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最初のdatabase作り
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最初のdatabase作り
Oracle Database 11gR2 install手順はこちら。
初期databaseは作らない。
初期databaseは作らない。
- Net Configuration Assistant
『リスナー』『ネーミング・メソッド』『ローカル・ネット・サービス名』『ディレクトリ使用』の構成をを変更できる。
今回は、初期dbを作ってないのでリスナーも手動で作る必要がある。
※初期DB作るとココら辺も一緒に作られる。作ってたら飛ばしてok。
今回は、初期dbを作ってないのでリスナーも手動で作る必要がある。
※初期DB作るとココら辺も一緒に作られる。作ってたら飛ばしてok。



名前は無難にdefaultのLISTENER。




完了押して終了。

- Database Configuration Assistant (DBCA)
databaseの新規作成、構成変更、削除ができる。
ちゃんと動けばスタートメニューにEnterpriseManagerのlinkも作成される。
ちゃんと動けばスタートメニューにEnterpriseManagerのlinkも作成される。



リスナーが複数あると、ココら辺でどのリスナー使う?って選択肢が出てくる。
分からんかったら、とりあえず全部使うでもえぇんですけどね。そんな人は、複数リスナーなんか作らんと思うが...

full nameは、こんな風にドメインみたく書くと、頭の『.』までがSIDになるみたい。
このfull nameがリスナーのサービス名になるから、サービス名もSIDと同じにしてる人は、ココの設定も注意ね。



パスワード強度が足りないとこんなダイアログが出るけど、そのパスワードで良いなら仕方無いのでそのまま進みましょ。











ウィザードの処理中のlogは以下のpathにある。
C:\app\Oracle\cfgtoollogs\dbca\【SID】\emConfig.log

成功すると、このダイアログが表示される。

失敗すると、こっちのダイアログ。

とりあえず、経験した失敗となるパターンをφ(..*)メモメモ...
・リスナーにつながらない 謎。PC名変更してリスナー作りなおしただけで、繋がるようになった...謎... hostsに名前解決書いてあげると、通るようになるって話もあるが、今回はやってない。 あと、listener.oraに『localhost』や『127.0.0.1』とか書いても繋がらんとか言う話もあった。もちろん今回は対象外...(´・ω・`)
- 表領域
もし表領域を作る必要があるなら、このタイミング。
ユーザ作る前に作成する。
ユーザ作る前に作成する。
- Enterprise Manager (EM)
web baseのdatabase管理ツール。
今回必要なのは...ユーザかな?
ってことで、EM使ってユーザ作ろうと思う。(`・ω・´)
今回必要なのは...ユーザかな?
ってことで、EM使ってユーザ作ろうと思う。(`・ω・´)
DBCAで正常に処理が終了してたら、メニューにEMの項目が増えてるはず。default値ならこんな感じが接続先。
https://172.0.0.1:1158/em/ https://172.0.0.1:1158/em/console/logon/logon

EMがちゃんと動いてるかは、以下のように確認できる。HOGEは、自分が設定したSIDに置き換えて試して貰えると良い。
> set ORACLE_SID=HOGE > emctl status dbconsole
Oracle Enterprise Manager 11g Database Control Release 11.2.0.1.0
Copyright (c) 1996, 2010 Oracle Corporation. All rights reserved.
https://172.17.10.39:1158/em/console/aboutApplication
Oracle Enterprise Manager 11g is running.
Logs are generated in directory C:\app\Oracle\product\11.2.0\dbhome_1/172.17.10.39_HOGE/sysman/log
外部から使いたい場合、portを開ければ繋がる。
一番最初のアクセスから表示までは、少し時間かかるのでまったりと待ちましょう。
一番最初のアクセスから表示までは、少し時間かかるのでまったりと待ちましょう。
EMは、TLS使ってんだけど、オレオレ証明書なので、ブラウザから危険だから止めときなって怒られる。
IEの場合だとセキュリティの設定を追加してやらんとダメ。
[ツール]-[インターネット オプション]を開く。

『セキュリティ』タブの『信頼済みサイト』をclickしてから『サイト』ボタンを押下。

『このWebサイトをゾーンに追加する』に『https://【IP Address】』が入ってる事を確認して『追加』ボタンを押下。

追加された。

EMを開いて、『このサイトの閲覧を続行する(推奨されません)。』を選べばちゃんと使えるハズ。
証明書は、ドコに登録しても警告消えんかった...(´・ω・`)
[ツール]-[インターネット オプション]を開く。

『セキュリティ』タブの『信頼済みサイト』をclickしてから『サイト』ボタンを押下。

『このWebサイトをゾーンに追加する』に『https://【IP Address】』が入ってる事を確認して『追加』ボタンを押下。

追加された。

EMを開いて、『このサイトの閲覧を続行する(推奨されません)。』を選べばちゃんと使えるハズ。
証明書は、ドコに登録しても警告消えんかった...(´・ω・`)
で、待ってると、こんな画面が表示されるハズ。

SYSDBAの権限持っとるユーザでlogin。
とりあえず、ユーザ名に『sys』、パスワードにDBCAで設定したpasswordを入力し、接続モードを『SYSDBA』にして『ログイン』押下。
『サーバ』タブの『セキュリティ』項目にある『ユーザー』を押下。

作成ボタンを押下。

『一般』タブへ、必要な情報を記載。


SYSDBAの権限持っとるユーザでlogin。
とりあえず、ユーザ名に『sys』、パスワードにDBCAで設定したpasswordを入力し、接続モードを『SYSDBA』にして『ログイン』押下。
『サーバ』タブの『セキュリティ』項目にある『ユーザー』を押下。

作成ボタンを押下。

『一般』タブへ、必要な情報を記載。

で、大事なのが『ロール』『システム権限』『オブジェクト権限』。
項目の事一個一個書いてったら終わらんので、ココでは割愛。作ろうとしてるユーザに必要な情報を取捨選択する。
セキュリティの事を考慮すれば、必要最低限の権限が望ましい。
項目の事一個一個書いてったら終わらんので、ココでは割愛。作ろうとしてるユーザに必要な情報を取捨選択する。
セキュリティの事を考慮すれば、必要最低限の権限が望ましい。
とりあえず、作ってみようレベルやlocalの開発環境用とかなら...SYSTEMユーザ選んで『類似作成』してしまうと言う荒業も...w
ここまでできたら、コマンドプロンプトとか使って接続できるかを確認。
> sqlplus hoge/hoge9999@HOGE
.....できませんでした。(´・ω・`)
- 接続失敗例①
sqlplusで接続しようとしたら、こんなんが出る。
ERROR: ORA-12154: TNS: 指定された接続識別子を解決できませんでした
で、調べ始めた。
> tnsping HOGE
TNS Ping Utility for 64-bit Windows: Version 11.2.0.1.0 - Production on 15-10月-2015 16:00:48
Copyright (c) 1997, 2010, Oracle. All rights reserved.
パラメータ・ファイルを使用しました:
C:\app\Oracle\product\11.2.0\dbhome_1\network\admin\sqlnet.ora
TNS-03505: 名前の解決に失敗しました。
!!?Σ(゜Д゜)
C:\app\Oracle\product\11.2.0\dbhome_1\NETWORK\ADMIN\tnsnames.ora
を見てみたら...接続設定無い...orz
DBCA使うと勝手に作ってくれたような記憶があるんじゃが...とりあえず、自力で作るしか無い。
のでこんな感じで追記してやった。(`・ω・´)
DBCA使うと勝手に作ってくれたような記憶があるんじゃが...とりあえず、自力で作るしか無い。
のでこんな感じで追記してやった。(`・ω・´)
HOGE = (DESCRIPTION = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = HOGE_PC)(PORT = 1521)) (CONNECT_DATA = (SERVER = DEDICATED) (SERVICE_NAME = HOGE) ) )
- 接続失敗例②
sqlplusで接続しようとしたら、こんなんが出る。
ERROR: ORA-12154: TNS: 指定された接続識別子を解決できませんでした
エラーメッセージ変わらんし...(´Д`)
> tnsping HOGE
TNS Ping Utility for 64-bit Windows: Version 11.2.0.1.0 - Production on 15-10月-2015 16:08:17
Copyright (c) 1997, 2010, Oracle. All rights reserved.
パラメータ・ファイルを使用しました:
C:\app\Oracle\product\11.2.0\dbhome_1\network\admin\sqlnet.ora
エイリアスを解決するためにTNSNAMESアダプタを使用しました。
(DESCRIPTION = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = HOGE-PC)(PORT = 1521)) (CONNECT_DATA = >(SERVER = DEDICATED) (SERVICE_NAME = HOGE)))に接続の試行中
OK (0ミリ秒)
tnsping通るじゃん。(´Д`)
で、延々悩んだ結果...
> lsnrctl [[service]] LISTENER
LSNRCTL for 64-bit Windows: Version 11.2.0.1.0 - Production on 15-10月-2015 16:12:44
Copyright (c) 1991, 2010, Oracle. All rights reserved.
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=HOGE-PC)(PORT=1521)))に接続中
サービスのサマリー...
サービス"CLRExtProc"には、1件のインスタンスがあります。インスタンス"CLRExtProc"、状態UNKNOWNには、このサービスに対する2件のハンドラがあります... ハンドラ: "DEDICATED" 確立:0 拒否:0 LOCAL SERVER "DEDICATED" 確立:0 拒否:0 LOCAL SERVERサービス"HOGE.net"には、1件のインスタンスがあります。インスタンス"hoge"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります... ハンドラ: "DEDICATED" 確立:69 拒否:0 状態:ready LOCAL SERVERサービス"HOGEXDB.net"には、1件のインスタンスがあります。インスタンス"hoge"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります... ハンドラ: "D000" 確立:0 拒否:0 現行:0 最大:1022 状態:ready DISPATCHER <machine: HOGE-PC, pid: 440> (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=HOGE-PC)(PORT=49186))コマンドは正常に終了しました。
原因分かった...↑のように、LISTENERに登録されてるサービス名が『HOGE.net』であるにも関わらず、
tnsnames.oraの『HOGE/DESCRIPTION/CONNECT_DATA/SERVICE_NAME』に書かれてるサービス名が『HOGE』。
Listenerに登録されてるサービス名と異なってたせいで怒られてたみたい。(´・ω・`)
やっぱ手動で作ると失敗するわ~。(´Д`;)
tnsnames.oraの『HOGE/DESCRIPTION/CONNECT_DATA/SERVICE_NAME』に書かれてるサービス名が『HOGE』。
Listenerに登録されてるサービス名と異なってたせいで怒られてたみたい。(´・ω・`)
やっぱ手動で作ると失敗するわ~。(´Д`;)
後、ついでに『C:\app\Oracle\product\11.2.0\dbhome_1\NETWORK\ADMIN\listener.ora』の『LISTENER/DESCRIPTION_LIST/DESCRIPTION/ADDRESS/HOST』がIP addressで記載されてた。DHCPで取ってるので、PC名に変更しておいて、リスナーの再起動もしといた。
リスナーは、サービスの中にある『OracleOraDb11g_home1TNSListener』がそれ。
リスナー名を『LISTENER』以外にしてると、『OracleOraDb11g_home1TNSListener.【リスナー名】』みたいになるんじゃなかったかな?
リスナーは、サービスの中にある『OracleOraDb11g_home1TNSListener』がそれ。
リスナー名を『LISTENER』以外にしてると、『OracleOraDb11g_home1TNSListener.【リスナー名】』みたいになるんじゃなかったかな?
と、言うわけで、改めてsqlplusで接続!
> sqlplus hoge/hoge9999@HOGE
SQL*Plus: Release 11.2.0.1.0 Production on 木 10月 15 16:25:56 2015
Copyright (c) 1982, 2010, Oracle. All rights reserved.
Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64bit Production
With the Partitioning, OLAP, Data Mining and Real Application Testing options
に接続されました。
SQL>
やっと繋がった。(´Д`)
あとdefaultではOracle databaseの使うportはfirewallで塞がれてるので、databaseの入ったマシン以外からdatabaseの参照が必要な場合、設定の変更が必要。
外部からの接続を許可したい
外部からの接続を許可したい
ここまでやって、ようやく空のdatabaseが完成したって話です。
お疲れ様でした。(´Д`)
お疲れ様でした。(´Д`)
更新日: 2015年10月23日 (金) 19時02分57秒
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