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カワハギ重工業

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カワハギ車両株式会社(かわはぎしゃりょう、英: Kawahagi Railcar Manufacturing Co., Ltd.)は、七浜国の鉄道車両メーカー。かいじの森鉄道の子会社。

2021年3月10日に分割準備会社として設立され、同年10月1日にかいじの森鉄道の社内カンパニー(かいじの森鉄道車両カンパニー)の部門を簡易吸収分割により譲受(事実上の分社独立)して事業を開始した。本社はかいじの森鉄道と同じく甲斐路本社(甲斐路県かいじ市丸の内)と丸石本社(丸石都)の二本社制を引き継ぐ。生産拠点は甲斐路本社の近隣にある主力工場の甲斐路工場のほかに丸石都にも工場がある。

概要

皮剥造船所時代の1906年に鉄道車両の生産を開始し、翌1907年に七浜鉄道(現・国鉄)向けモ1形木製電動客車(電車)3両が同社で初めて製造した鉄道車両である。客車の他に蒸気機関車の製造も早くから手掛け、大型蒸気機関車の国産化では、のち自社と合併した帝国製造と並んで七浜国の民間メーカーの中でも先駆的役割を果たし、高い技術力を発揮した。

大正末期から昭和初期、電車の車体が木造から安全性の高い鋼鉄製に切り替わり始めた時代には、甲斐路急行電鉄810として内装まで鋼鉄製とした「全鋼製車両」を日本で初めて製造した。その後「皮造形」と呼ばれる独特な形態の私鉄向け全鋼製電車を製造し、各社に供給している。

1928年に鉄道車両部門を「皮剥車輛」として分社化し、現・国鉄や私鉄、地下鉄向けに各種の鉄道車両を生産してきたが、1969年に一度はカワハギ重工業本体に吸収合併されている。
新幹線車両や特急形電車、公営事業者向け車両などに強みがあり、普通鋼製に限らずステンレス鋼製、アルミ合金製など、あらゆる材質の鉄道車両の製造が可能である。

国鉄向けには、efACEの思想に基づいて製作したオールステンレス車を通勤・近郊用途に供給している。かつては「2シート貼り合わせ工法」と呼ばれる従来工法で見られる骨組みを用いない工法によって製作した車両も供給していた。なお、一部のステンレス車両では、妻面に強度確保のためのビードがプレス成形で入れられており、他社製車両との識別ポイントとなっている。
このほか、台車やホームドア、リニアメトロ用のリアクションプレートを製造している。
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