概要
コロール?にあるステンダール聖堂?の地階にあるスキル書物。
容器?の中にあったため、固定かたまたまかは不明。
通常は侵入自体違法だが、クエスト「巡礼」を進めて九大神教団に所属すると普通に入ることができるうえ、書物の取得も適法となる。
容器?の中にあったため、固定かたまたまかは不明。
通常は侵入自体違法だが、クエスト「巡礼」を進めて九大神教団に所属すると普通に入ることができるうえ、書物の取得も適法となる。
価値 | 25 |
重量 | 1 |
見た目 | 本(小) |
上昇スキル | 回復 |
本文
全4ページ。
種族別の系統発生論および生物学 第7版
帝都大学治癒師会 著
治癒師会では、遠い昔に生体標本を使った分析をおこない、その結果、全ての人間やエルフの「人種」は互いに交配可能であり、繁殖可能な子を産むことができるという結論に達した。通常、子は母親の人種的特徴を受け継ぐが、部分的に父親の特徴が現れることもある。カジート?やアルゴニアン?と、人間やエルフが交配可能かどうかはわかっていない。これら異種間交配やデイドラ?との交配で子が生まれたという報告は時代にかかわらず数多く存在するが、信用に足る記録は残されていない。カジート?と人間、およびエルフとの違いは骨格や皮膚にとどまらず(カジート?は「毛皮」で全身が覆われている)、代謝系や消化器系にまで及ぶ。アルゴニアン?は、ドゥルー?のような半陸半水生の人間型生物とされているが、アルゴニアン?の生物学的分類がドゥルー?なのか、人間なのか、エルフなのか、それとも先人の考えたようにブラック・マーシュ?の木に住むトカゲに近いのかは不明である。
オーク?の生殖については不明な点が多い。また、ゴブリン?、トロール?、ハーピー、ドゥルー?、ツァエシ?、イムガ、デイドラ?などについても同様である。強姦や魔術での幻惑によるこれらの「人種」間の性交の例があるのは事実である。しかし、それらによる妊娠は報告されていない。また、これらの生物と文明を持つ人型生物との間の交配の可能性については検証されていない。これは文化的な差異が大きすぎるためであると思われる。つまり、オーク?によって妊娠させられたボズマー?やブレトン?は恥をおそれて事実を隠すし、人間の子を妊娠したオーク?もまた彼女らの社会から追放されると考えられるのである。我々は治癒師であり、残念ながら科学的検証のためにこれらの人種を強制的に交配させるということはできない。しかし、スラスやスロードは幼生時は両性具有で、陸上を動き回れるほどに成長して初めて雌雄どちらかの生殖器を持つようになるという点については確証がある。このため、これらの種と人間やエルフとの交配は理論上不可能であると言える。
これらの「人種」の分類についても疑問は残る(人種というのは不適切ではあるがわかりやすい擁護なのでここでも誤解を恐れずに用いる)。人種の特徴そのものが「地の骨」を操作する魔術的な実験の過程で作り出された共通の特徴や相違点などによるものなのか、世代を経ての段階的な変化によるものなのかという問題にはまだ結論が出ていないのである。
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