豚吐露@wiki

問47回答

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ohden

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【ホワイトボックステスト】
white box test
システム内部の構造を理解した上でそれら一つ一つが意図した通りに動作しているかを確認する、プログラムのテスト方法。
『命令網羅』『判定条件網羅』『条件網羅』『複数条件網羅』『経路組み合わせ網羅』などの方式があるが、基本的にはプログラム内の全ての命令、全てのルーチンが最低一回は実行され、検証されるようになっている。
つまり、プログラムの全ての部分が、プログラム記述者の意図通りに動作していることを確認するテストである。システムの機能よりも内部構造の整合性を重視したテストとも言える。
網羅的なテストであるため珍しい事態に対しても動作確認できるのが利点だが、あくまでプログラム記述者の意図との整合性を確認するだけなので、記述者自身に誤解があった場合は対処できないという欠点も持つ。
これに対して、プログラムの内部構造とは関係なく、外部から見て仕様書通りの機能を持っているか確認するテストを『ブラックボックステスト』という。

【ブラックボックステスト】
black box test
システムの内部構造とは無関係に、外部から見た機能を検証するプログラムのテスト方法。
入力と出力だけに着目し、様々な入力に対して仕様書通りの出力が得られるかどうかを確認する。
その間、システム内部でどういった処理が行われているかは一切問題としない。
限界値分析や同値分割などの方式があり、仕様と実際のプログラムとの差を調べることができるが、限定された状態でのみ起こるバグなどを完全に取り除くのは難しいとされる。
なお、これとは逆に、プログラムの機能よりも内部構造に着目して行なうテスト方法を「ホワイトボックステスト」という。

【原因結果グラフ】
因果グラフ
原因(入力)と結果(出力)のグラフを作成し、論理的な関係を表したもの。
参考: http://www.cs.is.saga-u.ac.jp/syllabus/SE/testing.pdf

【限界値分析】
limit value analysis
ブラックボックステストにおけるテストデータの作成方法のひとつ。
境界の前後の入力データをテストデータとする。
これによりテストデータを限定でき、テストの効率化が図れる。

【同値分割】
equivalence partitioning
ブラックボックステストにおけるテストデータの作成方法のひとつ。
データとして有効な値と無効な値のそれぞれの代表値をテストデータとする。

【分岐網羅】
判定条件網羅
ホワイトボックステストの手法のひとつ。
ロジックの分岐全てで、最低1回ずつ真と偽になるようにテストすること。
判定文における真偽の分岐を、いずれも少なくとも1回は実行するように、テストケースを設計する。
判定条件網羅では、判定文の条件が複合条件であっても、ANDやORで結ばれた個々の条件には着目せずに、結果として判定が真の場合と偽の場合について実行すればよい。

【条件網羅】
分岐条件網羅
複数条件で起こりうる真・偽と分岐の組み合わせ経路を実行する。
判定文におけるすべての可能な結果が、少なくとも1回は実行されるようにテストケースを設計する。
条件網羅では、判定文が複合条件の場合には、その個々の条件の真偽に着目する。個々の条件で真、偽を満たすテストが行えていれば良い。

【複合条件網羅】
すべての条件の真と偽の組み合わせとその分岐をテストする。

e.g.)
下図の分岐に対するテストを解説する。
A B C 結果
0 0 0 No
0 0 1 Yes
0 1 0 No
0 1 1 No
1 0 0 No
1 0 1 No
1 1 0 No
1 1 1 Yes

分岐網羅
判定条件網羅
結果がYesとなる『②⑧』と結果がNoとなる『②⑧』以外。
この中から結果がYesとNoとなる組み合わせを選べば良い。
例えば『②③』『①⑧』等。
条件網羅
分岐条件網羅
ABCそれぞれが1回以上真/偽となれば良い。
例えば『①⑧』『②⑦』『③⑥』『④⑤』のどれかを実施するだけで良い。
複合条件網羅 ①~⑧までの条件を全て実施



更新日: 2010年01月07日 (木) 18時54分51秒
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