Oの喪失/交錯する世界 ◆SXmcM2fBg6
○ ○ ○
そうして
アンクは、切嗣達から完全に逃げ果せた。
彼は切嗣達に捕捉されていない事確認すると、変身を解除して人間態へと戻る。
「はは。なんだ、怖がる必要はなかったね」
アンクはそう口にしながら、手元のT2ゾーンを見る。
T2ガイアメモリは、使用者との適合率が低い場合、暴走する可能性がある。
その事がアンクに、追いつめられるその瞬間までT2ゾーンの使用を躊躇わせていた。
しかし空という空域を支配する鳥のグリードであるアンクは、少なくとも暴走しない程度には相性が良かったのだ。
「それにしても、あとちょっとだったのになぁ」
どうにも上手くいかない思惑に、アンクはつい愚痴を零す。
実を言えば、アンクにはまだ戦う術は残っていた。
ダミーメモリは、その能力さえ使いこなせば、最強と言ってもいいメモリだ。
今回で言えば、切嗣には英雄王ギルガメッシュ。
アストレアには空の女王
イカロスという、桁違いの戦力を誇る人物の記憶がある。
それを再現してしまえば、切嗣達に勝ち目はない。
アンクがそれをしなかった理由は二つ。
一つは制限。メダル消費の制限は、ダミーで“偽装”した人物の能力にも適用される。
つまりダミーを使って戦う場合、本人と比べると一段階余計にメダルを消費する事になるのだ。
しかし、それはアンクにとって――いや、グリードにとっては問題にはなり辛い。
なぜならばグリードには、他の参加者にはない有利があるのだ。
それは即ち、彼等の肉体を構成するセルメダルと、五枚のコアメダル。合わせて七百枚相当のメダルだ。
もしグリードがその身を顧みずに戦えば、メダルや装備の充実していない今、参加者達が苦戦を強いられるのは間違いないだろう。
そしてもう一つの理由が、アンクが飽きたからだった。
アンクの思惑通り順調に進んでいた狂宴も、ユウスケの活躍で狂いだし、切嗣の乱入でケチがついた。
最強ともいえるダミーの能力にも、当然限界はある。
一つ目は、エターナルのマキシマムなど、完全に再現できない能力があることだ。
もしエターナルのマキシマムを完全再現すれば、ダミーメモリもその機能を失ってしまうからだ。
故にその能力は、精々がT1エターナルと同程度までしか再現できなかった。
二つ目は、ダミーの能力の範囲は、あくまでも個人に限られることだ。
たとえサーヴァントのマスターに“偽装”しても、サーヴァントとの繋がりまでは再現できない。
幾つ令呪を再現しても、サーヴァントとの繋がりがない以上、その令呪にサーヴァントへの強制力はないのだ。
故にアンクは、
バーサーカーの令呪を欲したのだ。
そして三つ目は、ダミーの“偽装”によって発生した能力は、“偽装”が解けると同時に効力を失うことだ。
つまりあの時に戦おうとすれば、クウガとスカルに加え、Wまで相手にすることになってしまうのだ。
そして彼には、三人もの仮面ライダーを相手にする気などさらさらなかった。
悪行による愉悦の味を覚えた彼は、圧倒的暴力で蹂躙するなどという“つまらない事”は避けたかったのだ。
そうして今、アンクは次なる目的地へと足を進めていた。
その目的地とは、彼が“偽装”した
桜井智樹の命令により、他の参加者を蹂躙しているはずのイカロスだ。
今回の戦いでアンクが消費したセルメダルは、実はダメージ分を除けば二十枚に満たない。
コアを一枚使用した事と、細かく変身を切り替えることで、シグマ算で増える消費量を抑えたのだ。
だがそれでも消費したことには変わらず、それを補充する目的があった。
そしてその手段は、イカロスの襲撃で弱っているはずの参加者たちを強襲することだ。
弱っていれば保有数こそ少ないだろうが、不意を突ければ少ない労力でメダルを得られるだろう。
それに上手くすれば、イカロスを探し出したアストレアとの、道化芝居も見られるかもしれない。
それを思うと、意識せずとも口の端が釣り上がってくる。
注意すべきはせいぜい二つ。
一つは暗躍を続けるためにも、正体をなるべくバラさないこと。
もう一つは、“欠けたボク”を見逃さないようにすることだ。
それらにさえ気をつければ、きっともっと楽しめるだろう。
「ああ、楽しみだなぁ………」
“欠けたボク”に会えるまでに、いったいどれだけの楽しみが待っているんだろう。
そんな子供のような高揚感を覚えながら、もう一人のアンクは偽りの街角を進んでいった。
【一日目-午後】
【D-2/商店街】
【アンク(ロスト)@仮面ライダーOOO】
【所属】赤・リーダー
【状態】ダメージ(中)、悪行に対する愉悦への目覚め(?)
【首輪】65枚(増加中):0枚
【コア】タカ:1、クジャク:2、コンドル:1/コンドル:1(一定時間使用不能)
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ダミーメモリ@仮面ライダーW、T2ゾーンメモリ@仮面ライダーW、不明支給品1~3(確認済み)
【思考・状況】
基本:赤陣営の勝利。“欠けたボク”を取り戻す。
0.次はどんな楽しみが待っているんだろう。
1.イカロスを追いかけ、一先ずメダルを回復させる。
2.その後“欠けたボク”に会いに行く。……どこに行ったのかな?
3.暗躍を続けるために、正体(人間態)をバラさないよう気をつける。
4.“欠けたボク”と一つになりたい。
5.赤陣営が有利になるような展開に運んでいくのも忘れない。
6.イカロスの活躍に期待。
【備考】
※アンク吸収直前からの参戦。
※ダミーの“偽装”による再現には、限界があります。
また自分、及びその場にいない人物の記憶から再現する事はできません。
※ガイアメモリを複数使用しました。どのような後遺症があるかは、後の書き手にお任せします。
【T2ゾーンメモリ@仮面ライダーW】
イカロスに支給。
『地帯』の記憶を内包したT2ガイアメモリで、使用者をT2ゾーン・ドーパントへと変身させる。
空中を浮遊するピラミッド型のUFOのような姿をしており、任意の対象物を自由に他の場所へ転送する能力を持つ。
エターナルによるマキシマムドライブの発動時は、26個全てのT2ガイアメモリを集結させるが、このロワでは不明。
○ ○ ○
「――――検索を始めよう。
キーワードは『NEXT』、『エンジェロイド』、『IS』、『聖杯戦争』の四つだ。
“地球の本棚”にアクセスした
フィリップは、幾つかのキーワードから単語を検索する。
白い世界に存在した本棚はいずこかへと消え去り、幾つかの本が宙に残る。
残った本の内一冊を手に取り、その検索結果に首を傾げる。
「『DECADE』……これはそのまま、仮面ライダーディケイドの事だね。
他には『Another World』――異世界か。翔太郎、どういう意味か解るかい?」
「確か、ディケイドは様々な世界を旅していたんだろ? その事じゃないのか?」
「多分そうだと思う。けど俺達が旅をした世界には、必ずその世界の仮面ライダーがいたぞ?」
「でも私は仮面ライダーなんて、テレビの中でしか聞いた事ないよ? それに、『でぃけいど』ってなに?」
フィリップの検索結果に、他の三人も首を傾げる。
やはりキーワードが絞り切れていないのか、調べたい事の確信には届かない。
しかも肝心の検索した事に関する本が、一冊もないのだ。
だが一人だけ、そのきっかけを知る物がいた。
「更に多くの異世界か………まさか、『第二魔法』が関わっているのか?」
「『第二魔法』? 何か知っているのかい?」
「ああ。詳細は知らないが、“僕の世界”には『並行世界の運営』と呼ばれる、いわば“ifの世界(パラレルワールド)”を行き来することが可能な魔法があるんだ」
「“ifの世界”……なるほど。つまり僕たちは、仮面ライダーのいる世界だけではなく、その他の様々な世界から寄せ集められたという訳か。
検索したキーワードに関する本がなかったのも、“僕の世界”の地球にはない情報だからか」
「その可能性が高いだろうね。
けど、それだけでは説明がつかない事もある。おそらくはあと一つ、『時間旅行』も関係している筈だ」
切嗣が思い返すのは、
間桐雁夜やサーヴァントたちの事だ。
彼等は第四次聖杯戦争が終結した時点で、既に消滅している筈だ。
だがしかし、この殺し合いには三騎ものサーヴァントが呼び出されている。
雁夜の事も考えれば、彼等をただ再召喚した、という訳ではないだろう。
そう考える切嗣と同様に、フィリップもある事を思い出していた。
Wとディケイドは、何度か共闘した事があるが、その際にクウガとも会っていたのだ。
門矢士と違い、真正面から話し合った訳ではないが、それでもユウスケもWの事は知っていた筈だ。
だがここでユウスケと出会った時、彼はWの事を知らなかった。
『時間旅行』と切嗣は口にした。
それはつまり、同じ世界の人間でも、この殺し合いに呼ばれた時期が違う可能性がある、という事だろう。
「だとしたら今は、他の参加者から情報を集めるべきかな?」
「それが妥当だろう。ましてや僕たちはまだ、グリードや真木清人に関する情報を何も得ていない」
どれだけ参加者に関する情報を得ても、この殺し合いを打破できる情報がなければ意味がない。
そう告げる切嗣にフィリップも同意し、“地球の本棚”へのアクセスを終了する。
メダルも有限だ。次に検索をするとしたら、奴等に関する情報を得た時だろう。
それにディケイドも、この世界の脱出に関わってくるだろう。
だがこれは、ユウスケに任せる事にする。
「それにしても、“地球の本棚”か。魔術師(僕ら)で言う、“根源の渦”の様なものか?」
「“根源の渦”? それは一体何だい?」
「有り体に言えば“真理”、あるいは“究極の知識”のことだ。君の場合は、アカシックレコードと言った方が近いだろうね」
「確かによく似ている。もっとも、今の“地球の本棚”は制限が掛っていて、“究極の知識”とは呼べないけど」
「その事についてなんだが、制限が掛っているのは“地球の本棚”ではなく、おそらく君の方だと僕は思う。
そっちの方が、明らかに“細工”しやすいだろうからね」
「なるほど、確かにその通りだ。
だとすれば、僕に掛けられた制限を解除すれば」
「ああ。この首輪の解除方法も解るかもしれない」
どうにかしてフィリップの制限を解除すれば、事は一気に進むだろう。
あとはどこから、あるいはどうやって制限を掛けているかを調べればいい。
そうやって切嗣とフィリップは、限られた情報から考察を広げる。
「おいユウスケ。あいつらが何言ってるか解るか?」
「いや、全く解らない」
「“こんげんのうず”ってなに? 食べもの?」
そんな二人を見て、翔太郎達は頭に疑問符を浮かべていた。
彼らが切嗣達の会話を真に理解する時は、きっと来ない。
情報交換も終わり、切嗣達はそれぞれの目的地へと向かう準備を進めていた。
その最中に切嗣は、翔太郎とユウスケに最後の確認をする。
「とても助かるけど、本当にいいのかい? 僕がこれを持っていって」
「ああ。フィリップがいる俺よりも、あんたが使った方が役に立つだろ。
俺にはこのメモリと、おやっさんの帽子だけで十分だ」
切嗣はスカルメモリとロストドライバー、“全て遠き理想郷(アヴァロン)”の三つを手にしていた。
対して翔太郎の手には、T2ジョーカーメモリと白いソフト帽がある。
T2ジョーカーメモリは、大桜の所でアストレアが拾った支給品の一つだ。
そしてスカルメモリとロストドライバー、そしてソフト帽は、間桐雁夜の支給品に三つセットで入っていた物だ。
Wのドライバーと類似していた事から、彼等と関連がある物なのだろうと開示したのだが、翔太郎はT2ジョーカーとソフト帽だけを受け取ったのだ。
「そうか、ありがとう。この礼は必ずするよ」
「気にすんなって。使いもしないのに受け取って、そのせいであんたを死なせちまったら、おやっさんに合わせる顔がねぇからな」
「そうですよ。それに俺も、アダマムのおかげで傷の治りは早いですし」
「つーわけだ。まあその宝具に関しては、ちょっと惜しい気もするけどよ。
なにせあれ程やられた傷が、もう完治してんだもんな」
「持ち主を不老不死にする、かのアーサー王の聖剣の鞘だからね。
その能力を完全には引き出せなくても、回復力は折り紙付きさ」
戦いが終わった後からずっと、翔太郎はアヴァロンによって傷を癒していた。
しかもコアメダルを用いて使用したため、彼のセルメダルは消費されていない。
なぜわざわざコアを使ったかと言えば、再使用までにかかる時間を測るためだ。
コアがどの程度の時間で回復するかを知っておく事は、能力が制限されている今の状況では重要な事だ。
「それじゃあ僕は、バーサーカーを連れて冬木市に向かう。
アストレアの事は頼んだよ」
「ああ、任せとけって。絶対にイカロスって子も止めてみせる」
既に話し合いをして、切嗣は冬木市に。翔太郎達はアストレアと共にイカロスを追う事が決まっていた。
翔太郎達が発見し、ワイルドタイガーを襲った女の子がイカロスである事は解っている。
そして彼女が、桜井智樹に成り済ましたアンクの命令で動いている事も。
切嗣としてはアストレアという戦力がいなくなるのは痛かった
だがイカロスの戦闘能力を聞いた限り、対抗出来るのはアストレアか、ISを使ったバーサーカーぐらいだろう。
そして白式は、
織斑千冬の強い要望により彼女に返却している。
「けど、ユウスケ。本当に置いて行っていいのかい?」
「はい。俺はここで、千冬さんが立ち直るのを待ちます」
千冬はあれから、
織斑一夏の亡き骸を埋葬した後、その場所でずっと佇んでいる。
今彼女が何を思ってそうしているかは、想像に難くない。
故に、彼女自身の力で立ち直るしか、彼女を救う方法はないのだ。
織斑一夏を殺した人物は、おそらくアンクの告げた「
火野映司」ではないだろう。
飛び散った血液の乾き具合から、彼が殺されたのは殺し合いが始まってすぐだ。
それから今までの時間、アンクが病院でじっとしている理由はまずないからだ。
それに何より、切嗣達はそれ以降の時間に、白式を操縦する「織斑一夏」に遭遇している。
つまりは、その織斑一夏の偽物こそが、本物の織斑一夏を殺した人物だと予測できるのだ。
「そうか――わかった。なら動く時は、翔太郎達の所へ向かってくれ」
「わかりました。必ず向かいます」
「ああ、待ってるぜ。アストレア、そろそろ行くぞ」
「あ、すぐ行くから待ってて」
翔太郎はアストレアへと声を掛け、フィリップの待つダブルチェイサーの元へと向かって行った。
それを聞いたアストレアは、すぐに立ち上がって返事をする。
切嗣達が話し合っている時、アストレアはある物を見つけていた。
それは千冬が翔太郎に斬りかかった際に、投げ捨てたデイバックから零れ落ちた地の意志だった。
説明書もなく、あったとしても読めないアストレアはそれを自分のデイバックに放り込んで、翔太郎達のもとへと向かった。
「ごめんね、切嗣。私、協力するって言ったのに」
「気にしなくていいさ。イカロスを助ける方が大事だからね」
「ありがとう。それじゃあ切嗣、気を付けてね」
「アストレアも。必ず、また会おう。
何かあったら、衛宮邸に向かってくれ」
そう言って切嗣は、バーサーカーの運転するライドベンダーに乗り込み、走り去って行った。
その姿を見届けるアストレアに、フィリップが声を掛ける。
「さぁ、僕達も行こう。
イカロスを止めるなら、早い内に合流した方が良い」
「………うん」
その声に促され、アストレアもダブルチェイサーのサイドカーに乗り込む。
ちなみにフィリップは、翔太郎と二人乗りの形で乗り込んでいる。
ダブルチェイサーが、切嗣達とは別方向に発進する。
その姿を見届けて、ユウスケは千冬の元へと歩いて行った。
【一日目-夕方】
【C-2/エリア北西】
【
衛宮切嗣@Fate/Zero】
【所属】青
【状態】健康、ライドベンダー(バーサーカーの背後)に同乗中
【首輪】100枚:0枚
【装備】スカルメモリ+ロストドライバー@仮面ライダーW、アヴァロン@Fate/zero、軍用警棒@現実、スタンガン@現実
【道具】基本支給品(弁当なし)、{トンプソンセンター・コンテンダー+起源弾×12、天の鎖、スコープセット}@Fate/Zero、首輪(間桐雁夜)、ランダム支給品1~4(切嗣+雁夜:切嗣の方には武器系はない)
【思考・状況】
基本:士郎が誓ってくれた約束に答えるため、今度こそ本当に正義の味方として人々を助ける。
1.偽物の冬木市に向かい調査する。
2.1と併行して“仲間”となる人物を探す。
3.何かあったら、衛宮邸に情報を残す。
4.無意味に戦うつもりはないが、危険人物は容赦しない。
5.バーサーカーの動向に気をつける。いざという時は、令呪を使う事も辞さない。
6.『ワイルドタイガー』のような、真木に反抗しようとしている者達の力となる。
7.謎の少年(織斑一夏に変身中のX)、
雨生龍之介と
キャスター、グリード達を警戒する。
8.
セイバーと出会ったら……?
9.間桐雁夜への約束で、この殺し合いが終わったら桜ちゃんを助けにいく。
【備考】
※本編死亡後からの参戦です。
※『この世全ての悪』の影響による呪いは完治しており、聖杯戦争当時に纏っていた格好をしています。
※バーサーカー用の令呪:残り二画
※セイバー用の令呪:残り二画
※セイバー用の令呪で以下の命令を下しましたが、発動しませんでした。これがどのように影響するかは、後の書き手にお任せします。
・仲間を連れての、衛宮切嗣の下への召喚。
※この殺し合いに聖堂教会やシナプスが関わっており、その技術が使用させている可能性を考えました。
【バーサーカー@Fate/zero】
【所属】赤
【状態】健康、狂化、ライドベンダーを運転中
【首輪】80枚:0枚
【装備】王の財宝@Fate/zero
【道具】アロンダイト@Fate/zero(封印中)
【思考・状況】
基本:▅▆▆▆▅▆▇▇▇▂▅▅▆▇▇▅▆▆▅!!
2.令呪により、一応マスター(衛宮切嗣)に従う。
3.二度も戦いを邪魔されたことによる、アストレアへの怒り。
【備考】
※参加者を無差別的に襲撃します。
但し、セイバーを発見すると攻撃対象をセイバーに切り替えます。
※令呪による呪縛を受けました。下記は、その内容です。
・害意を持たぬ者への一切の攻撃を禁止する。
※ヴィマーナ(王の財宝)が大破しました。
【C-1/病院】
【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】
【所属】赤
【状態】健康
【首輪】0枚:0枚
【コア】クワガタ:1(一定時間使用不能)
【装備】シックスの剣@魔人探偵脳噛ネウロ
【道具】なし
【思考・状況】
基本:みんなの笑顔を守るために、真木を倒す。
1.千冬さんが立ち直るのを待つ。
2.千冬さんを守る。仮面ライダークウガとして戦う。
3.
井坂深紅郎、士、グリード、織斑一夏の偽物を警戒。
4.士とは戦いたくない。
5.千冬さんは、どこか姐さんと似ている……?
【備考】
※九つの世界を巡った後からの参戦です。
※ライジングフォームに覚醒しました。変身可能時間は約30秒です。
しかし、ユウスケは覚醒した事に気が付いていません。
【織斑千冬@インフィニット・ストラトス】
【所属】赤
【状態】精神疲労(大)、疲労(大)、深い悲しみ
【首輪】120枚:0枚
【装備】白式@インフィニット・ストラトス
【道具】なし
【思考・状況】
基本:……少なくとも、小野寺とは戦いたくない。
0.――――――――。
1.私は……一夏………。
2.生徒と合流する。
3.一夏の……偽物?
4.井坂深紅郎、士、グリード、織斑一夏の偽物を警戒。
5.地の石をどうするべきか。
6.小野寺は一夏に似ている。
【備考】
※参戦時期不明
※白式のISスーツは、千冬には合っていません。
※小野寺ユウスケに、織斑一夏の面影を重ねています。
―――優しい、けれどどこか物悲しいメロディが聞こえる。
「翔太郎。僕は、真木清人が許せない」
俺に支給されていたそのオルゴールを聴きながら、フィリップはそう言った。
フィリップにとって、家族というものは強い意味を持つ。
だが織斑千冬の家族は、この殺し合いに呼ばれた事で無惨にも殺されてしまった。
それがフィリップには許せない事なのだろう。
俺達の戦いは、まだ始まったばかりだ。
きっと苦しい戦いになるだろう。俺達が生き残れるかも判らない。
だからと言って諦める事だけは、絶対にない。
なぜなら俺達は、二人で一人の仮面ライダーWだからだ――――
【C-2 商店街前】
【
左翔太郎@仮面ライダーW】
【所属】黄
【状態】健康、ダブルチェイサーを運転中
【首輪】80枚:0枚
【コア】ウナギ:1(一定時間使用不能)
【装備】ダブルドライバー+ジョーカーメモリ・メタルメモリ・トリガーメモリ@仮面ライダーW、ダブルチェイサー@TIGER&BUNNY
【道具】基本支給品一式、T2ジョーカーメモリ@仮面ライダーW、鳴海壮吉のソフト帽@仮面ライダーW、不明支給品×1
【思考・状況】
基本:「仮面ライダー」として誰かのために戦う。
1.アストレアと共に、イカロスを止めに行く。
2.照井と合流する。
3.何かあったら、衛宮邸に向かう。
4.コアメダルが再使用可能になるまでの時間を測る。
【備考】
※劇場版「AtoZ/運命のガイアメモリ」終了後からの参戦です。
※ダブルドラーバーでの通信、メモリの転送は、約100m圏内が限界です。
※仮面ライダーW(基本形態)への変身時は、左翔太郎のメダルが消費されます。
※T2ジョーカーメモリは、旧世代のジョーカーメモリと比べると出力過多です。
【フィリップ@仮面ライダーW】
【所属】緑
【状態】健康、ダブルチェイサー(翔太郎の背後)に同乗中
【首輪】90枚:0枚
【装備】サイクロンメモリ・ヒートメモリ・ルナメモリ@仮面ライダーW、スパイダーショック@仮面ライダーW
【道具】基本支給品一式、マリアのオルゴール@仮面ライダーW
【思考・状況】
基本:殺し合いには乗らない。この事件の首謀者を捕まえる。
1.アストレアと共に、イカロスを止めに行く。
2.照井と合流する。
3.何かあったら、衛宮邸に向かう。
4.地球の本棚に関する制限の解除方法を探す。
【備考】
※劇場版「AtoZ/運命のガイアメモリ」終了後からの参戦です。
※“地球の本棚”には制限が掛かっており、殺し合いの崩壊に関わる情報は発見できません。
【アストレア@そらのおとしもの】
【所属】緑
【状態】健康、ダブルチェイサー(サイドカー)に同乗中
【首輪】140枚:0枚数
【装備】超振動光子剣クリュサオル@そらのおとしもの、イージス・エル@そらのおとしもの
【道具】基本支給品×4(その中から弁当二つなし)、不明支給品0~2、ラウズカード(♠ A~K、ジョーカー)、大量の缶詰@現実、地の石@仮面ライダーディケイド
【思考・状況】
基本:自分で決めた事をする。
1.イカロス先輩を止める。
2.知り合いと合流(桜井智樹優先)。
3.何かあったら、衛宮邸に向かう。
4.謎の少年(織斑一夏に変身中のX)を警戒する。
5.また何か拾ったけど、これなんだろう……?
6.切嗣にシナプスのことをきちんと話した方がいいかな?
【備考】
※参加時期は48話終了後です。
※大量の缶詰@現実は県立空美中学校 調理室から調達しました。
【全体の備考】
※【D-1】の森の最奥にアインツベルン城が発見されました。
※死者の首輪は、所属を示すランプが点灯していません(無所属にすら所属していない)。
※衛宮切嗣、アストレア、左翔太郎、フィリップ、ユウスケ、織斑千冬が情報を交換しました。下記は特記事項です。
・「Fata/Zero」「そらのおとしもの」「仮面ライダーディケイド」「仮面ライダーW」「TIGER&BUNNY」「インフィニット・ストラトス」の参加者に関する情報を交換しました。
・アストレアからはシナプスに直接関わる情報は交換されていません。
・“地球の本棚”に関する制限は、フィリップの側に掛けられていると考えています。
・真木清人は『平行世界』『時間旅行』に関する技術を持っていると推測しています。
・この会場からの脱出には、ディケイドがカギになると考えています。
【スカルメモリ@仮面ライダーW】
間桐雁夜に、ロストドライバー、鳴海壮吉の帽子とセットで支給。
「骸骨」の記憶を内包したガイアメモリで、ロストドライバーを用いることで仮面ライダースカルに変身出来る。
セットの白いソフト帽は鳴海壮吉の愛用で、彼がスカルに変身した際も被っていた。
【T2ジョーカーメモリ@仮面ライダーW】
剣崎一真に支給。
「切り札」の記憶を内包したT2ガイアメモリで、ロストドライバーを用いることで仮面ライダージョーカーに変身出来る。
旧世代のジョーカーメモリと比べると出力過多なため、旧世代メモリとの組み合わせでは、変身自体は出来るが第31話~32話の様な状態になります。
【マリアのオルゴール@仮面ライダーW】
左翔太郎に支給。
大道克己が母の大道 マリアへと送ったオルゴール。
【スパイダーショック@仮面ライダーW】
アンク(ロスト)に支給。
仮面ライダーWの使用する、メモリガジェットと呼ばれる探偵ツールの一つ。
スパイダーメモリを装填することでクモ型のライブモードとなる、黄色い腕時計型ガジェット。
主にワイヤーによる移動・避難・マーカーを取り付けた標的の追跡などに使われる。このワイヤーは非常に強靭でドーパントの動きをも拘束可能。
制限により、自律行動が可能となるライブモード時は、ギジメモリを起動した人物に従うようプログラムされている。
【天の鎖@Fate/zero】
イカロスに支給。
英雄王ギルガメッシュが、乖離剣エアと同等か、それ以上に信頼する宝具。
神を律する対神宝具で、相手の神性が高い程効果を発揮する。
制限からか、拘束人数は基本的に一人だが、対象に巻き込む形でならば複数人拘束出来る。
最終更新:2013年07月30日 16:31