……だからこそ、『人間が人間を裁くべき』……なんだよ…………
全ては、『人間』と言う存在から発して、『人間』と言う存在に、帰されるべき問題、だからだ…………!
NAME(名称):トライデント=コーザー=ヴァーミリオン
SEX(性別):男
AGE(年齢):21
BIRTHDAY(生年月日):1997/05/07
HEIGHT(身長):173cm
WEIGHT(体重):67kg
BLOOD TYPE(血液型):O
STYLE(流派):我流(特異体質)
LOOKS(外見)
傍目にもまともに手入れをしていない事が分かるぼさぼさの赤髪が、険があるものの端正な顔立ちを小汚く彩り
デニム生地のベストと枯れ草色のミリタリーパンツ、安全靴と思しき重厚な靴で全身を固めている
何らかの異常を起こしている事が見て取れる、赤黒く濁った眼をした、左腕の欠落した身長170cm前後の青年
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RECENT(近況) |
現在、 グラトンの悪意を継承した新たな六罪王 サツキを標的として行動している
同時に、かつて 機関の手に墜ち、暴走した セリーナ・ザ・"キッド"に対しても、抑え難い怒りを抱き、その真意を問いただそうと(場合によっては殺害しようと)している
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ABOUT(概略)
傭兵よろしく、様々な騒乱の事態解決の為に戦闘に参加し、その報酬金や殺害した敵の金品を奪う事によって生計を立てている青年
常に不機嫌そうなイライラした表情をしており、言動には刺々しいものが多い
しかし当人は「通すべき筋はちゃんと通す」性情があるところが見られ、見た目よりかは攻撃的な面が出にくく、場を弁える事も多い
『正義』と言うものに対し、独自の信条を持っており、常にそれに対して忠実である事を自らに課し続け、全ての行動原理の根底として抱き続けている
それは「例え如何なる場合であったとしても、『悪』を許す事無く殺戮し続ける」と言うもので、『悪』と見做した相手に対しては、一切の情け容赦を見せずに襲いかかる
その苛烈で過激な正義の信条故に、一般的な範疇から逸脱する事もあり、常識的観点から見れば「何も殺さなくても」と言う様な相手でさえ、憎しみと共に徹底的な攻撃を加える事が多い
本来、「『正義』や『悪』など、一切普遍性の無い、どうとでも変わる概念だ」と言う前提を持っているが、それでもなお普遍性のある定義を求め「罪なく、謂われなき誰かを苦しめる存在」を『悪』と見做す正義を見出した
同時に「『悪』は裁かれるべき存在。裁かれ戮されようと文句の言えない『謂われのある』存在」であり「『悪』を苦しめ殺すのは、『悪』とはならない」とする回答を得た
その為、一切の遠慮も躊躇もなく、『悪』に対する残虐なまでの攻撃性を胸に抱く事の出来る性格を形成するに至ったのである
また、「世界を形成するのは『運命』等ではなく『因果』であり、それは個々人の人格から端を発するもの」だと言う持論も持ち合わせている
これはつまり「『悪行』を犯すのは、人間の人間性であり、人間自身の問題である。だからこそ同じ人間が、人間の『悪』を裁くのだ」という主張を形作っている
これは「『正義』を他の誰にも仮託しない」と言う彼の決意となって表われており、自分の行いが、法律上の私的な殺人に当たる事を、一切歯牙にも掛けていない
この様に、自分の意志を決めるのは、最後には自分自身であると言う信条も持ち合わせており、自分の人生・自分の理想に、偏執的なまでに忠実な人物である
「自分はこの『正義』を成す為だけに生きている」「自分の『正義』を成せなくなった時、もしくは自分が『悪』だと自ら認めた時、その時は死んだ方がマシだ」とも言い切っており、その正義には、どこか狂気的な雰囲気さえ漂う
この狂気じみた自己の『正義』への執着、そして『悪』への憎しみの根源は、その生まれにある
彼の父親は、かつてこの世界に台頭した悪人の1人である
グラトン=ブルーガー=ウルバヌスであり、彼はグラトンが80歳の時の息子なのである
その為、彼は「グラトンの様な人間」――――つまりは『悪人』を憎み続け、殺す事に全てを賭けている
人間の発する『悪業』の中に、一度も逢う事の無かったグラトンの影を見つめ、その全てを振り払う事に、己の全てを捧げる。
そうする事によって、初めて自分を肯定できるのだと語る
しかし、その偏執的な狂気性や、「『命』は、己の理想へと向かう為の『手段』に過ぎない」と言う信条は、皮肉にもグラトンと非常に近しいものがある
父の否定に生きているはずが、『血は争えない』と言う言葉を明確に体現してしまっている人格を形成している
また、何よりも己自身にグラトンの血の継承と言う『業』を見つけ、それ故に自分自身も「下らない『命』」と見做している
「今の生き方を見失ったら、死んだ方がマシ」というのは、こうした自分自身への憎悪の表れともなっている
その『罪』について「自分を産んだのは親の『罪』であって、自分の『罪』ではない」とは言っているが、だからこそ「自分が『罪』を犯す訳にはいかない」とも口にしている
COMMUNICATE(対人)
常に自らの信条を第一に行動し、『罪業』を抱く存在には常に殺意を以ってのみ応じる様な、物騒な性質の持ち主である
ただし、誰彼構わず攻撃性を見せるのかと言えばむしろ逆で、常に貸し借りゼロである事を意識する様な、ギブアンドテイクの精神の持ち主でもある
その為、友好的に接する機会を得た場合には、程度の問題こそあれ、それなりに親切心を見せる様な所もある
ただし、ほとんど四六時中その表情は、苛立ちと不機嫌に塗れた渋面である為、表面的にはそうした事はほとんど周りに伝われないのが現状である
また、
アコーディオン=キュリオス=グリーンと言う『年上の姪』がおり、
グラトンの血を引く同士として、共に行動する事が多い
彼女の事は主に『アコード』と呼び、持ちつ持たれつの関係を築き上げている。ただし、年下と言う事でおちょくられる事もまた多い
それでも放っておけない様に考えているらしく、なんだかんだで姪として大事に思っているらしい
しかし、アコーディオンはトライデントに依存している節がある事も見受けられ、翻って考えてみれば、その在り方は人間関係における泥沼の極致の1つとも言える『共依存』に近い様相を見せているのも、また事実である
特記される人間関係としては、以下の様な例がある
「俺は『切り捨てた』んだよ。許されざる生まれから、眼を逸らす生き方を……な……」
「……だから。それもどれも結局は、自分で決める事、なんだよね」
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―――彼がそうして、憎むのならばそれもまた。正解なのかもしれない |
対 グラトン戦線として、 セードムシティ攻略戦の作戦会議にて初めて顔を合わせる
初めは別々な立場から依頼されただけの関係だったが、強行作戦を支持し、過剰な攻撃性を見せるトライデントに対し、セリーナは「その理由を後日話してもらう事」を、作戦参加の条件とつけた
グラトンを殺す為の確実性を求めていたトライデントは、「仲間として顔を立てる」と、これを了承し、結果的にバックサポートへと回り、セリーナ発案の作戦を共に成功させ、グラトン討伐を成す
そして約束を果たすべく、 UNITED TRIGGERの酒場にて再度邂逅。手土産を持参しつつセリーナに酒を振る舞われ、自分の生まれや信条を余す所無く打ち明けた
その為、互いの正義のあり方の違いなどが浮き彫りになり、「明確に対立する事になるなら、その時は遠慮なく殺害する」と、宣戦布告にも近い言葉を向けた
ただしこれは、トライデントが一方的に敵意を仄めかしているのに近く、セリーナからはその生き方を疑問に問う言葉などを向けられていた
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「愛されたものが確かにいたその証を、奪われた “誰かの断片” の意味を嘲弄するな……!!」
「道を踏み外さなかったかもしれない、誰かに愛されていたかもしれない、必要とされていたかもしれない、そんな事は死人よりもこの世界に関係無い!!」
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奪われたものの絶望も、欠落にて絶望(そこ)に転換されるほどの忘れ得ぬ想いも |
風の国にて、 RAGNAROK LABORATORYの支部を探して歩き回っている時、人を殺して死肉を食らっていた少年を叩きのめし、止めを刺そうとした場面に横やりを入れられる形で遭遇
『正義』と『世界』をと否定し、その体現者として私刑を重ねるトライデントとの遭遇戦は熾烈なものとなる
最終的には、 アコーディオンの助力を得て、追い詰められたところから辛くも逃げ延びる事となる
その時の情報を元に、『RL』の支部を特定、破壊の為の攻勢を仕掛けたところ、施設の防備を請け負っていたダリアと再度遭遇
変わらず互いの不倶戴天の意志により、激烈な死闘を繰り広げる事になる
最終的には、この時痛み分けで戦いは収束するも、『RL』風の国支部の機能停止に成功する
その後、 氷の国『シンアル・タワー』への招待状兼挑戦状が届き、寿命が近づき消耗したアコーディオンと共に赴き、3度目の死闘を演じる
ダリアの力で、互いに相手の過去の記憶を追体験する事となり、互いの言葉の真に意味するところを理解させられたが、「世界全てを異能で満たす」と言うダリアの言葉に激昂
『インフィニティージーン』の力を繰り出しての総力戦となるが、左腕と両目の機能を失う結果となった
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「果たしているさ、力持つ者の責任を……! だから死ね、泥の中を這いつくばる事しか、出来ないと言うのなら……ッ!」
「いつの日か、我々がどちらも死んで地獄で再会が叶ったら……聞かせて欲しいものだな。お前の果たした「責任」が、世界に何をもたらしたのかを……」
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その悪人の血で出来た河が、地獄以外のどこに繋がっているだろうか |
水の国の路地裏で、婦女暴行の常習犯とする死体を粉砕し、その場に見せしめとして放置していたところを、 カノッサ機関の デュアル兄弟と遭遇
機関のナンバーズとしての敵との戦闘に消耗し、下記『グランドリザーブ』の力を用いての激戦になるが、痛み分けの結果となる
そこに、合流に現れたカニバディールと邂逅。自身が グラトンの息子である事を知られる事となる
その後、ひょんな偶然から、 UNITED TRIGGERに保護されていた ブラックハートと遭遇。撃滅するために追跡していたところで、 スクラップズの大々的な狼藉の現場に飛び込む事になる
歪な形での共闘戦となるが、トライデントは常にブラックハートとの同時殲滅を目指し、それが災いしてか先に消耗してしまう
最後には、ブラックハートの『ネツァク』の力に助けられる事になってしまう。この時、スクラップズとカニバディールは一体の存在である事を目撃する事となった
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BATTLE SKILL(戦技)
能力『エターナルトライアングル』
『妖しく光る紅いラインで複雑な文様が描かれた、ハンドボールほどの大きさの、金属製と思われる3つの黒い球体』を呼び出し、これを用いて戦闘に活用する事が出来る
この球体は、トライデント自身の意志及び魔力によって操作を行う事ができ、標的へ向かっての射出、球体から魔力を光線や光弾に変換しての発射、肉体に埋め込んでの部分強化など、様々な用途に使用できる
球体の浮遊や飛行の軌道は、トライデントの意志によって操作できるが、自分の側に携えて控えさせておく以外の行動には、精神的な集中を要する
球体1つなら然程の物ではないが、2つ、3つと一度にアクションさせる球体が増えるごとに、要求される集中度も上昇し、戦闘時の立ち回りに影響を及ぼす
特に、遠隔操作で標的に直接球体をぶつける動作や、球体から魔力で標的に射撃する動作などは、他の動作と同時に行う事が難しい程に集中を要する
逆に、移動を想定する必要の無い動作(肉体に埋め込んでの部分強化など)では、必要となる集中度も比較的低めに収まる傾向にある
特異体質『遺伝変異体 グランドリザーブ』
【全身が紅色の鱗で覆われた、例えるなら半漁人の様な姿が、そこにあった】
【獣の様な頭部の両側面には、後方へとはみ出すほどの大きな鰭がピンと張られており】
【先端に矢尻状の刃のついた触手が両肩から1本ずつ飛び出しており、鋭い鉤爪状になった手指を始めとして、硬質で鋭角的な体躯をしている】
肉体を変質させる事により、トライデントが変身する事になる、異形の姿
両手の親指を喉元に突き立て、思いきり抉り込む事によって、肉体に受ける刺激が何らかのスイッチとなり、変身する事になる
破壊力・耐久力・速力など、戦士としてのスペックが大幅に上昇し、更に側頭部の『鰭』を用いての周辺の索敵や、『エターナルトライアングル』の操作における集中の補助などを行う事も出来る
その全容は、現在の時点では明らかになっていない
明らかに戦闘に特化したその性質から、父親である
グラトンの影響が、何らかの形でこの体質の原因になっている事が予想される
ただし、変身の前後における様子から、この異形へと変身する事は、肉体に多大な負担を掛ける事が示唆されている
また、魔力などの霊的な力の関係しないものである為、変身の際には身につけている衣服を破損させてしまう欠点もある
特異体質『二重変異戦闘生命体 インフィニティージーン』
アコーディオンの得意体質である『プルミエール』と生体融合する事により発現する姿
詳細は
該当項目を参照
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チラシの裏 |
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その他プロフィール |
好きなもの:なし
嫌いなもの:『悪人』『悪業』『悪意』『悪徳』『両親』『罪人』『色欲』『淫売』
大切なもの:自分の信念、自分の正義、アコーディオン
苦手なもの:人付き合い
好きな時間の過ごし方:『悪人』を、〆る、奪う、殺す
コンプレックス:出生を含めた自分の全て
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設定しているテーマ曲 |
『サンダーフォースV』より
Fatherless Baby/九十九 百太郎
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名前の由来 |
グラトンのダライアスネタ路線を完全に引き継いでいる
ハングリーグラトンズが親機と大量の子機に分かれている所から着想し、グラトンの子供という設定と共に、そのカラーを全面的に押し出した
『ダライアス外伝』Yゾーンルートラスボス『マンボウ型戦艦 オーディアストライデント』
『ダライアス外伝』V'ゾーンルートラスボス『オニキンメ型戦艦 ストームコーザー』
『ダライアス外伝』Wゾーンルートラスボス『タツノオトシゴ型戦艦 ヴァーミリオンコロナタス』
また、能力名『エターナルトライアングル』も『Gダライアス』κゾーンボス『ミツクリザメ型戦艦 エターナルトライアングル』から
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最終更新:2018年06月13日 23:39