這いよれ! ニャル子さんW第3話「超邪神黙示録」 (2013/04/22放映)
- 原作及びドラマCDと被りの無い、アニメのみのネタを対象とします。
- こちらも参照の上。→原作側
- 時間はニコニコ動画での公式配信を参考にしていますので、環境によってずれます。
タイトル
- ラノベ『スレイヤーズ』に出てくる、「異世界の魔道技術を記した魔道書」とされる「異界黙示録(クレアバイブル)」が元ネタか?
- 主人公のリナはこれを読んで完全版ギガ・スレイブを習得。後に発動に失敗し、暴走して邪神(っぽいもの)を喚んでしまう。
- さらに喚んだ邪神の名前が「金色の魔王」。
- 「異界異聞録」自体が水竜王の知識そのもの。つまりは『神様のメモ帳』。
- 「超~~黙示録」の組み合わせは『勇者王ガオガイガーFINAL』のOVA7巻、およびTV版第10話のサブタイトル『超勇者黙示録!』より。
「真尋さんたら~激しいですねこわっぱ!」(0:48)
- 週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画『ねこわっぱ!』
- ネコの神様に育てられた人間の女の子が、一人前の神様になるために頑張る物語。
- 今回のネタの中に混ざっている時点で想像がつくかもしれないが、終盤トーナメント展開になり突如終了したという典型的打ち切り漫画である。
「ピンチはチャンスにチェンジですよ!」(1:00)
- 『仮面ライダーウィザード』に登場する2号ライダー、仮面ライダービーストこと仁藤攻介の信条…ではなく、作者の好きなスーパー戦隊のひとつ『電撃戦隊チェンジマン』挿入歌「ピンチはチャンスだチェンジマン」から。
「私達の戦いはまだ始まったばかりです!」(1:05)
- 打ち切り漫画の最終回あるあるネタ。「俺達の戦いはこれからだ!」等もある。逢空万太先生の次回作にご期待下さい!
- が、ぴったり合致する台詞や煽りは存在しない、はず。
- ちなみにこの時ニャル子が駆け出す先にいたのは月の蟇蛙めいた化け物(ムーン・ビースト)。ニャルラトホテプの奉仕種族である。
- が、ぴったり合致する台詞や煽りは存在しない、はず。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違ってませんよね!?」(2:50)
- GA文庫から出ている大森藤ノ氏のライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?』。
「まさか~、メタルマサカー!」(3:35)
- 1981年から2006年までリリースされていたコンピレーションアルバム『メタル・マサカー』。
- ニャル子の動きから『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のマチュアの技「メタルマサカー」。
「切り開けない道はないんですよッ!」「よっしゃあああッッ」【THE ENDォオ!!】(4:10~4:15)
- 学園格闘バトルラブコメから唐突に異世界ファンタジーに方向転換した挙句打ち切られた伝説のジャンプ漫画『タカヤ』最終回。
- ご丁寧に構図まで似せてある。
子供に昔話を語るニャル子(4:21~4:52)
- TVアニメ版『ドラゴンクエスト』(DVDリリース時に『勇者アベル伝説』の副題がついた)の打ち切り版(第一部)最終回。
- 子供の名前「真ャル子」「ニャ尋」は原作ネタ。
- ちなみに半年後に第二部が放送されたが、そちらではモコモコ、ヤナック、デイジイは死ななかった。
- 実は第一部最終回では、老婆は「(仲間達は)命をかけて戦ってくれた」とは言ったが「死んだ」とは言っていなかったりする…。
「ジャッジメントですよ!」(5:38)
- 特撮『特捜戦隊デカレンジャー』でジャッジメントの時に取り出す変身アイテム「SPライセンス」。
- その前の「○○星人××、□□及び△△の罪で…ジャッジメント!」といった口上も含めてデカレンジャーのもの。「ジャッジメンターイム!」
- TVアニメ『とある科学の超電磁砲』の登場人物・白井黒子のセリフ「ジャッジメントですの!」。中の人はシャンタッ君。同期だからね。
「地球(ほし)を守るは惑星保護機構の使命!!」(5:53)
- 原作にも登場した『天装戦隊ゴセイジャー』の決め台詞である「地球(ほし)を守るは天使の使命!」だが、アニメという事もありポーズが追加されている。
「この先、たとえたった一人でも戦い抜いて見せます!」「NEVER END」(6:00~6:06)
- 車田正美作『SILENT KNIGHT翔』本誌版最終回に書かれた「NEVER END」。ご丁寧に構図まで(ry
- 単行本では見開きと共にデカでかと書かれた地球をバックに「NEVER END」の文字。「NEVER END」だけは外したくなかった様だ。
- 同じ車田御大の『男坂』最終回「未完」と共に
諦めが悪い打ち切り最終回の伝説として語られているネタである。- 今回は打ち切り最終回ネタ多いな…
- そしてジャンプネタも多い。
ニャル子の妄想時の4人の服装(6:07~6:21)
- 4人ともゲーム『ワイルドアームズ クロスファイア』の主人公パーティーの服装に良く似た物を着ている。
- ニャル子はクラリッサ・アウィル(王女の偽者を演じていた時の服装)、真尋はフィアース・アウィル、クー子はラブライナ・ワーズワース、ハス太はレヴィン・ブレンテン…シャンタッ君はポジション的にトニー(犬)?
「夜更けの邪神王」(6:14)
- 上記の『タカヤ』がファンタジー編に突入した時のサブタイトル「夜明けの炎刃王」から。
「ばりおんっ!?」(6:24)
- 黒岩よしひろ作『魔神竜バリオン』。ご多分にもれず1巻で打ち切り。
- ちなみに悲鳴ネタのお約束に漏れずロボットもの。そしてもちろんジャンプ。
「私の真っ赤に燃えてる熱いハートが雷になって、あなたたちを倒す」(6:40)
- TVアニメ『炎の闘球児ドッジ弾平』の主題歌「炎のゴー・ファイト」の歌詞。
- 原作にもあったネタだがご丁寧に構図まで似せている。
クー子の炎の投げ方(6:47)
- TVアニメ『炎の闘球児ドッジ弾平』のオープニングのワンシーン。
- モーションや構図もそれを意識したものになっている。
「悪・即・斬!です」(7:02)
- 漫画『るろうに剣心』での斎藤一の信条であり絶対の正義。原作11巻にも出てきたネタ。
- だが斬らずに爆破する。
- ちなみにタカラトミーのトレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ』にも《無法秘伝 悪・即・斬》というアタック・チャンス呪文がある。
ツァールロイガー
- デザインがもろ『仮面ライダーW』のルナジョーカー。
- これは原作にもあったが、体の中心に通っている線がそれを物語っている。
「二人で一人のグレート・オールド・ワンだ」(7:32)
- 『仮面ライダーW』での左翔太郎・フィリップのコンビの決め台詞「俺達(僕達)は、二人で一人の仮面ライダーだ」
- 「グレート・オールド・ワン」はクトゥルフ神話における「旧支配者」の別呼称。
「冒涜的な手榴弾・メガミックス!」(7:42)
- 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX(メガマックス)』および有賀ヒトシの漫画『ロックマンメガミックス』。
- 爆弾の形はどう見ても『ドラえもん』の「地球破壊爆弾」。
大いなる遺産の反応(7:51~8:10)
- 映画『天空の城ラピュタ』より、飛行石のペンダントから、ラピュタの位置を指し示す光が出る場面から。
- もちろん元ネタのほうはあんな変則的な光の進み方はしない。
- ちなみに光の動き方はTVアニメ『ドラえもん』第1212話「地底の国探検」で使用されたひみつ道具「ここほれワイヤー」。
- 光の軌跡は『ウルトラマンシリーズ』のウルトラサインか?
「ドシュ!ドシュ!ドシュ!ドシュ! ドドドドドド」(9:35~9:42)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物、漫画家・岸辺露伴が下書きもせずにペン入れしている時の効果音。
- さらに「ドドドドドド」はアニメ仕様だったりする。
- 「ドドドドドド」のところで4人は左からジョルノ、仗助、ギャングダンスの一部(バッ!バッ!バッ!バッ!)、ジョセフのポーズで立っている。
- 半分こ邪神の右の方であるツァールの声は伊丸岡篤氏。アニメ版『ジョジョ』第2部「戦闘潮流」に登場する軍人ルドル・フォン・シュトロハイムの声を演じている。
「この半分こ邪神!いったい何を書いたんですか!」というニャル子のポーズ(10:05)
- ゲーム『逆転裁判』主人公・成歩堂龍一の「異議あり!」と思われる。
「女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ」(アイキャッチA)
- 『DEATH NOTE』第1部、夜神月の台詞。さらに真尋がL独特の座り方をしている。
- 「ライト(右)」という意味も入っているのかどうかは不明である。
「さあ、お前の罪を数えろ!」(アイキャッチB)
- 言わずもがな『仮面ライダーW』の決め台詞と変身ポーズ。Wだしね。
- 手に持っているメダルはSAN期第6話アイキャッチでも持っていた「黄の印」。
邪神アラオ猿
- 『ドラゴンボール』で尻尾を持つサイヤ人が満月を見る事で変身する「大猿」。ちょっと似せすぎでは?
ニャル子のキック(13:15)
- 『仮面ライダーディケイド』の必殺技「ディメンジョンキック」。
- この後に「ちょっとくすぐったい~」にかけている。
「どきなさいクー子!」(13:46)
- ポーズから考えると『幽☆遊☆白書』の主人公、浦飯幽助の必殺技「霊丸」か。
怒りモード
- 『ドラゴンボールGT』に登場した「黄金の大猿」まんま。これを克服すると「超サイヤ人4」となる。
- 「怒って金色化する猿(みたいなもの)」は『モンスターハンターシリーズ』に登場する「ラージャン」にもかけているか。
「おのれクー子!」(16:07)
- 『仮面ライダーディケイド』の登場人物・鳴滝の台詞「おのれディケイド!」
「――王の判決を言い渡す」「死だ」(16:20)
- 『仮面ライダーキバ』の仮面ライダーサガこと登太牙の決め台詞。原作にもあったネタであるが…
- 中の人とその色、言動から『Fate/Zero』のギルガメッシュを想像する人もいるだろうが、正しくは↑である。
宇宙CQC使用時のハス太(黄衣の王モード)の服装
- 『HOT LIMIT』のPVにおけるT.M.Revolutionこと西川貴教の衣装か(風属性つながり?)
「1たす2たす1ひく2ひく三つの力、一つの心」(18:40)
- 『太陽戦隊サンバルカン』のEDテーマ「1たす2たすサンバルカン」の歌詞。
ペンに消しゴム
- 桂正和作『ウイングマン(アニメ版タイトルは『夢戦士ウイングマン』)』の重要アイテム「ドリムノート」、および読み切り版『DEATH NOTE』。
- (ドリムノートは付属しているドリムペンで書き込んだ内容が現実となり、ドリムイレーサーで消すことが可能)
- 該当シーン(19:49、20:15)では「アラオ猿」と書かれた部分を消していたが…このペン、まさかフリクションorシャーペンか?
「光の国で発生したクーデターはなおも継続中。人質を取って立てこもった犯人はセラエノ図書館に1冊の本を要求」(21:29)
- 犯人とは映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』のウルトラマンベリアルのこと。第2話から続いているネタである。
- ちなみに光の国で発せられているディファレーター光線はウルトラマンではない人間には有害であり、もし真尋がニャル子に連れて行かれた場合は、第2話よりも更に扱いが悪かったかもしれない。
- この後に続く「ちびっ子の誰もが憧れる『ひかりのくに』ですよー!?」というのは絵本を出版している『ひかりのくに』とも掛けていると思われる。
- 偶然だが、第2話から第3話までの間、人質立て籠り事件が現実で発生した。
- ちなみに光の国で発せられているディファレーター光線はウルトラマンではない人間には有害であり、もし真尋がニャル子に連れて行かれた場合は、第2話よりも更に扱いが悪かったかもしれない。
「流星に跨って急上昇の星間飛行にィィー!」(22:27)
- アニメ『マクロスF』の登場人物、ランカ・リーの歌う曲『星間飛行』(タイトルおよび歌詞)。キラッ☆
- 上記作品を改ざんした「性感飛行」という替え歌(カオスソング)が存在する。
「次回の3つの出来事」(次回予告)
- 『仮面ライダーOOO』冒頭の前回のあらすじの呼称「前回の3つの出来事」。なお、ナレーションは第1期のラストボスであるロイ・フォガーを担当した中田譲治氏。
「残り2つなんて飾りです、偉い人にはそれが…」(次回予告)
- 『機動戦士ガンダム』のモビルスーツ・ジオングの脚が無い事をシャア・アズナブルに指摘されたジオン整備兵の名言「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」
- よく勘違いされるが「足なんて飾りです」とは言っていない。
「超!おもしろカッコ…」(次回予告)
- アニメ『魔神英雄伝ワタル』次回予告でのワタルの台詞「ハッキシ言って、おもしろカッコイイぜ!」
- 超が付いているという事は3作目の『超魔神英雄伝ワタル』か。
- 二作目の『魔神英雄伝ワタル2』でも(二人でだけど)言ってる。とはいえ、元ネタ的にハッキシ言って~がないのと放送局がテレ東と言う辺りから超魔神英雄伝であろう(前二作は最初にハッキシ言って、とつくが、超だけは付かない)