
名前 | Glock 17 |
分類 | オートマチックハンドガン |
使用弾薬 | 9×19mmパラベラムなど |
全長 | 202mm |
銃身長 | 4.4インチ |
装弾数 | 17発 |
作動方式 | ショートリコイル方式 |
開発 | Glock社 |
概要
音楽の都ことオーストリアのグロック社によって開発された最初の拳銃。現在、世界一売れている拳銃です。その利点は何といっても軽さ、そして値段の安さ。ベレッタ92FSは1000$以下ですが、グロックは600ドル。軽さもベレッタ92FSでちょうど1kg。それに対してグロックは650gとかなり軽いです。他にも大きな利点としてセーフティーが挙げられます。マニュアルセーフティーが存在せず、敵に突き付けても、「セーフティーがかかっているぞルーキー」と言われないです。だからと言って危険ではありません。トリガーセーフティーを解除すると内部のセーフティーも自動で解除されるため、確実に射撃でき、トリガーが引かれない限り発砲することはありません。アクションはセーフアクションというもので、シングルとダブルの中間のポジションで、スライドを引くことで撃針が半分引っ張られます。つまりハーフコック。トリガーを引くと撃針がもう半分ひかれ、射撃が可能になります。ダブルアクションの安全性とシングルアクションのトリガープルの良さのいいとこどりとも言えます。
歴史
グロック17の開発前、グロック社はショベルやナイフ、機関銃のベルトなどを作る会社でした。ですが、転機が訪れます。それが1980年に始まったオーストリア軍拳銃採用トライアルです。これを機にグロック社は銃器開発へと乗り出します。高いプラスチック加工技術を使って軽量化した新型拳銃が作られます。それがグロック17です。発売当初はその独特すぎるデザインから敬遠されていましたが、トライアルにて大手企業の拳銃であるベレッタ92やSIG P226に勝利し、業界に大きな衝撃を与えました。その後はアメリカなどの民間市場でも売られるようになります。その後はグロック17からサイズを変更したり使用弾薬を変更したりなどして発展していきました。現在は2000万丁も生産されています。
グロック早見表
バリエーションが多すぎるため、表にする。
フルサイズ | コンパクト | サブコンパクト | クロスオーバー | フルオート | ロングスライド/コンペティション | |
9×19mmパラベラム | 17 | 19/46/48 | 26/43 | 19X/43X/45/47/49 | 18 | 17L/34 |
.40S&W | 22 | 23 | 27 | 24/35 | ||
.45ACP | 21 | 30/36 | 41 | |||
10mmノーマオート | 20 | 29 | 40 | |||
.380ACP | 25 | 28/42 | ||||
.22LR | 44 | |||||
.357SIG | 31 | 32 | 33 | |||
.45GAP | 37 | 38 | 39 |
他社の似たような銃
S&W M&P

グロックよりもデザイン性を重視した外観。トリガーセーフティーがトリガー分割式になっており、耐寒性が高い。グリップのバックストラップが簡単に交換できる。画像のモデルはM&P2.0という第二世代バージョン。
HK VP9

人間工学に基づいて作られた握りやすいうろこのようなグリップが特徴。自衛隊に導入された最新の拳銃。
Walther PDP

P38、PPKなどで有名なワルサー社の最新拳銃。トリガープルが軽く連射しやすい最高級のトリガーがついており、コンペティションでもよく使われる。
Beretta APX
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