導入に当たっての設定2(config.properties)

⚙️ 導入に当たっての設定2 (config.properties)




config.propertiesファイルの作成


- 📝 設定ファイルの準備
config.properties.defaultからconfig.propertiesを作ります。

手順:
1. NicoCache_nlのインストールフォルダにあるconfig.properties.defaultをコピー
2. config.propertiesにリネーム

重要な注意事項
各種デフォルトの設定がdefaultsフォルダに格納されていますが、これは今後の更新などで上書きされる可能性があるので、こちらに直接書き込まないでください。

💡 設定の優先順位について
設定が適用される優先順位は最後に読み込まれるconfig.propertiesが優先なので元ファイルを弄る必要はありません。
defaultsフォルダに格納されている00_NicoCache.propertiesなどを参考にしながら変更したいところを元ファイルからconfig.propertiesにコピペしてfalseをtrueにするなどの変更を行います。



設定変更の例


- 📂 キャッシュフォルダを変更する例

例:キャッシュフォルダを変更する


※注 今回の例ではNicoCache_nlフォルダのディレクトリはD:\NicoCache_nlとします

defaults\10_NicoCache_nl.propertiesの56行目cacheFolder=を以下のように変更したものをインストールフォルダのconfig.propertiesに書き込みます

cacheFolder=D:\\NicoCache_nl\\cache
 

💡 注意:バックスラッシュ(\)は2つ(\\)に置き換える必要があります。スラッシュ(/)はそのまま使用可能です。



設定例


- 🔧 config.propertiesに書き足す例

よく使う設定項目


# 動画ファイルを保存するフォルダを指定
cacheFolder=D:\\NicoCache_nl\\cache
 
\は\\に置き換える(/はそのまま使用可らしい)

# 動画ファイルに動画タイトルを加えるかどうか
title=false
 
trueにするとファイル名が"sm9_新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師.flv"になる。falseにすると"sm9.flv"になります。

# 動画のサムネイルを保存するかどうか
cacheThumbnail=true
 
保存すると検索ページなどの表示が高速化します。

# サムネイルをキャッシュする方法を指定
thcacheMode=folder
 
cacheThumbnail=true の時にサムネイルをキャッシュする方法を指定します。folder を指定した場合は"次に指定する"指定フォルダ以下にファイル単位でキャッシュし、それ以外なら単一ファイル"thcache.dat"にキャッシュします。

# サムネイルキャッシュを保存するフォルダ
thcacheFolder=D:\\NicoCache_nl\\Thumbnail
 
thcacheMode=folder の時にサムネイルキャッシュを保存するフォルダを指定します。こちらもフォルダの指定には"\"は"\\"に置き換えてください。
フォルダの設定はあくまで例ですので指定する場合フォルダは予め作っておきます。

# watchページにlocal/script.jsへのscriptタグを埋め込むか
scriptOn=0
 
デフォルト値はscriptOn=1。watchページにlocal/script.jsへのscriptタグを埋め込みます。script.jsを用意していない場合はリンク切れのscriptタグを埋め込むことになるので0にして無効化したほうが良いです。

# flvキャッシュをmp4に変換して使うかどうか
convertFlv2Mp4=true
 
変換には多少の時間がかかります。ffmpegが必要です。

# キャッシュ再開時と中断時にキャッシュ済みの割合を表示するかどうか
reportCachingProgress=false
 
消したほうがログがすっきりするかもしれません。

# 変換して生成されたmp4キャッシュの保存先
convertedCacheFolder=D:\\NicoCache_nl\\Converted
 
convertFlv2Mp4=trueの時に変換して生成されたmp4キャッシュの保存先を指定します。こちらもフォルダの指定には"\"は"\\"に置き換えます。フォルダの設定はあくまで例です。

# 動画を見た時にキャッシュの最終更新日時を更新するか
touchCache=false
 
falseにすると動画を見た時にキャッシュの最終更新日時を更新しないようになります。デフォルト値はtrueなので、変更しないと閲覧時に最終更新日時が変わります。

# エコノミーキャッシュを通常キャッシュで置き換えるときの設定
keepCacheLastModified=true
 
trueにするとエコノミーキャッシュを通常キャッシュで置き換えるときにエコノミーキャッシュの最終更新日時を引き継ぎます。



複数のパソコンでキャッシュを共有する方法


- 💻 キャッシュ共有の設定

過去スレッドからの引用(https://anago.2ch.net/test/read.cgi/software/1341912522/863-864


質問:
流れを断った質問を失礼。複数のパソコンでキャッシュを共有する形で動画を保存したいのですが、
どうすれば良いでしょうか。具体的には外付けHDDにキャッシュした動画を入れておく形で、
Mac(Snow Leopard10.6.8)で動画を保存し、そちらが使えない間はHDDを取り外して、
ノートPC(Win7 64bit)の方に接続して動画を見られるようにしたい。

回答:
文面を見た感じだと、外付けHDDはMacとWindowsの両方から読み書きできるようですね。
以下は、外付けHDDがUSB接続で、NicoCache_nlを使っているという前提で記しています。

両方から読み書きできるのであれば、MacとPCのそれぞれでキャッシュの保存先に外付けHDDを指定しておくのが最も単純な方法だと思います。
ただし、外付けHDDをつないでいない状態でNicoCache_nlを起動する可能性がある場合は、以下の方法をおすすめします。

MacとPCのそれぞれで内蔵ドライブをキャッシュの保存先に指定し、そのフォルダに任意の名前で「~.folder」といった感じのファイル(この説明では、「HDD.folder」とします)を用意してください。

「HDD.folder」ファイルの中身は、Windowsで外付けHDDのキャッシュが「F:\Cache\」にあるなら、次のような感じで記述します。

F:\Cache\
 

※Macは持っていないのでわかりませんが、「/Volumes/外付けHDDのボリューム/Cache/」って感じの記述かな?

こうする事で、NicoCache_nlの起動時やキャッシュ一覧の読み込み時に外付けHDDをつないでおけば、「HDD.folder」ファイルで指定したフォルダのキャッシュが認識されると思います。

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最終更新:2025年06月23日 23:36