工事中…


名前 | 三八式歩兵銃 |
分類 | ボルトアクションライフル |
使用弾薬 | 三八式実包 |
全長 | 1276mm |
銃身長 | 797mm |
装弾数 | 5発内蔵マガジン |
開発 | 南部麒次郎 |
概要
今日、9月15日は敬老の日…というわけで第二次世界大戦の日本軍の相棒、三八式歩兵銃を紹介しようと思う。
この記事を見ている中で懐かしいと思っているおじいさんおばあさんがいるかもしれない。
この記事を見ている中で懐かしいと思っているおじいさんおばあさんがいるかもしれない。
- ボルトのパーツ数を五個だけと大幅に減らし、耐久性を向上しコストカットを実現(*1)
- 尖頭弾(スピッツァー弾)である三八式実包に対応。これによって円頭弾である三十年式歩兵銃に比べて空気抵抗が少なく、射程と貫通力が上昇。
- セーフティーの形状をフック型から円盤形に変更
- ボルトと連動するダストカバーを追加し、作動不良を軽減。当時の兵士たちからはガチャガチャとうるさいことで不評でした。
- 手袋を着用しても撃てるようにトリガーガードの大型化
- ボルトのロッキングラグを強化
- 不慮の事故で薬莢が破裂した際のガス排出口の位置を変更
などなどさまざまな改良が施されています。
この銃は職人が一つずつ調整を行っており、パーツ交換がされず調整されたままのものは非常に命中精度が高く、コレクター間で高額で取引されているそうです。
歴史
1904年から翌年1905年まで行われた日露戦争当時において日本陸軍の主力小銃だった三〇年式歩兵銃は構造自体に特に欠陥があるわけではなかったが、日露戦争の戦場における厳しい環境では故障が多く、改良が求められました。
使用実包の変更、防塵カバーの追加などの改良が行われ、完成した小銃が1906年に三八式歩兵銃として正式採用され、大量配備が始まりました。そこまで構造的に変化がなかったためか更新配備も順調に進み、5年足らずで日本軍全体の制式小銃に上り詰めた三八式歩兵銃は日本軍が参戦したほぼ全ての戦闘において用いられました。戦前のロットは高い精度と小さな発砲炎と言う潜伏戦闘を得意とする日本軍にとって有利な特徴を備えていましたが、戦中、特に太平洋戦争末期のロットでは熟練工の不足によって完成度の低いものが多くありました。また、防塵カバーが装着されたものの中国戦線では砂塵や泥濘によって故障が起き、またコッキングの際につっかえるなどの問題も目立ちました。
使用実包の変更、防塵カバーの追加などの改良が行われ、完成した小銃が1906年に三八式歩兵銃として正式採用され、大量配備が始まりました。そこまで構造的に変化がなかったためか更新配備も順調に進み、5年足らずで日本軍全体の制式小銃に上り詰めた三八式歩兵銃は日本軍が参戦したほぼ全ての戦闘において用いられました。戦前のロットは高い精度と小さな発砲炎と言う潜伏戦闘を得意とする日本軍にとって有利な特徴を備えていましたが、戦中、特に太平洋戦争末期のロットでは熟練工の不足によって完成度の低いものが多くありました。また、防塵カバーが装着されたものの中国戦線では砂塵や泥濘によって故障が起き、またコッキングの際につっかえるなどの問題も目立ちました。
バリエーション
三八式騎銃

銃身長を30cm短縮したもの。こちらの方が取り回しがよく兵士に人気だった。
四四式騎銃

三八式騎銃の改良版。ハンドガード先端にスパイクバヨネットが取り付けられた。
九七式狙撃銃

三八式歩兵銃に2.5倍スコープとモノポッドを取り付けたもの。当時の日本軍の狙撃手は現在でいうマークスマンに当たる。
九九式短小銃
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