動物戦隊ジュウオウジャーの最終回

「動物戦隊ジュウオウジャーの最終回」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

動物戦隊ジュウオウジャーの最終回 - (2018/07/09 (月) 02:06:50) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#center(){ |ジニスが最後のゲームのしかけてきた。&br()バドとラリーは星を守るためにリンクキューブを使って地球を宇宙から隔離することを提案するが、&br()ジュウオウジャーは世界をつなげたままジニスと戦うことを決意した。そして……| } 爆発したサジタリアークからシン・ジニスが出現。 イーグル「ジニス……」 ジニス「ゲームのクリアはまだお預けだ……」 ジュウオウジャーが立ち上がる。 ジニス「せっかくここまで来たんだ。地球には私が直々に細胞を注ぎ込んであげるとしよう……」 ライオン「んなことさせるわけねぇだろ!」 ジニス「ならば私を止めてみたまえ。それが楽しいブラッドゲームだ……」 イーグル「みんな…… ジニスの殺気に飲まれるな」 ライオン「ここは地球…… 俺たちの庭だ!」 ジニス「おや。私にとっても庭同然だよ…… 私はキューブホエールのデータを利用し、地球のパワーを取り込むことができるのだよ。ジュウオウジャー、この星をなめるなよ」 イーグル「これが、最後の戦いだ。行くぞ!!」 一同「うおおおーーーっ!!」 #center(){ |多くの生命が生きる星、地球…… 人間とジューマン。&br()異なる種族が出会い、1つの群れが生まれた。この星を守るために!| } #center(){|&big(){&bold(){最終話&br()地球は我が家さ}}|} ジュウオウジャーがジニスに挑む。 イーグル「本能覚醒!」 ジュウオウイーグルがゴリラとなり、拳を振るう。 しかし、砲撃に吹き飛ばされて元に戻ってしまう。 一同「大和!」 ジニス「ハァッ!」 ジニスは黒い煙を放出。 ジュウオウジャーはそれによって別次元に吸い寄せられてしまう。 ライオン「ここは?」 ジニス「私の作り出した空間だ……」 ジニスがジュウオウジャーに襲いかかる。 イーグル「何か、何か突破口があるはずだ!」 するとジュウオウイーグルは遠くからメーバを見つける。 イーグル「あれは、メーバ? まさか!」 ジニス「見たな!」 ジニスの猛攻がジュウオウジャーを襲う。 元の空間に戻ったジュウオウジャーの変身が解除。 そこへ先ほどの戦いで傷ついたナリアも現れる。 ナリア「ジニス様……」 レオ「大和…… お前、何を見たんだ?」 大和「ジニスの正体……」 一同「えっ?」 ジニス「私の、私だけの秘密…… 見てしまったのか!!」 ジニスが無数のメーバに分離。 この光景にセラたちは驚きを隠せなかった。 タスク「メーバの集合体!」 大和「あれがジニスの、本当の姿だったんだ……」 ジニス「違う!」 元に戻ったジニスが大和に襲いかかる。 一同「大和!」 ジニス「あんな醜く、卑しい姿は本当の私ではない! 私は何よりも美しく、気高く、最強で最上の生物に生まれ変わったのだ!!」 ナリア「ジニス様……」 操「そうか…… 俺が選ばれた理由がやっとわかった……」 (ジニス『実に暗い卑屈な目だ…… 気に入った。私は君のことなら全てわかっている』) 操「自分のことが大嫌いで、辛くて、俺がジニスと似ていたから」 大和「似てない!」 操「……!」 大和「全然似てない!」 タスク「君は人の痛みがわかるやつだ……」 セラ「自分のことしか見てないジニスなんかとは全然違う」 操「みんな……」 大和「ジニス…… どんな理由があろうと、他の生き物を弄んでいいことにはならない!」 ナリア「黙りなさい!」 ナリアの銃撃が大和たちを怯ませる。 ナリア「ジニス様を侮辱する者は、この私が許しません! ジニス様…… どんなに辛かったことでしょう。けれど私は、あなたがどのような姿でも構いません。あなたは、このナリアがお守りいたします!」 一同「本能覚醒!」 ジニスの刃がナリアを貫通。 そのまま大和たちを吹き飛ばす。 レオ「ナリア!」 大和「あっ!」 ジュウオウチェンジャーとジュウオウザロッドが破損してしまっていた。 これによりジューマンが元の姿に戻ってしまう。 タスク「しまった!」 アム「王者の資格が!」 ナリア「ジニス様…… どうして?」 ジニス「私にとって最大の侮辱は、同情だ……」 ナリア「私は…… ただ、あなたを……」 ナリアが大爆発。 レオ「おいジニス! てめぇ、ふざけんなよ!!」 大和「お前はそうやって、寄り添ってくれる人も全部踏みにじってきたんだな」 ジニス「私の秘密を知る者は、この世でただ1人。私だけだ…… 貴様らは、存在してはいかんのだよ!」 ジニスの雷撃が大和たちを襲う。 一同「うわああっ!!」 ジニス「さらばだジュウオウジャー! 今度生まれ変わるときは、もっと強い生物に生まれてくることだ…… ん?」 大和たちはまだ倒れていなかった。 セラ「勝手に人の来世語ってんじゃないわよ!」 操「俺たちに世界は、まだ終わってない……」 アム「私たち、あんたを倒した後でやることいっぱいあるの!」 タスク「異なる種族をつなげたり、歴史を調べ直したり、盛りだくさんだ!」 レオ「こんなとこでてめぇと遊んでる暇なんてねぇんだよ!」 大和「王者の資格がなくなっても…… 絶対守る。みんなが生きる、みんなの星を!!」 一同「うおおおーーーっ!!」 ジニス「下等生物が……」 大和たちの体が光り輝く。 するとジニスの体から電気が流れる。 大和たちの拳がジニスを吹き飛ばす。 タスク「これは……」 大和「地球のパワーが……」 2種類の変身アイテムの傷が消えている。 ジューマンたちも再び人間となる。 アム「王者の資格にパワーが戻った……」 操「俺のも。地球が認めてくれたのか?」 ジニス「この星は、私を拒否するのか?」 大和「みんな…… 行こう!」 &italic(){『イーグル』} セラ「うん!」 &italic(){『シャーク』} レオ「おう!」 &italic(){『ライオン』} タスク「ああ!」 &italic(){『エレファント』} アム「うん!」 &italic(){『タイガー』} 操「ああ!」 &italic(){『ザワールド』} 一同「本能覚醒!!」 最後の変身を遂げる6人。 イーグル「大空の王者、ジュウオウイーグル!」 シャーク「荒海の王者、ジュウオウシャーク!」 ライオン「サバンナの王者、ジュウオウライオン!」 エレファント「森林の王者、ジュウオウエレファント!」 タイガー「雪原の王者、ジュウオウタイガー!」 ザワールド「世界の王者、ジュウオウザワールド!」 一同「動物戦隊ジュウオウジャー!!」 ジニス「この私を、なめるなよ……」 イーグル「お前こそ……」 一同「この星をなめるなよ!」 初期メンバー「野性解放!」 ザワールド「大解放!」 ジュウオウジャーが野性解放しながらジニスに挑む。 ジニスはジュウオウザワールドを投げ飛ばし、ジュウオウイーグルにぶつける。 2人は通常の姿に戻ってしまう。 イーグル「みっちゃん!」 ジニス「たとえ地球のパワーがなくとも、貴様らごときに!!」 すると地球のパワーがジュウオウイーグルに集中する。 イーグル「これは…… 野性大解放!!」 ジュウオウイーグルがゴリラ、ホエールの力を得て大解放する。 ザワールド「大和が、大解放を?」 タイガー「すごい」 ジュウオウイーグルが飛び立ち、ジニスと空中戦を繰り広げる。 ジュウオウゴリラの拳がジニスを墜落させる。 ジニス「バカな。この私が」 イーグル「今だ!」 一同「野性解放!」 &italic(){『ジュウオウファイナル』} 6人のジューマンパワーがチャージされたホエールチェンジガンの砲撃がジニスに炸裂。 ジニス「こんなもので、この私は……」 一同「はぁーーーッ!!」 ジニス「ぐわああっ!!」 ジニスの体内のメモリーデバイスが破壊。 ジニスが大爆発。 イーグル「やったか……」 6人は通常の姿に戻る。 すると通常のジニスが巨大化を果たす。 ジニス「私はジニス。この世で最上最高の生物である!」 一同「動物全合体!」 &italic(){『1・2・3・4・5・6・7・8・9・10』『オーオー、オール』『ワイルドトウサイドデカキング』} 10体のジュウオウキューブと4体のジュウオウキューブウェポンが合体。 ワイルドトウサイドデカキングとなる。 一同「完成! ワイルドトウサイドデカキング!!」 ジニスがワイルドトウサイドデカキングに斬りかかる。 しかし、あっさり返り討ちに遭ってしまう。 ジニス「あり得ん! こ、この私が……」 シャーク「今の私たちはジューマンパワーと!」 エレファント「地球のパワーと!」 ザワールド「人間のパワーと!」 タイガー「キューブくんたちのパワーと!」 ライオン「熱い熱い友情パワーと!」 ホエール「たくさんの力をつなげて戦ってるんだ! 全てを踏みにじってきたお前なんかに、負けるはずない!!」 一同「ジュウオウドデカショット!」 ジニス「うおおっ!」 ホエール「ジニス! 今度こそこれで終わりだ!!」 一同「ジュウオウドデカグランドファイナルフィニッシュ!! ハァッ!」 ワイルドトウサイドデカキングの最大の必殺技が炸裂。 ジニス「ぐわああーっ!!」 肉体を構成するメーバも消滅していき、ジニスが再び大爆発。 遂に宇宙の無法者デスガリアンは滅び去ったのだ。 ホエール「やった…… やった!!」 変身を解除した6人はワイルドトウサイドデカキングの肩に乗る。 セラ「やった……」 操「俺たち、守り抜けたんだな……」 大和「まだだよ。これからもずっと守っていくんだ…… この星に生きる、俺たちみんなで」 大和たちはバドとラリーの元に現れる。 いよいよジューマンたちがジューランドに帰るときがきたのだ。 大和「本当は、俺も行きたいんだけど……」 タスク「待っていてくれ。まずは僕たちが頭の固い上層部と話をつける」 セラ「王者の資格は、私たちが責任もって保管するから……」 すると操が泣きそうになる。 レオ「操、お前何泣いてんだよ?」 操「だって……」 アム「私たちお家に帰るだけですぐ遊びにくるって……」 大和「でも、やっぱさみしいよ。1年も一緒に暮らしたみんなが、明日起きたらいないんだから……」 アム「大和くん……」 レオ「またな!」 円陣を組む6人。 大和「また……」 バド「大和。大王者の資格を……」 大和と5人のジューマンはリンクキューブにホエールチェンジガンとジュウオウチェンジャーをセット。 するとリンクキューブが動き始める。 同時にジューマンも本来の姿に変わる。 レオ「じゃあな……」 大和「それじゃあみんな、気をつけて……」 レオ「おう!」 タスク「ああ……」 セラ「じゃあね」 アム「すぐ来るね……」 リンクキューブが消える。 すると街に次々とキューブが出現。 真理夫「この家も、広くなるな……」 「アトリエ・モリ」にジューマンが現れる。 ジューマンたち「あれ?」 真理夫「ん? ええーっ!?」 病院。 景行「大丈夫だ、落ち着きなさい。大丈夫だ、落ち着いて……」 なんと、街のあちこちにもジューマンがいたのだった。 操「どうなってんだこれは?」 バド「まさか、人間界とジューランドが融合したのか?」 一同「ええっ?」 すると大和たちに手にジュウオウチェンジャーが舞い降りてきた。 大和「いや、世界を繋げようとは言ったけど、こういう意味じゃ…… てか、むしろこれ、重なってない?」 ラリー「すべての王者の資格が覚醒したとき、2つに別れた世界を再び1つにすることを望んだのか…… この星が」 アム「ま、いいんじゃない? 繋がっちゃったものはしょうがないし」 大和「えっ?」 レオ「確かに。どうせ毎日遊びにくるつもりだったし」 セラ「手っ取り早くていいかもね……」 タスク「どんな理不尽なことが起きても、繋がっていることを、僕たちは望んだんじゃないのか? 大和……」 大和「そうだね…… それが俺たちの、新しい未来だ……」 一同「うん!」「ああっ!」 バド「これから大変だ……」 その後、セラたちは家族と再会を果たす。 セラ「お父さん、お母さん、ジロ!」 ジロ「お姉ちゃんだ。お姉ちゃん!!」 セラ「ジロ! 会いたかった……」 ジロ「お姉ちゃんだ」 セラ「久しぶりだね!」 セラの父「心配かけやがって……」 レオ「おおっ、来い。みんな元気だったか?」 弟妹たち「レオ兄ちゃんだ」 レオ「みんな元気そうだな……」 アム「ごめんねママ。1人にして……」 アムのママ「おかえりアム」 アム「ただいま……」 アムのママ「いらっしゃいませ」 タスク「父上!」 タスクの父「ん?」 タスク「今後のことで、お話があります!」 タスク「うーん……」 ラリーと操は演説会を開いていた。 ラリー「以上がこの地球の歴史だ。もともとミーたちは、同じ星の生き物だったんだよ……」 すると操が目にしたのは、自分と融合した3体のジューマンの幻だった。 操「俺たちは、きっと共存できます。仲良くなれます、友達になれます!」 アトリエ・モリ。 ジューマン「これは美しい……」 真理夫「わかる?」 ジューマン「やっぱり芸術は種族の壁を越えるね……」 病院。 バドが旅立とうとする。 バド「しばらく、旅を続けようかと……」 景行「そうか…… 優しい顔になったな」 バドが人間に戻る。 バド「あなたも」 景行「そうか……」 大和は泣いている少女のジューマンを見つける。 大和「どうしたの?」 少女「ここ……」 少女の肘が腫れていた。 大和「怪我しちゃったんだ。ちょっと待ってて」 大和は絆創膏を取り出し、少女の肘に貼る。 少女「お兄ちゃん、ありがとう……」 大和「いいえ……」 レオ「おい大和! 早くこねぇと、お前のおやつ食っちまうぞ!」 大和「今行く。君も来る?」 少女「いいの?」 大和「もちろん!」 少女「ふふふ。わーい!」 大和は少女とともにセラたちの元に向かう。 #center(){ &bold(){おわり} }
#center(){ |ジニスが最後のゲームのしかけてきた。&br()バドとラリーは星を守るためにリンクキューブを使って地球を宇宙から隔離することを提案するが、&br()ジュウオウジャーは世界をつなげたままジニスと戦うことを決意した。そして……| } 爆発したサジタリアークからシン・ジニスが出現。 イーグル「ジニス……」 ジニス「ゲームのクリアはまだお預けだ……」 ジュウオウジャーが立ち上がる。 ジニス「せっかくここまで来たんだ。地球には私が直々に細胞を注ぎ込んであげるとしよう……」 ライオン「んなことさせるわけねぇだろ!」 ジニス「ならば私を止めてみたまえ。それが楽しいブラッドゲームだ……」 イーグル「みんな…… ジニスの殺気に飲まれるな」 ライオン「ここは地球…… 俺たちの庭だ!」 ジニス「おや。私にとっても庭同然だよ…… 私はキューブホエールのデータを利用し、地球のパワーを取り込むことができるのだよ。ジュウオウジャー、この星をなめるなよ」 イーグル「これが、最後の戦いだ。行くぞ!!」 一同「うおおおーーーっ!!」 #center(){ |多くの生命が生きる星、地球…… 人間とジューマン。&br()異なる種族が出会い、1つの群れが生まれた。この星を守るために!| } #center(){|&big(){&bold(){最終話&br()地球は我が家さ}}|} ジュウオウジャーがジニスに挑む。 イーグル「本能覚醒!」 ジュウオウイーグルがゴリラとなり、拳を振るう。 しかし、砲撃に吹き飛ばされて元に戻ってしまう。 一同「大和!」 ジニス「ハァッ!」 ジニスは黒い煙を放出。 ジュウオウジャーはそれによって別次元に吸い寄せられてしまう。 ライオン「ここは?」 ジニス「私の作り出した空間だ……」 ジニスがジュウオウジャーに襲いかかる。 イーグル「何か、何か突破口があるはずだ!」 するとジュウオウイーグルは遠くからメーバを見つける。 イーグル「あれは、メーバ? まさか!」 ジニス「見たな!」 ジニスの猛攻がジュウオウジャーを襲う。 元の空間に戻ったジュウオウジャーの変身が解除。 そこへ先ほどの戦いで傷ついたナリアも現れる。 ナリア「ジニス様……」 レオ「大和…… お前、何を見たんだ?」 大和「ジニスの正体……」 一同「えっ?」 ジニス「私の、私だけの秘密…… 見てしまったのか!!」 ジニスが無数のメーバに分離。 この光景にセラたちは驚きを隠せなかった。 タスク「メーバの集合体!」 大和「あれがジニスの、本当の姿だったんだ……」 ジニス「違う!」 元に戻ったジニスが大和に襲いかかる。 一同「大和!」 ジニス「あんな醜く、卑しい姿は本当の私ではない! 私は何よりも美しく、気高く、最強で最上の生物に生まれ変わったのだ!!」 ナリア「ジニス様……」 操「そうか…… 俺が選ばれた理由がやっとわかった……」 (ジニス『実に暗い卑屈な目だ…… 気に入った。私は君のことなら全てわかっている』) 操「自分のことが大嫌いで、辛くて、俺がジニスと似ていたから」 大和「似てない!」 操「……!」 大和「全然似てない!」 タスク「君は人の痛みがわかるやつだ……」 セラ「自分のことしか見てないジニスなんかとは全然違う」 操「みんな……」 大和「ジニス…… どんな理由があろうと、他の生き物を弄んでいいことにはならない!」 ナリア「黙りなさい!」 ナリアの銃撃が大和たちを怯ませる。 ナリア「ジニス様を侮辱する者は、この私が許しません! ジニス様…… どんなに辛かったことでしょう。けれど私は、あなたがどのような姿でも構いません。あなたは、このナリアがお守りいたします!」 一同「本能覚醒!」 ジニスの刃がナリアを貫通。 そのまま大和たちを吹き飛ばす。 レオ「ナリア!」 大和「あっ!」 ジュウオウチェンジャーとジュウオウザロッドが破損してしまっていた。 これによりジューマンが元の姿に戻ってしまう。 タスク「しまった!」 アム「王者の資格が!」 ナリア「ジニス様…… どうして?」 ジニス「私にとって最大の侮辱は、同情だ……」 ナリア「私は…… ただ、あなたを……」 ナリアが大爆発。 レオ「おいジニス! てめぇ、ふざけんなよ!!」 大和「お前はそうやって、寄り添ってくれる人も全部踏みにじってきたんだな」 ジニス「私の秘密を知る者は、この世でただ1人。私だけだ…… 貴様らは、存在してはいかんのだよ!」 ジニスの雷撃が大和たちを襲う。 一同「うわああっ!!」 ジニス「さらばだジュウオウジャー! 今度生まれ変わるときは、もっと強い生物に生まれてくることだ…… ん?」 大和たちはまだ倒れていなかった。 セラ「勝手に人の来世語ってんじゃないわよ!」 操「俺たちに世界は、まだ終わってない……」 アム「私たち、あんたを倒した後でやることいっぱいあるの!」 タスク「異なる種族をつなげたり、歴史を調べ直したり、盛りだくさんだ!」 レオ「こんなとこでてめぇと遊んでる暇なんてねぇんだよ!」 大和「王者の資格がなくなっても…… 絶対守る。みんなが生きる、みんなの星を!!」 一同「うおおおーーーっ!!」 ジニス「下等生物が……」 大和たちの体が光り輝く。 するとジニスの体から電気が流れる。 大和たちの拳がジニスを吹き飛ばす。 タスク「これは……」 大和「地球のパワーが……」 2種類の変身アイテムの傷が消えている。 ジューマンたちも再び人間となる。 アム「王者の資格にパワーが戻った……」 操「俺のも。地球が認めてくれたのか?」 ジニス「この星は、私を拒否するのか?」 大和「みんな…… 行こう!」 &italic(){『イーグル』} セラ「うん!」 &italic(){『シャーク』} レオ「おう!」 &italic(){『ライオン』} タスク「ああ!」 &italic(){『エレファント』} アム「うん!」 &italic(){『タイガー』} 操「ああ!」 &italic(){『ザワールド』} 一同「本能覚醒!!」 最後の変身を遂げる6人。 イーグル「大空の王者、ジュウオウイーグル!」 シャーク「荒海の王者、ジュウオウシャーク!」 ライオン「サバンナの王者、ジュウオウライオン!」 エレファント「森林の王者、ジュウオウエレファント!」 タイガー「雪原の王者、ジュウオウタイガー!」 ザワールド「世界の王者、ジュウオウザワールド!」 一同「動物戦隊ジュウオウジャー!!」 ジニス「この私を、なめるなよ……」 イーグル「お前こそ……」 一同「この星をなめるなよ!」 初期メンバー「野性解放!」 ザワールド「大解放!」 ジュウオウジャーが野性解放しながらジニスに挑む。 ジニスはジュウオウザワールドを投げ飛ばし、ジュウオウイーグルにぶつける。 2人は通常の姿に戻ってしまう。 イーグル「みっちゃん!」 ジニス「たとえ地球のパワーがなくとも、貴様らごときに!!」 すると地球のパワーがジュウオウイーグルに集中する。 イーグル「これは…… 野性大解放!!」 ジュウオウイーグルがゴリラ、ホエールの力を得て大解放する。 ザワールド「大和が、大解放を?」 タイガー「すごい」 ジュウオウイーグルが飛び立ち、ジニスと空中戦を繰り広げる。 ジュウオウゴリラの拳がジニスを墜落させる。 ジニス「バカな。この私が」 イーグル「今だ!」 一同「野性解放!」 &italic(){『ジュウオウファイナル』} 6人のジューマンパワーがチャージされたホエールチェンジガンの砲撃がジニスに炸裂。 ジニス「こんなもので、この私は……」 一同「はぁーーーッ!!」 ジニス「ぐわああっ!!」 ジニスの体内のメモリーデバイスが破壊。 ジニスが大爆発。 イーグル「やったか……」 6人は通常の姿に戻る。 すると通常のジニスが巨大化を果たす。 ジニス「私はジニス。この世で最上最高の生物である!」 一同「動物全合体!」 &italic(){『1・2・3・4・5・6・7・8・9・10』『オーオー、オール』『ワイルドトウサイドデカキング』} 10体のジュウオウキューブと4体のジュウオウキューブウェポンが合体。 ワイルドトウサイドデカキングとなる。 一同「完成! ワイルドトウサイドデカキング!!」 ジニスがワイルドトウサイドデカキングに斬りかかる。 しかし、あっさり返り討ちに遭ってしまう。 ジニス「あり得ん! こ、この私が……」 シャーク「今の私たちはジューマンパワーと!」 エレファント「地球のパワーと!」 ザワールド「人間のパワーと!」 タイガー「キューブくんたちのパワーと!」 ライオン「熱い熱い友情パワーと!」 ホエール「たくさんの力をつなげて戦ってるんだ! 全てを踏みにじってきたお前なんかに、負けるはずない!!」 一同「ジュウオウドデカショット!」 ジニス「うおおっ!」 ホエール「ジニス! 今度こそこれで終わりだ!!」 一同「ジュウオウドデカグランドファイナルフィニッシュ!! ハァッ!」 ワイルドトウサイドデカキングの最大の必殺技が炸裂。 ジニス「ぐわああーっ!!」 肉体を構成するメーバも消滅していき、ジニスが再び大爆発。 遂に宇宙の無法者デスガリアンは滅び去ったのだ。 ホエール「やった…… やった!!」 変身を解除した6人はワイルドトウサイドデカキングの肩に乗る。 セラ「やった……」 操「俺たち、守り抜けたんだな……」 大和「まだだよ。これからもずっと守っていくんだ…… この星に生きる、俺たちみんなで」 大和たちはバドとラリーの元に現れる。 いよいよジューマンたちがジューランドに帰るときがきたのだ。 大和「本当は、俺も行きたいんだけど……」 タスク「待っていてくれ。まずは僕たちが頭の固い上層部と話をつける」 セラ「王者の資格は、私たちが責任もって保管するから……」 すると操が泣きそうになる。 レオ「操、お前何泣いてんだよ?」 操「だって……」 アム「私たちお家に帰るだけですぐ遊びにくるって……」 大和「でも、やっぱさみしいよ。1年も一緒に暮らしたみんなが、明日起きたらいないんだから……」 アム「大和くん……」 レオ「またな!」 円陣を組む6人。 大和「また……」 バド「大和。大王者の資格を……」 大和と5人のジューマンは[[リンク]]キューブにホエールチェンジガンとジュウオウチェンジャーをセット。 するとリンクキューブが動き始める。 同時にジューマンも本来の姿に変わる。 レオ「じゃあな……」 大和「それじゃあみんな、気をつけて……」 レオ「おう!」 タスク「ああ……」 セラ「じゃあね」 アム「すぐ来るね……」 リンクキューブが消える。 すると街に次々とキューブが出現。 真理夫「この家も、広くなるな……」 「アトリエ・モリ」にジューマンが現れる。 ジューマンたち「あれ?」 真理夫「ん? ええーっ!?」 病院。 景行「大丈夫だ、落ち着きなさい。大丈夫だ、落ち着いて……」 なんと、街のあちこちにもジューマンがいたのだった。 操「どうなってんだこれは?」 バド「まさか、人間界とジューランドが融合したのか?」 一同「ええっ?」 すると大和たちに手にジュウオウチェンジャーが舞い降りてきた。 大和「いや、世界を繋げようとは言ったけど、こういう意味じゃ…… てか、むしろこれ、重なってない?」 ラリー「すべての王者の資格が覚醒したとき、2つに別れた世界を再び1つにすることを望んだのか…… この星が」 アム「ま、いいんじゃない? 繋がっちゃったものはしょうがないし」 大和「えっ?」 レオ「確かに。どうせ毎日遊びにくるつもりだったし」 セラ「手っ取り早くていいかもね……」 タスク「どんな理不尽なことが起きても、繋がっていることを、僕たちは望んだんじゃないのか? 大和……」 大和「そうだね…… それが俺たちの、新しい未来だ……」 一同「うん!」「ああっ!」 バド「これから大変だ……」 その後、セラたちは家族と再会を果たす。 セラ「お父さん、お母さん、ジロ!」 ジロ「お姉ちゃんだ。お姉ちゃん!!」 セラ「ジロ! 会いたかった……」 ジロ「お姉ちゃんだ」 セラ「久しぶりだね!」 セラの父「心配かけやがって……」 レオ「おおっ、来い。みんな元気だったか?」 弟妹たち「レオ兄ちゃんだ」 レオ「みんな元気そうだな……」 アム「ごめんねママ。1人にして……」 アムのママ「おかえりアム」 アム「ただいま……」 アムのママ「いらっしゃいませ」 タスク「父上!」 タスクの父「ん?」 タスク「今後のことで、お話があります!」 タスク「うーん……」 ラリーと操は演説会を開いていた。 ラリー「以上がこの地球の歴史だ。もともとミーたちは、同じ星の生き物だったんだよ……」 すると操が目にしたのは、自分と融合した3体のジューマンの幻だった。 操「俺たちは、きっと共存できます。仲良くなれます、友達になれます!」 アトリエ・モリ。 ジューマン「これは美しい……」 真理夫「わかる?」 ジューマン「やっぱり芸術は種族の壁を越えるね……」 病院。 バドが旅立とうとする。 バド「しばらく、旅を続けようかと……」 景行「そうか…… 優しい顔になったな」 バドが人間に戻る。 バド「あなたも」 景行「そうか……」 大和は泣いている少女のジューマンを見つける。 大和「どうしたの?」 少女「ここ……」 少女の肘が腫れていた。 大和「怪我しちゃったんだ。ちょっと待ってて」 大和は絆創膏を取り出し、少女の肘に貼る。 少女「お兄ちゃん、ありがとう……」 大和「いいえ……」 レオ「おい大和! 早くこねぇと、お前のおやつ食っちまうぞ!」 大和「今行く。君も来る?」 少女「いいの?」 大和「もちろん!」 少女「ふふふ。わーい!」 大和は少女とともにセラたちの元に向かう。 #center(){ &bold(){おわり} }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: