オブリビオン マニアックス - OBLIVION MANIACS -

レヤウィン案内書

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概要

 アレッシア・オッタス?による、欺瞞と偏見に満ちたレヤウィン?の紹介本。
価値 1
重量 1
見た目 本(小)

本文

全7ページ。


 全ての労働にゼニタール?の祝福を! 私の名はアレッシア・オッタス?レヤウィン?の全てを皆様にお教えしましょう。


 エルスウェーア?ブラック・マーシュ?という野蛮な発展途上の地方に挟まれた土地に位置していること、またトパル湾?から帝都へのニベン川?の水上交通を守るという重要な役割をもつことから、レヤウィン?は石垣と守備隊に囲まれた強固な要塞都市です。

 ブラックウッド?の沼だらけの自然の中にあるにもかかわらず、レヤウィン?は明るく陽気なよく栄えた町です。道路は広くきれいだし、住み心地の良さそうな広い家々は木骨作りやしっくい塗りで、多くの家の壁はまるで今塗られたばかりのような美しい色で彩られています。町のいたるところに木々や花が植えられ、静かな広場や池の周りは瞑想をするのにもってこいの場所です。住民のアルゴニアン?カジート?の低俗で大衆的な性質を無視すれば、レヤウィン?は巡礼者にとって感じの良い安全な町だと言えるでしょう。

 レヤウィン?伯爵はマリアス・カロ?といい、彼が最近花嫁に迎えた美しく賢いアレッシア?は、あの信望厚いコロール?の女伯爵アリアナ・ヴァルガ?の娘です。伯爵夫妻は帝政化を熱心に推進しており、ニベン?人によるハートランド?の帝都文明である、伝統的な勤勉さ、礼拝の習慣、遵法精神などを辺境の未開人たちに広めるために尽力しています。

 町はニベン川?西岸に建てられた高い幕壁に囲まれています。町の東端にある2つの門の中にはさらに城壁があり、その中にはレヤウィン城?が川の深い部分をまたぐように建っています。ゼニタール聖堂?は町の北西、西の門にほど近い場所にあります。商店、宿屋、ギルドは全て聖堂の南側、町の西半分に密集していますが、そこ意外にも良い本屋と貿易商の店が一軒ずつ、西の門からのびて町を東西に横切る道の北側にあります。住宅街は町を南北に走る大通り沿いにあり、住宅街の東にはニベン川?の曲がりくねった部分を囲い込んで作られた深い池が2つあります。

 ステンダール聖堂?と伯爵夫妻は、ニベン?文化の恩恵を辺境の地に住む原住民に広めるために協力し合っています。グリーン・ロード?および最近開通したトランス・ニベン周辺での盗賊による被害があるにもかかわらず、守護神ゼニタール?の祝福のおかげでレヤウィン?の産業・貿易は栄えています。

 レヤウィン?の自慢のタネは、シロディール?随一(もちろん、帝都?州は別にして)の商店や商人の質の高さです。さらに、職人や戦士ギルド?魔法ギルド?の講師にいたるまでが、優れた能力を持っているのです。中でも、サザン書店?には注目です―― この本屋を経営しているのはなんとオーク?(!!!)で、『こどもの神学』の在庫を切らしません。この本は、神の教えを本当の意味で理解していない人々にも易しく読めるのでおすすめできます。

 最近、戦士ギルド?のライバル組織とも言える傭兵会社「ブラックウッド団?」がこの地に新しい本部を建て活動を始めました。ブラックウッド団?の構成員のほとんどはアルゴニアン?カジート?ですが、役員たちは礼儀正しく、丁寧で上品な言葉遣いで話すことができるようです。彼らは私に、ブラックウッド団?は値段とサービスの品質で積極的に戦士ギルド?と競争すると話してくれました。(これは帝国民として正しい行いであり、ゼニタール?もきっとお喜びになるでしょう―― 新進の事業は産業の繁栄にとって有益です)

 残念なことに、レヤウィン?に住む全てのアルゴニアン?カジート?が、ブラックウッド団?の構成員のように勤勉で模範的な人々ばかりなわけではありません。町中ではどんな時間でもアルゴニアン?のトカゲどもやカジート?のネコどもが道端にたむろし、無駄話をしています。彼らがほんの少しの時間でも自分自身と家をきれいにすることに費やしてくれたならよいのに。

 九大神?を称え、罪に背を向けましょう!










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