オブリビオン マニアックス - OBLIVION MANIACS -

デイドラ全書

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概要

 16体のデイドラ?について、その特性を抜粋して簡潔にまとめた書物。
 少しではあるが、デイドラの秘宝?についても触れられている。
 飾り文字の美しい一冊。
価値 4
重量 1
見た目 本(中)

本文

全8ページ。
本文中の「衆生界」とは、いわゆる人間界のことである。

デイドラ全書

(以下はこの大著からの抜粋であり、各デイドラ?の特性を記したものである)

 アズラ?は闇と光の橋渡しをする神秘の領域である薄暮と黎明をつかさどり、「月影」「薔薇の母」「夜空の女王」とも呼ばれる。

 ボエシア?は虚偽と陰謀、秘密裏に行われる殺人、暗殺、反逆、法に依らない権力の転覆などをつかさどる。

 クラヴィカス・ヴァイル?は儀式的な祈祷や契約による力の授与や願いの成就をつかさどる。

 ハルメアス・モラ?は水晶に投影される運命の流れをつかさどる。星と天から過去や未来を読みほどき、知識や記憶という財宝をその手に有する。

 ハーシーン?デイドラ?の娯楽でもある偉大なるゲーム、狩猟をつかさどり、「狩人」とも「獣人の祖」とも呼ばれる。

 マラキャス?は拒絶されしもの、追放されしものたちの後見人であり、誓約や血の呪いの守護者でもある。

 メエルーンズ・デイゴン?は、破壊、変化、活力、野望をつかさどるデイドラ?である。

 メファーラ?は領域のはっきりしないデイドラ?である。「蜘蛛糸を紡ぐもの」「紡ぐもの」「蜘蛛」としても知られており、衆生界にちょっかいを出すことを生きがいとしているような節がある。

 メリディア?は領域のはっきりしないデイドラ?である。生きとし生けるものの活力と関わり合いがある。

 モラグ・バル?は衆生を支配し、奴隷とするデイドラ?である。人間の魂を刈り取って懐柔することを望んでおり、そのために衆生界に不和の種をばら撒いている。

 ナミラ?は古代の闇をつかさどるデイドラ?である。「霊魂のデイドラ?」とも呼ばれ、あらゆる悪霊や邪霊を統べている。蜘蛛、昆虫、ナメクジなどの人間が本能的に嫌悪する薄気味悪い生物と関わり合いがある。

 ノクターナル?は夜と闇をつかさどるデイドラ?で、「夜の女王」としても知られる。

 ペライト?オブリビオン?の最下層階級を統べる「親方」とも呼ばれるデイドラ?である。

 サングイン?は快楽主義的な供宴や道楽、よこしまな欲望への耽溺をつかさどる。

 シェオゴラス?は乱心をつかさどるデイドラ?で、その真意は誰にもわからない。

 バエアニマ?は夢と悪夢をつかさどるデイドラ?で、凶兆はその領域より生まれる。

(「マラキャス?」の項には印がつけられており、『神の怒り』に関する興味深い記述がみられる。要約すると、マラキャス?に祝福されたこの武器は人のために作られたもので、デイドラ?がその力を引き出そうとするとオブリビオン?の虚空へと追いやられてしまうらしい)

デイドラ?の伝説の秘法のなかでも、「アズラの星?」や「シェオゴラス?ワバジャック?」などはよく知られているが、「神の怒り」や「マッカーンの槌」などは馴染みが薄いようである……

「ところが、マラキャス?は『神の怒り』を祝福して仲間に対抗しうる力を吹き込んだものの、それが彼らの手に落ちることはどうしても避けたかったため、卑怯者と落伍者との私闘における武器にしようと考えた。こうした事情からマラキャス?は、邪悪な仲間のデイドラ?が武器の力を引き出そうとしても虚空が開いてその者を飲み込み、オブリビオン?の彼方へと放逐されるよう呪いをかけ、そこから時の乱れのない虚々実々の世界へ追い返そうとしたのだ。










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