這いよれ! ニャル子さん3話「八坂真尋は静かに暮らしたい」
- 原作及びドラマCDと被りの無い、アニメのみのネタを対象とします。
- 時間はニコニコ動画での公式配信を参考にしていますので、環境によってずれます。
「『にぃに』の方がいいですか?」(0:44付近)
変態紳士(1:05付近)
- 『アマガミ』の主人公である橘純一は、妹の橘美也(CV:阿澄佳奈)から「にぃに」と呼ばれている。幼児語であるため人前では意識して「お兄ちゃん」と呼ぶようにしているようだが、うっかり出てしまうこともよくある。
- また、橘純一はその独創的な行動から、敬意をこめて変態紳士と呼ばれている。
- 明らかな声優ネタ。
- 「変態紳士」自体は「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和」のクマ吉の名台詞「僕は変態じゃないよ 仮に変態だとしても変態という名の紳士だよ」から。
「『真尋ちゃん』の方がいいですよねー?」(0:48付近)
ドM(1:05付近)
- 『えむえむっ!』の主人公である砂戸太郎は、姉の砂戸静香(CV:阿澄佳奈)から太郎ちゃんと呼ばれている。
- また、砂戸太郎はドM体質であり、女性に殴られたり罵られると興奮してしまう。
- こっちも声優ネタだろう。なお、言われる側の声優には特に共通項はない。
- 「僕は変態紳士でもドMでも無い!」
- TVアニメ『えむえむっ!』の監督は本作の監督長澤剛である。
「ぱぁずずーっ!!」(1:07付近)
- アッカドに伝わる風と熱風の悪魔「パズズ」。冥界の鬼神で善悪両面の性質を持ち、疫病を運ぶ西風を防いだり、胎児を殺す女鬼神ラマシュトゥから妊婦を守る護符としても使われた。
- オカルト・ホラー映画『エクソシスト(1973年/アメリカ)』によって世界的にその名と姿が知られたアレのこと。
- 「邪神 ニャルラトホテプ」がメガテンデビューを果たしたRPG『真・女神転生Ⅱ(1994年/アトラス)』では「邪神 パズス」となっていた。
ちなみにレベルは59でニャルラトホテプ(レベル53)より上。 - どうやら今回はそういう繋がりのようである。
- アーケードゲームである『モンスター烈伝 オレカバトル(2012年~2022年/コナミ)』にはパズズをモチーフにした「パズ」、「悪魔剣士パズズ」(どちらも新序章に登場)、「魔剣王パズズ」(新4章に登場した最終形態で、ボスモンスター)が登場した(属性は土で、種族は悪魔族)。また、「悪魔剣士パズズ」およびその進化系である「魔剣王パズズ」が漫画版に登場し、魔剣王パズズは新4章稼働よりも先に登場した。本編では普段は人間の少年である「はすみ」に化けて魔界軍の親玉として暗躍しつつ最終的にはラストボスになったが、敗北し消滅した。
「でも今は、真尋さんだけが私のお兄様ですんこうげんっ!?」(3:07付近)
- ダーレス&スコラー『潜伏するもの』より、ミャンマー奥地の山岳地帯にあるとされる、忘れ去られし「スン高原」。
ここにある恐怖の湖に浮かぶ星の島の地下、石造都市アラオザルに「忌まわしき双子」は眠るという。 - …のちにこの地へ赴くことになるなどとは、この時点の真尋には知る由も無かったのだ…。
「ピチピチでプルプルですよ」(4:42付近)
- ジョジョの奇妙な冒険とアマガミのパロディ。
- 『アマガミ』側の元ネタは、ヒロインの一人、棚町薫のイベント(今回のニャル子と同じ格好で主人公から「ヘソにキス」を受けるシーンがある)。
- 「僕はね・・・お前(ニャル子)の悪いとこ100個は言える・・・でもね、良いとこは・・・ごめん101個も思い付かない」
デュフフ(5:43付近)
- 気持ち悪い笑い方を比喩したネットスラングにこのようなものがある。
鼻をつまんで下に引っ張る→鼻をこすりながら話す(6:50付近~)
- 『仮面ライダーディケイド』第3話「超絶」にて、ヒロイン・光夏海が主人公の門矢士に、なぜ無益な戦いをしたのか詰問するシーン。
ちきゅうがちきゅうがだいピンチ(7:24付近)
- 特撮番組『ファイヤーマン(1973年/円谷プロ)』OPテーマより。
- うねうねした背景も、ひらがな表記なのも原典準拠。
クー子の手を握りしめる真尋とアホ毛を立てるニャル子(8:19付近)
- この辺り、原作2巻p129の挿絵と類似。
- なのだが、クー子と真尋の位置が逆だったり、ニャル子の髪の毛が逆立っていたりとまるで間違い探しのように細かな違いがある。
水着の少女たち(8:57付近)
- 二人とも、クトゥルフ神話TRPGリプレイの「るるいえシリーズ」に登場する探索者である。ちなみに、左の少女の名前は樋口さやかで、右側は日野睦(愛称はむったん)。
- 「るるいえシリーズ」のイラストは本作と同じく狐印氏。向こうでもこの手の友情出演は実現済みである。
- なお、さやかちゃんが繰り出すキックは、黒いファラオ(ニャルラトホテプの化身の一つ。おそらくニャル夫のデザインはこれをイメージしたもの)
くらいならばダイスの出目次第では即死させることが可能。 - そしてむったんの方は、ドリームランドでのシナリオにおいて人を殴り殺している。しかもそのプレイヤーは別のプレイで
シャンタック鳥をバズーカで撃墜したことがあるそうな。 - ……この二人がニャル夫をぶちのめしていても別におかしくはなかったのではないだろうか。
- なおこの二人が「るるいえシリーズ」で水泳の授業に参加した際には、SAN値0となったメイド理事長が巫女服を着て変な祝詞を唱えるわ
クトゥルフ御大の落とし子やら触手やらが大暴れしてプールが壊れたりするわで、割と大変な状況に陥っていた。
その結果、四巻目では昂陵高校のプールを借りることとなったらしい。
- なおこの二人が「るるいえシリーズ」で水泳の授業に参加した際には、SAN値0となったメイド理事長が巫女服を着て変な祝詞を唱えるわ
「ならぎりー!!」(11:33付近)
- スリランカ仏教に伝わる、災厄と疫病を司る悪象の王「ナラギリ」。レベル41。
- 元となったのはヒンドゥー教の神「ガネーシャ」。夢をかなえるゾウで有名。
「……ひっひっふー……ひっひっふー……」(12:17付近)
- ラマーズ法。としか書きようもない。
「パンがなければケーキを食べればいい」 (12:48付近)
- ルイ16世王妃であるマリーアントワネットの発言とされていることで有名。実際は彼女が言った言葉ではない。詳細はぐぐれ。
DK堂とD・遠藤の文字の縦縞模様(12:54付近)
- 「仮面ライダーディケイド」より。詳しくはこちらを参照。
- ディケイドとディエンド、二人のライダーのそれぞれのイメージカラーのマゼンタ×黒とシアン×黒。
- バーコードが共通モチーフの二人のマスクは真正面から見ると見事に縦縞模様である。
- ケーキの形もディケイドの変身ベルト「ディケイドライバー」型になっている。
「ちょぉっと待ったぁー!」(13:36付近)
- 台詞だけなら、バラエティ番組『ねるとん紅鯨団』の「ちょっと待ったコール」。
- しかしてポーズは仮面ライダークウガ=五代雄介の変身ポーズ(途中)っぽい。
- クウガの変身は薬指と小指を軽く曲げ忍者に近いポージングになるので、ライダー意識ならXライダーの登場シーンがより近いと思われる
「……ひとは何かの代償なしに何かを得ることはできない。これが等価交換の原則」(13:45付近)
- 「鋼の錬金術師」より。英語で言うと「ギブ・アンド・テイク」
- 何故ハス太が登場するまで待てなかったのか。主に中の人的な意味で。
- 意味合いは異なるが、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の敵キャラであるバスコ・タ・ジョロキアも「何かを得るためには何かを捨てなきゃ」という台詞があり、目的のためには手段を選ばないニャル子の性格や戦法を思わせる。
「ぐぬぬ……!」(13:53付近)
- 「苺ましまろ」より。詳しくはこちらを参照。
- 大元の絵やネットで一般的なぐぬぬコラ画像とは構図が逆になっている。
- ちなみに元ネタではここまではっきり「ぐぬぬ」とは言っていないので、どちらかというとコラ画像ネタ寄りである
「よくもマイダーリンを…!」(15:35付近)
- 「スターオーシャン」で戦闘中にフィアorヨシュアが戦闘不能になると主人公が言う言葉かと。「よくもヨシュアを」(下の動画1:15辺り)
- 「うる星やつら」ラムの「よくもダーリンを!」そのままでは?
クー子の「宇宙CQC裏百式」(15:48付近)
- スカートの下から武装、というネタは数多いと思われるが、最も近いのは以下の2件か
- 声優ネタ及び見た目の両立としては、格闘ゲーム「MELTYBLOOD」の登場キャラ、メカヒスイ(CV:松来未祐)の必殺技にスカートの前面を持ち上げて、その下から大型ミサイルが飛び出す物がある。
- 機動砲台の形状元ネタ的には、リアスカート部から後方に放出するキュベレイのファンネル。
- 裏百式は格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』に登場する八神庵の超必殺技『裏百式・鬼焔』からか(最もこの技はCAPCOM VS. SNKシリーズでしか実装されてないが)八神庵も炎を操るキャラクターである。
「てすかとりぽかー!!」(16:12付近)
- 古代アステカの暗黒神、煙る鏡「テスカトリポカ」。レベル47。
- このテスカトリポカ、『マレウス・モンストロルム』においては上述のパズズ共々、ニャルラトホテプの化身として記載されている。
- 更に同書によれば、この他『デビルサマナー』シリーズの「死神 ゲーデ(バロン・サムディ名義)」や「悪霊 ウィッカーマン」、
果てはシリーズまたぎの定番悪魔「妖精 ジャックランタン」さえもが化身の内だトカ。
「またつまらぬ物を斬ってしまった」(16:22付近)
- 漫画『ルパン三世』の登場人物、石川五ェ門の代表的な台詞。
- このセリフは原作漫画よりアニメで使用されることが多い。
- 直前のポーズは原作8巻の表紙でおなじみ仮面ライダーZXか?
黒鋼のストライバーの新シリーズ、『トラペゾヘドロンは砕けない』(18:30付近)
- クトゥルー神話に登場する宝石『輝くトラペゾヘドロン』とジョジョの奇妙な冒険第四部『ダイヤモンドは砕けない』から。
- 『スターヴァンパイアクルセイダーズ』は3作目だったのだろうか?
- 本家ジョジョの話題にも出てくるが、あくまでダイヤモンドの「硬い」というのはモース硬度のこと。ダイヤの靭性は低く、ハンマーで砕けて当然である。
『SHANTAK MACHINE FORMRIDE』(18:55付近)
- ニャル子のお定まりの決め台詞通り(?)『ファイナル「フォームライド」』のパロディ。
- 『仮面ライダーディケイド』がファイナルフォームライド等を使う際、ベルトに表示されるCGに酷似。マークはキバの紋章…っぽいもの。
- 直後のニャル子がヘルメットを被るシーンは、『仮面ライダーV3』よりライダーマン=結城丈二の変身シーンのマスクを被る部分。
ヘルメットの持ち方や背景のキラキラも再現。- ライダーマンは7巻表紙のポーズの後にバンクシーンでマスクを被り変身完了する。今回はそのバンク部分の再現。
「ニャル子、行っきまーす」(19:11付近)
- アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイが発進する時の台詞「アムロ、行っきまーす」より。
「私はニャルラトホテプを超越する」「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」(19:26付近)
- 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのDIO(ディオ・ブランドー)の台詞。
- 前者の元ネタは「俺は人間を超越するッ!」
「真尋さんは今まで食べたパンの枚数を覚えていますか?」(19:51付近)
- 同じく、『ジョジョの奇妙な冒険』第一部より、ディオ・ブランドーの台詞「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」。
散らかった部屋(20:06付近)
- 床に置いてあるゲーム機は左からプレイディア、PCエンジンのコントローラー、スーパーファミコンとそのゲームカセット。
- ノートに書いてあるのは『Wizardry』の手描きマッピングだろうか。
- ↑よく見るとRPGのマッピングではなく、迷路脱出ゲーム(線を引きながらスタートし、ゴールを目指すタイプ)です。(ゲームのマッピングでない理由は「等間隔ではなく、中途半端な線がいくつかある」為)
「計画通り」(20:25付近)
- 漫画『DEATH NOTE』より主人公夜神月のモノローグ。原作では真尋が良く使う台詞である。
散乱している菓子包装「ホワイトサンダー」(20:27付近)
- 有楽製菓の準チョコ菓子「ブラックサンダー」から。ちなみにホワイトチョコを使用した「白いブラックサンダー」という商品も存在し、2010年に楽天市場限定で販売された後、2011年2月1日に北海道限定商品として販売されており、その後は10周年を迎えた2021年9月10日に「ホワイトサンダー」が新たに追加された。
- ふたつ合わせて英語で言うとプリキュアマーブルスクリュー。
真尋の動き(21:25付近)
- 江頭2:50かと。
「40秒で帰るからねー」(22:00付近)
- 映画『天空の城ラピュタ』より、空中海賊マ=ドーラの台詞「40秒で支度しな!」。
- 支度と帰宅をかけているのだと思われる。
「さ~て、次回の這いよれ!ニャル子さんは?」(23:48付近)
- 『サザエさん』の次回予告時の台詞。
「チェーンジゲッ…」(23:53付近)
- 「ゲッターロボ」シリーズにてゲッターロボが変形(正確には分離→別形態に再合体)する際の掛け声。
- 「チェンジ!ゲッター◯◯!スイッチオン!」が基本である。