【名前】タコシアス・ドフレニア
【モチーフ】蛸
【危険度】C
【主な能力】墨を吐く、触手での締め上げ
【モチーフ】蛸
【危険度】C
【主な能力】墨を吐く、触手での締め上げ
日本原産の見た目は頭足類に似たドラゴン。体長20メートルほどの大型。日本では「水蛸竜」、「エラカレタツ」と呼ばれている。
一般的な竜の頭から8本の触腕が直接生えた、一度見たらなかなか忘れられない奇怪な見た目をしている。
吸盤のついた8本の触腕は柔らかくしなやかな筋肉質。極めて繊細なコントロールを行うことができ、獲物に絡みつきゆっくりと締め上げる。その力は自分と同等の大きさの船舶を握り潰すほどであり、一度捕まれば並の巫女では振り解けない。
また、粘性が極めて高い墨状の物質を吐くことで獲物の動きを鈍らせることもできる。毒性こそないもののかなりネバつくため継戦に支障をきたす。流水でもなかなか取れないため、浴びないよう躱したほうがよい。
これらの能力で沖に出た漁船を積極的に襲撃するため、本種の出現情報がある海域は歴戦の船乗りすら恐れるほどだったという。海中の存在のため、海戦が得意な巫女以外では太刀打ちもできず、討伐はかなりの手間。
一方で防御力はあまり高くない。鱗や甲殻を持たない上に触腕は前述したように柔らかく、即時再生こそされるものの成人男性が振るう刀でとりあえず傷をつけることは可能なレベル。対本種に特化した巫女であれば討伐は意外と容易。
一般的な竜の頭から8本の触腕が直接生えた、一度見たらなかなか忘れられない奇怪な見た目をしている。
吸盤のついた8本の触腕は柔らかくしなやかな筋肉質。極めて繊細なコントロールを行うことができ、獲物に絡みつきゆっくりと締め上げる。その力は自分と同等の大きさの船舶を握り潰すほどであり、一度捕まれば並の巫女では振り解けない。
また、粘性が極めて高い墨状の物質を吐くことで獲物の動きを鈍らせることもできる。毒性こそないもののかなりネバつくため継戦に支障をきたす。流水でもなかなか取れないため、浴びないよう躱したほうがよい。
これらの能力で沖に出た漁船を積極的に襲撃するため、本種の出現情報がある海域は歴戦の船乗りすら恐れるほどだったという。海中の存在のため、海戦が得意な巫女以外では太刀打ちもできず、討伐はかなりの手間。
一方で防御力はあまり高くない。鱗や甲殻を持たない上に触腕は前述したように柔らかく、即時再生こそされるものの成人男性が振るう刀でとりあえず傷をつけることは可能なレベル。対本種に特化した巫女であれば討伐は意外と容易。
余談だが、触腕は龍気が薄く討伐時に抜け落ちてしまう一方で筋肉由来のアミノ酸を豊富に含み、これといった調理をしなくとも非常に旨い。醤油をかけてどうぞ。
旬の冬頃になると更に甘味も増すため、とにかく美味。これを干したものは珍味として、今でも高値で取引される。
本種を倒せる腕ききの巫女は、冬場には「ひっぱりだこ」である。
旬の冬頃になると更に甘味も増すため、とにかく美味。これを干したものは珍味として、今でも高値で取引される。
本種を倒せる腕ききの巫女は、冬場には「ひっぱりだこ」である。