這いよれ! ニャル子さんOVA「やさしい敵の仕留め方」 (Blu-ray / DVD『這いよれ! ニャル子さん』全巻購入特典)
- 原作及びドラマCDと被りの無い、アニメのみのネタを対象とします。原作
- それにしても、原作最新刊収録エピソードのひとつをアニメ化するとは…。
ニャル子とクー子がみている特撮番組(00:09頃~)
- 変身の仕方およびエフェクトは、『仮面ライダーディケイド』そのまま。
- なお、劇中ヒーローが変身時に言う「ストライバー」は、『黒鋼のストライバー』より。
オープニングテーマ(00:33~02:03)
- 第1期「太陽曰く燃えよカオス」 うーっ!にゃー!
ニャル子とクー子がみているアニメ番組(02:04頃~)
- 「愛と勇気と希望の名のもとに」変身するのは、『赤ずきんチャチャ』。
- 変身の仕方は、『ふたりはプリキュア』。
- このあとの必殺技も同作の「プリキュア・マーブルスクリュー」が元。
「変身バンクキターーー!!!」(02:19頃)
- 主に大きなお友達が言うスラング
- アニメなどでは特定のシーンを毎回使う場合、そのシーンを使い回せるようにする「バンクシステム」が確立しており、中でも変身シーンのことを「変身バンク」と称することがある。
「特撮ヒーローものの後は、魔法少女アニメか」(02:20頃)
- 日曜日の朝の光景。いわゆるテレビ朝日系列の「ニチアサ」枠のことである。
浄化される怪物(2:30頃)
- 『未知なるカダスを夢に求めて』に登場した、幻夢境の地下世界に棲む人喰い巨人・ガグ。
- よくよく聴いてみれば断末魔で自ら名乗っている。
考え事をしながら髪をいじる真尋(02:50頃)
- ライトノベル『<古典部>シリーズ』および、同作のアニメ版『氷菓』より。主人公・折木奉太郎が推理するときのしぐさ。
「真尋さんが何を考えているのか……わたし、気になります!」(02:54頃~)
- こちらも『<古典部>シリーズ』およびアニメ『氷菓』より。
- ヒロイン・千反田えるの決まり文句であり、何らかの事件に巻き込まれるフラグ。
- 「気になります」と言う時、ヒロインの瞳が大きく開く構図までご丁寧に再現。
- なお、アニメ『氷菓』は第1期と同じ2012年4月放送開始作品のひとつであり、「わたし、気になります!」は、当作の「うー!にゃー!」とともに流行したワードでもある。ネットスラングにもなった。
「真尋さんの愛が…身に沁みます…」(03:06頃)
- このときのニャル子の涙は、『いなかっぺ大将』タツノコアニメ版(1970年~)名物「大ちゃんの振り子ナミダ」。
- 涙ひとつにもネタを仕込むニャル子の芸人根性には頭が下がる。
「魔法少女のショーやってただろ?」(4:00)
- SAN期9話ネタ。というよりこの後の魔法少女のシーンはまんま9話から流用・・・
- ちなみに原作にも書いてある通り、ドラマCDでも魔法少女やってる。
「三十路過ぎても魔法少女」(4:30)
- 『魔法少女まどか☆マギカ』公式専門誌で掲載されたアンソロジー、あらたまい作『巴マミの平凡な日常』より。
- 他の魔法少女たちが結婚する中、お姉さんは1人だけ独身で三十路を迎えるという……切なさと哀愁のアラサーマミさん。
「宇宙四捨五入」絶対零度のルーヒー(04:34)
- 手を組んだ姿は、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウ。
- 凍りつく場面は、「地獄先生ぬ~べ~」。
「そんな性格、修正してやりましょう」(04:53)
- 『機動戦士Zガンダム』の「そんな大人、修正してやる!!」
「通称精神と時の…(ry」(05:12~)
- シャンタッ君のくしゃみで誤魔化しているものの、言うまでもなく『ドラゴンボール』の「精神と時の部屋」。
- 原作にも登場しているが、そちらでは「メンタルとタイムのルーム」となっており、OVAではよりストレートに……
- それにしても、内装だけでなく、外観や設定までほとんどそのままである。(おいおい、こんなに似せて大丈夫か!?)
「不連続時空につながってるわ~外の世界の365倍の時間が過ごせる」(05:16~)
- 前述のセリフに続き、原作と同じ組み合わせで登場。こちらは、アニメ「gdgd妖精s」より。
「1000倍に加速できる世界がある。英語でいうと、アクセル・(ry」(05:26~)
- ほとんど言いかけているが、『アクセル・ワールド』および同作の舞台となる仮想空間「加速世界」より。
- なお背景に浮かぶ蝶は、同作のヒロイン・黒雪姫のモチーフ。
「もっと先に加速したくないの、少年」(05:36)
- こちらも『アクセル・ワールド』より。黒雪姫が主人公のハルユキに対して言った、「もっと先まで加速してみたくはないか、少年(ハルユキ)」。
「その日まではモブキャラよっ」(05:59)
- ちゃんとハートマン軍曹のキャンペーンハットを被っている。
「はにゃ~ん」(06:13)
- 『カードキャプターさくら』の主人公・木之本桜の口癖。原作にも登場しているが、アニメではそれほど似せる気はなかった模様。
「なぁに? 私を魔法少女バカと呼びたいの?」(06:49)
「まるでそびえ立つ正気度ロールね!」(06:55)
- 映画「フルメタルジャケット」、ハートマン先任軍曹と新兵カウボーイとのやりとりから。
- 「何だ? 俺をクソバカと呼びたいか?」
「まるでそびえ立つクソだ!」
- 「何だ? 俺をクソバカと呼びたいか?」
- TRPG『クトゥルフの呼び声』で、ダイスを振って出た目と現在の正気度(=SAN値)を比べる判定を正気度ロールという。出た目が大きければ失敗し、無論SAN値も下がる。
「また天鱗でなかった…」(07:00頃)
- 『モンスターハンター』のレアアイテム「天鱗」。
- 手に入れば最強の武具に用いることができるが、かなりのレアアイテムだったりする。
「もう何も怖くありません!」(07:28)
- いわずとしれた『魔法少女まどか☆マギカ』第3話サブタイトル、および巴マミの台詞「もう何も怖くない」より。
- 原作にも登場したセリフであるが、こちらではこの後繰り出されるパロディの連投(OVAとパロディ再現の限界への挑戦)に対する決心でもある。いつも通り。
- 「怖く」のシーンは
「悪い子ちゃんが現れた様ですね!」(07:48)
- 天津冴『がぁーでぃあんHearts』の主人公・ひなのセリフ。
- ちなみにひなの中の人はハス太だったりする。
「英語で言うと、Anything Goes」(07:56)
- 『仮面ライダーオーズ』OP「Anything Goes」から。
「お仕置きしちゃうぞ~」(アイキャッチ)
- ニャル子のポーズからすると、『美少女戦士セーラームーン』の「月にかわってお仕置きよ!」だろうか?
- +「逮捕しちゃうぞ」の合わせ技かと
「みんなの笑顔を守るためなら、私は……魔法少女にだってなります……! だから見ててください!」(08:47~)
- 原作にもあったが、『仮面ライダークウガ』で主人公・五代雄介が闘う決心をしたときのセリフ。やっぱり『ディケイド』版クウガ=小野寺ユウスケと台詞が一緒。
- セリフを言うニャル子の立ち姿とカメラアングルは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』最終話で、まどかが魔法少女になるシーンとほぼ同じ。
「キーワード、NYA・R・LA・T・HO・TE・P!」(08:56)
- 原作でも登場したが、区切り方が違う。元ネタは『超獣機神ダンクーガ』より、ダンクーガに合体するときのパスワード。
- その際の変身ポーズは、「仮面ライダークウガ」そのもの。その直前のセリフ「みんなの笑顔を~」からのつながりなのだろう。
「魔法少女クロウリング・ニャル子」(09:17)
- 『クロウリング・ニャル子』を和訳すると、「這いよるニャル子」である。魔法少女らしさはほとんどない。
- 元ネタは、同作者による『深山さんちのベルテイン』第1巻の「シュヴァルツシルトにお住まいの『クロウリング・カオス』さんから」。『クロウリング・カオス』とは、「這いよる混沌(=ニャル子)」のこと。
「シャランラシャランラー」(09:47)
- 『魔女っ子メグちゃん』の魔法の言葉。
- この際のバールの回し方は『カードキャプターさくら』 で、主人公・さくらが魔法を使うときと酷似。
「カニト!」(10:02)
- ゲーム『ウィザードリィ』の呪文。レベル8以下の敵を即死させる。
- Wizにもクトゥルフ系邪神が登場する。
「いい子ちゃんは死んだ子だけですよぉ~」(10:30)
- 石川賢作品名物、狂気とバイオレンスに彩られた描写。いわゆる「グルグル目」。
- 原作ではちょっと流れが違うところの地の文で書かれていただけだったがイラスト化されてわかりやすくなりました。
「名状しがたいバールのようなもの」をガリガリ引きずり、上体を左右に揺らしながら歩を進めるニャル子(10:38~)
- 『戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)』お市ストーリーモード最終章冒頭にて、精神崩壊した彼女の歩き方がこんな感じ。
- 「ひとぉつ ふたぁつ 三つの石 賽の河原に拾いませ
黒鬼いまして四つを壊す あな口惜しや いとおしや…ふふふふふ……」- …能登こわいよ能登。
- 「ひとぉつ ふたぁつ 三つの石 賽の河原に拾いませ
「ピピルマピピルマーハリト!」(10:54)
- 『魔法のプリンセスミンキーモモ』の「ピピルマピピルマプリリンパ」と『ウィザードリィ』の炎系呪文「マハリト」。
クー子(黒スーツ)と真尋(12:07)
- 映画『MIB』。使っているスティック状の装置は「ニューラライザー」。
- 特典という視聴機会が限られる中とはいえ、今回のニャル子さん@妙に張り切りすぎである。
- ちなみに原作とタイムでは記憶消去バットであるのに対し今回違う装置なのはニャルアニ2期放映版最終話と同じ設定にしているせいである。
エンディングテーマ(13:13~14:43)
- 第1期「ずっとBe with you」
「タイトルはずばり、『這いよれ!ニャル子さんW』」「なんで、Wなんだ?」「それは5人の少年たちがコロニーを~」
- セリフの元ネタは『新機動戦記ガンダムW』。ただしウイングと読む。
- ダブルと読む元ネタは仮面ライダーWのほうである。
「ラブ度200%増しですよ」
- 当作第2期と同じクールで放送の『マジLOVE2000%』だろうか?