1994年に開港した関西国際空港へのアクセス特急「はるか」用の車両として登場。 JR西日本の特急車両としては唯一、日本語と英語の二ヶ国語の自動放送を使用。 普通車の座席は当初から回転リクライニングシートで、グリーン車は681系に準じた2+1列配置のリクライニングシート。 折り返し駅での清掃時間短縮のため運転席より全座席を自動で方向転換できる機構が装備されている。
また客室内を全席禁煙とし、基本編成のモハ281形と付属編成のクモハ281形の車端部に喫煙コーナーを設置した。室内には灰皿を2個埋め込んだカウンターテーブルを窓際に設置し、天井に換気扇を設置した。 その後、2007年3月18日より全面禁煙化にともないこの喫煙コーナーは灰皿が撤去され、立席スペースに改造された。なお、換気扇は存置されている。
航空旅客が携行するスーツケース等の大型荷物を置くことが可能な荷物置場は253系と同様に各車出入口付近に設置されているが、253系はデッキとの仕切り扉の内側の客室内にあるのに対して、本系列は外側のデッキ部にある。
現在は、以下の列車に使用されている。
上海国賽空港〜二湖畔間の運転開始にあわせて、二湖支社が6両編成1本を導入。その後、特別快速れいむとの統合を機に鶴抵支社も1本を導入した。
臨空支社・奈須支社・対々急行鉄道・鶴屋旅客鉄道柏浜支社で運行されている4社直通特急フォーシーズンの車両として253系とともに導入された。 臨空支社・対々急行鉄道所属の車両が281系となっている。 また対々急行所属車は160km/h対応改造車である。
詳細はそれぞれの特急のページを参照のこと。
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クロ280 (Tsc) |
モハ281 (M) |
サハ281 (T) |
サハ281 (T) |
モハ281 (M) |
クハ281 (Tc') |