3.多重人格の煩わしさから解放してくれる望みを託しているため意外にも意欲的。　

• リーゼル＝コルマウクル

1.用意された仕事は熟すが帰属意識は皆無。飽きたらいつでも抜けるつもり。
2.裏切る時の為にそれぞれの詳しいパーソナリティを調べて回っている。特に「最も恐れているもの」について知りたがる。
3.どうでもいい。楽しければ何でもOK。

• キシリア＝ウリアルテ

1.どこにも真の意味で馴染むことのできない自分の権能を上手く扱ってくれるので悪感情は抱いていない。指令には素直に従う。
2.碌でもない人間ばかりに加えて、キシリア自身の猜疑心が強いため誰も信用していない。そもそも潜入任務が多いのであまり会わない。
3.死にたくはないから目指すけれど、自分の実力では勝ち残るのは厳しいと評価している。漁夫の利を目論む。

• フリスティナ＝アクィロス

1.金を稼ぎつつある程度自由に暴れられるという自分にとって中々の労働環境なので仕事はちゃんとする。
2.金づる。隙あらば詐欺まがいの儲け話を持ちかけては有り金をせびる。
3.興味無い。そんなものより金よこせ。

• デルフィーナ＝ブラッドレイン

1.衣食住が保証されて命を奪えば奪うほど評価されるので気に入っている。
2.「殺せるか」か「まだ殺せない」かを品定め。
3.成ったら成ったで殺し甲斐のある獲物がいなくなりそうだから、一番盛り上がるところで退場したいと願っている。

• 尸気道　陵子

１.あまり真面目ではない。少しでも多く殺人ができればそれでいいため、組織の理念とは根本的にズレが生じている。忠誠心についても同上だが、他に行くところがないため組織の命令に従ってはいる。ただし「生かして捕えろ」といった系統の命令はほぼ無視する。
２.全員手練であることを知っているため、殺すのは後回し。殺人は質より量なので、わざわざ相手にしたりはしない。もちろん仲よくとかに興味はない。……が、歳下には意外と優しい。
３.ほとんど興味はないようだが、「愛弟子と『最後の巫女』の座の奪い合いなんてロマンチックだと思わない？」と冗談めいて言うことがたまにある。

• ゾイ＝アンブロシア

1.至って真面目。総帥の代行を務める権限を有する幹部格の中で率先してアクの強いメンバー達に指示を出している。ワーカーホリック気味。
2.基本冷淡だが働きに対する正当な褒美は与える。結果を重視してアメとムチを使い分ける。
3.「巫女をドラゴンとの戦いから解放する」という悲願を抱いているが故に強く執着している。

• ギネヴィア＝アマリリス

1.「おもしろい遊び場」という認識。忠誠心はほぼ皆無。幹部という立場と強力な「呪誓（ゲッシュ）」をかけられる希少性から奔放を許されている。
2.自分含めて全員オモチャ。どうやって惨たらしく壊すのかをシュミレートしてはほくそ笑んでいる。
3.実はあまり興味は無い。

• ヰヲナ＝オルタナティブ＝ヌル

1.普段は世界中を放浪しており組織の運営は幹部にほぼ丸投げ。道中見かけた巫女やドラゴンは狩ったり気紛れで見逃したり。
2.あまり姿を見せないため、末端からは総帥であることに気づかれていない。面識のあるメンバーからは「偶にアジトで見かける変な奴」という認識を持たれている。ヰヲナ自身も幹部以外への認知はあやふやで無関心に近い。
3.人類救済の意思を持っているのなら『モノリス』の巫女でなくとも成るのは誰であれ構わない。

一部メンバー同士間のコメント

CASE:ユニ

• ニーナ

よく寝てる子。全てを諦めたような目つきはあーし好みかも。本部でも結構なVIP待遇受けてるし、もしかして結構重要人物だったり？今度おはなししてみよーっと。

• ネフェルティア

いっつもメソメソしてて弱そーに見えるよねぇ……。でも『モノリス』の巫女の中では結構ヤる方だとあーしのカンが告げている。なんか全体的に得体の知れないって感じがしてキモチワルーイ。

• エルヴィタ

ウチの組織に殴り込みかけてきたバトルマニアちゃん。あの時はメチャクチャで楽しかったなぁ。首輪付けられた後もめっちゃ美味しそうな視線、あちこちに向けてるんだよねぇ。あーしのコトも気になってくれてるみたい！

• シャルナ

自分の人格が消えそうになって怯えてる姿がすっごくカワイソウでカワイイ。もし完全に「呑まれちゃった」時はあーしが優しく終わらせてあげるから安心していーよ♥

• ゾイ

組織の偉い人。割と好き勝手やらせてもらってるから、感謝はしてるよーん。それはそれとして髪切ったら？何ならあーしがやってあげようか？

CASE:ニーナ＝クエイルード

• ユニ

『モノリス』のなかでも特にはたらきもの。わたしは「一生懸命に何かをする」ってよくわからないから、ある意味うらやましいかもー……。それがたとえかぎりなくムダなことでも。

• ネフェルティア

組織設立のときからずーっといるんだってー……。『モノリス』がいつできたかなんて知らないけどー……。なにもしてないときはよくおなじ方向を見てる。たぶんエジプト。

• エルヴィタ

戦いが好きなんてちょっと理解できなーい。痛いしつかれるしでイイことなんてないでしょー……。……組織のけっこうな数の巫女に当てはまるな……。

• シャルナ

やどす神に汚染されている巫女……。わたしとおなじ……。べつに長生きしてほしいとは言わないけど、くるしまずに逝けるといいねー。お互い。

• ゾイ

わたしを『モノリス』にスカウトしてくれたー……。組織の理念自体には興味ないけど、無意味にただ生きていたわたしをひつようとしてくれた。それだけでいる理由はじゅうぶん。

CASE:ネフェルティア＝イチイタウイ

• ユニ

何者に対しても挑発的で煽り立てずにはいられない性分。生まれた時からそうであった訳では決して無いはず。嗚呼、……そうして仮面を被らなければ生きられない出来事にでも遭ったのでしょうね。この世界では珍しく無い事ですが可哀相に。

• ニーナ

夢と現の間に生きる邪神の依代。どちらにもいて、どちらにもいない。只でさえ神を降ろすというのは人の身に余るというのに、あまつさえ外なる神に選ばれるなんて……。約束された破滅から貴方は決して逃れられない。可哀相に。

• エルヴィタ

満たされないというのに、不毛な闘争を重ね続ける生き様はとても痛々しくて見てはいられません……。はたして闘争を求めたから強くなったのか、はたまた強いから闘争を求めるようになったのか。貴方はまるで胃の腑に孔の空いた獣。

• シャルナ

私達巫女は皆一様に可哀相ですが、特に貴方は可哀相。いえ、完全に「塗り潰されて」全てを忘却出来るのならそれもまた一つの救済なのかもしれませんね……。

• ゾイ

私と同じ『臨界者』……。人でも神でもなくなった存在。その絶大な力を持ちながら『モノリス』にいるということは、貴方も何処かで「折れてしまった」のでしょうか。されど瞳にはまだ仄暗い火が灯っているということは希望を完全には失っていないようですね。何とも羨ましい。

CASE:エルヴィタ＝トレージェス　

• ユニ

呪誓（ゲッシュ）に抗えないのを良いことに散々挑発してくる。だが構わない。我慢は最高のスパイス。計画の「最終段階」が訪れたら最初に殺すとしよう。

• ニーナ

強さをまるで感じない。それに加えて不気味なオーラが出て不味そう。捕食対象外。

• ネフェルティア

殴り込みを仕掛けた時、最終的にこいつに抑え込まれた。おそらく『モノリス』の中でトップクラスに美味い獲物。食ってみたい。

• シャルナ

完全に暴走した同胞なら呪誓（ゲッシュ）の範囲外。もしそのような状況になったら、四つの人格の全て味見した上で平らげる。

• ゾイ

ネフェルティアと並んで特上の獲物。与えて来る「死因」とやらを尽く飲み干して狩る。その為には先ずは俺も『臨界者』に成らねばな。

CASE:シャルナ　

• ユニ

お菓子くれたりお茶に誘ってくれるけど、何故だがイマイチ信用できません。多分善意から私に接触しているわけじゃないからだと思う。なるべく近づきたくないです。

• ニーナ

他の人には基本無関心なのに私にはよく話しかけてくれます。怖い人の多い『モノリス』の中では数少ない一緒にいて安心する相手です。「私達って友達？」って聞いたら「違う」って即答されたのがちょっと悲しい。

• ネフェルティア

よくそんなに泣けますね。世の中悲しくて不条理なことだらけだからキリがないでしょうに。それと上から目線で「可哀相」と勝手に相手を憐れんでも反感を買うだけだと思うんですけど。

• エルヴィタ

離れていても血の匂いがする物騒な人。人のことを言えた義理はありませんが、縛っていなければ敵味方お構いなしに暴れる危険因子をスカウトするなんて上の考えることはわかりません。

• ゾイ

必要なこと以外は話さず与えもしないので、あまり人と関わりたくない私にとってはある意味で理想の上司です。だから人となりはよく知らないですね。お互いそれで構わないなら別にいいでしょう。

CASE:ゾイ＝アンブロシア

• ユニ

組織の理想のために邁進してくれている姿勢は高く評価している。しかしながら、他の構成員と無駄な軋轢を生むような態度は看過し難い。改めるように。

• ニーナ

貴重な未来予知能力、それもかなりの精度を誇っているので換えが効かない構成員。庇護する際の優先度は高い。

• ネフェルティア

実力も相まって、本来は私と同程度の地位にいてもおかしくはないが末端に収まっているのが不可解。エジプト遠征については私から進言しておく。通る保証は無いが。

• エルヴィタ

猛りつつも牙を隠すことも覚えている肉食獣のような女。お前の我慢に報いられるよう、今日も共に巫女を殺すとしよう。最後の晩餐まで。

• シャルナ

神と同時に悪魔を宿している希少なサンプルケース。しかしながらあらゆる面で安定していないので純粋な戦力として活用していく。