
FN製のM4A1
名前 | M4A1 |
分類 | アサルトライフル |
使用弾薬 | 5.56×45mmNATO弾 |
銃身長 | 10インチ、13.5インチ、14.5インチ |
装弾数 | 30発 |
作動方式 | ダイレクトガスインピンジメント方式 |
連射速度 | 毎分700~900発(フルオート) |
開発 | Armalite、Colt |
概要
M16A2のカービンモデル。現在、米軍で正式採用されているアサルトライフル。M16に比べてバレルが短いため取り回しやすく、軽量である。使用弾薬は5.56×45mmNATO弾で、弾速が速く、貫通力に優れている。これの元モデルの.223レミントンや、FNハースタル社が開発したSS109弾にも対応。現在はアメリカやヨーロッパなどの西側諸国で広く使われている。容易にレシーバー、バレル、ハンドガード、ストックなどを交換することが可能で、非常に高いカスタム性を持つ。
M4、M16はダイレクトガスインピンジメント方式という独特な作動方式を使用する。これはバレル内の燃焼ガスをガスブロックというチューブで運んで直接ボルトに吹き付けて動かす。この方式はバレルにピストンを取り付ける必要がないため軽量化ができるうえ振動による命中率低下も防げる。だが直接ボルトに吹き付ける構造上ボルトが汚れやすく整備を増やさなければならないという欠点もある。
M4、M16はダイレクトガスインピンジメント方式という独特な作動方式を使用する。これはバレル内の燃焼ガスをガスブロックというチューブで運んで直接ボルトに吹き付けて動かす。この方式はバレルにピストンを取り付ける必要がないため軽量化ができるうえ振動による命中率低下も防げる。だが直接ボルトに吹き付ける構造上ボルトが汚れやすく整備を増やさなければならないという欠点もある。
歴史
M4A1の歴史は1955年のベトナム戦争までさかのぼります。
ベトナム戦争開戦時アメリカと南ベトナムはM14を使用していました。ですがM14は全長が長く重量も重いため取り回しが悪いうえ、7.62×51mmNATO弾のフルオート射撃の強烈な反動も相まって扱いづらく、ロシア、北ベトナムはアサルトライフルであるAK-47を使用。M14は負けていました。これによりアメリカはアサルトライフルの必要性を痛感し、アメリカでアサルトライフルの採用を計画。これに答えたアーマライトのガンスミスであるユージン・ストーナーはAR-15を製作。ですがその直後にアーマライトは倒産。製造権などを全てコルトに売却。そしてAR-15は量産され米軍でM16として採用されました。その後M16はコルトによって様々なバリエーションが作られ、そのうちの一つがM4の前身であるCAR-15やXM177が作られ、その後も開発は続きM4が誕生。M4は3点バーストでしたが、フルオート化されM4A1になりました。最初は米空軍が非常用のライフルとして採用していましたが、陸軍や海兵隊にも広がり、アメリカのみならず大半の西側諸国で使われています。
ベトナム戦争開戦時アメリカと南ベトナムはM14を使用していました。ですがM14は全長が長く重量も重いため取り回しが悪いうえ、7.62×51mmNATO弾のフルオート射撃の強烈な反動も相まって扱いづらく、ロシア、北ベトナムはアサルトライフルであるAK-47を使用。M14は負けていました。これによりアメリカはアサルトライフルの必要性を痛感し、アメリカでアサルトライフルの採用を計画。これに答えたアーマライトのガンスミスであるユージン・ストーナーはAR-15を製作。ですがその直後にアーマライトは倒産。製造権などを全てコルトに売却。そしてAR-15は量産され米軍でM16として採用されました。その後M16はコルトによって様々なバリエーションが作られ、そのうちの一つがM4の前身であるCAR-15やXM177が作られ、その後も開発は続きM4が誕生。M4は3点バーストでしたが、フルオート化されM4A1になりました。最初は米空軍が非常用のライフルとして採用していましたが、陸軍や海兵隊にも広がり、アメリカのみならず大半の西側諸国で使われています。
M16との比較
銃 | M16 | M4A1 |
全長 | 999mm | 850mm |
銃身長 | 22インチ | 14.5インチ |
ライフリング | 6条右転 | 6条右転 |
使用弾薬 | 5.56mmNATO | 5.56mmNATO |
重量 | 3500g | 2680g |
射程 | 400m | 350m |
初速 | 975m/s | 905/s |
発射方式 | 3点バースト | フルオート |
射程や初速ではあまり変わっていない
バリエーション
XM177E2
M4カービン
M4A1の改良前モデル。M16と同じく3点バースト。
SOPMOD block1

M4A1のカスタムの選択肢を増やすために米軍が計画したSOPMOD計画の第一弾。4面20mmレールが追加。フォアグリップやウェポンライト、スコープが取り付けられるようになった。今ではスタンダードなモデルである。
SOPMOD block2
CQB-R

10.3インチのショートバレルを備えたM4A1。建物の中のような狭い場所でも容易に扱える。単純に短くしたのではなく、ショートバレルゆえの圧力低下に対応したガスチューブとボルトも共用する。Mk18として米軍に採用されている。
Mk18 mod1
先述のCQB-RのSOPMOD Block2対応型。大きなフロントサイトはなくなり、ダニエルディフェンス製のフリーフローティングハンドガードが取り付けられた。
URG-I

SOPMOD計画の最新バージョンであるblock3仕様のM4A1。ガイズリー社のMLOKアッパーレシーバーが搭載されており、block2のものに比べて軽量化が図られている。他にもサプレッサーの使用を前提とした設計が見られる。
レシーバーなどもすべてガイズリー製パーツのSUPERDUTY Mod1という非常に本モデルに似たものもある。
HK416

M4を基盤に大きな改良を施したモデル。ダイレクトガスインピンジメント式からショートストロークガスピストン方式になっている。
ほかにも様々なモデルがある

ダニエルディフェンス製のM4A1
アメリカでの一番人気の銃だからか様々なメーカーから様々なM4カービンが出ている。URG-Iより高級なLMTや、有名メーカーのS&Wなども出している。全部調べれば何百とあるだろう。
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