
MP7A1
名前 | MP7 |
分類 | サブマシンガン |
使用弾薬 | 4.6×30mm弾 |
全長 | 415mm |
638mm(ストック展開時) | |
銃身長 | 180mm |
装弾数 | 20、30、40発マガジン |
作動方式 | ショートストロークガスピストン方式 |
連射速度 | 毎分1000発 |
毎分850発(MP7A1) | |
開発 | Heckler&Koch |
概要
2000年にH&Kによって開発された小口径で高い貫通力を誇るサブマシンガン、いわゆるPDWの一種。対抗馬としてFN P90があるが、設計思想としては真逆。ハンドガンのようにマガジンをグリップの中に挿入する機構と軽量な折り畳みストックにより、大きさは415mm、重量は1.8㎏とコンパクトになっています。そのため近接戦闘に適しており、テロリストの鎮圧や専用の弾薬である4.6×30mm弾は、長い薬莢とネックダウンにより、高い速度を出し、レベル3Aの防弾プレート(*1)を貫通することが可能です。MP7の小改良型のMP7A1は、ボルトを若干長くすることで、連射力を落としています。ボルトが長くなった分若干大きいそうです。自衛隊にて4.6mm短機関銃(B)として採用されています。
歴史
時代は1990年、戦場では防弾チョッキの装着が当たり前となり、貫通力の低い9×19mmパラベラムや.45ACPを使用するサブマシンガンは使われなくなっていきました。そこで米軍はサブマシンガンと同程度の大きさでありながら、防弾チョッキを貫通できる性能の銃を望んでいました。パーソナルディフェンスウェポン、略してPDWの開発が始まりました。これに応じてFN社は、5.7×28mm弾を開発。それを使用するFN P90を提出。それに対してH&Kは従来のサブマシンガンであるH&K MP5の短縮型に折り畳みストックを装着したMP5K PDWを提出。ですが要求に対して不十分であり、それに応じてMP7と4.6×30mm弾が開発されました。米軍の特殊部隊であるDEVGRUにて使用され、後に同時多発テロ事件の首謀者であるビンラディン殺害作戦にて使用されました。
来訪者数
今日 | - |
昨日 | - |
合計 | - |