1945年8月9日、長崎。 第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の戦場。 兵士「敵だ!敵襲来だ!敵だ!見ろ!急げ!逃げろ!広島と同じだ!早くしろ!逃げろ早くしろ!」 その中である男が防空壕の中で兵士らが逃げる様子を見ていた。 その様子を見ていたのはローガンことウルヴァリンで放浪の中で日本に来ていた。 その中で兵士の矢志田市朗は放っては置けない捕虜を解放する。 矢志田「やめろ!撃つな!やめろ!」 その中で矢志田はウルヴァリンが防空壕にいることに気付き、防空壕を開ける。 矢志田「逃げろ!出ろ!行くんだ!」 ウルヴァリン「あれはB29だぞ。逃げ切れる訳がない」 将校「矢志田!矢志田、貴様、何してる?早くしろ!矢志田!早くしろ!」 ウルヴァリン「ここに入ったほうがいい」 将校「矢志田!」 矢志田「はい、ただいま」 ウルヴァリン「俺なら急ぐぞ」 矢志田は逃げきれなかった兵士の自決を見ると同時に原爆が落下し、やってきたウルヴァリンと共に防空壕へ入る。 ウルヴァリン「逃げろ!早く!」 矢志田とウルヴァリンは防空壕へ入り、ウルヴァリンは矢志田を伏せさせる。 ウルヴァリン「伏せてろ!」 ウルヴァリンは防空壕の蓋で矢志田を庇い、治療能力で爆風のダメージを凌ぐ。 矢志田はウルヴァリンの治療能力に驚愕する。 ウルヴァリン「よせ、駄目だ、行くな、待つんだ。まだ危ない」 するとウルヴァリンは何かの声に気付く。 ジーン「起きて×3、起きて…」 変わって今は亡きジーンがいる寝室。 夢の中のジーンが語り掛ける。 ジーン「何の夢?」 ウルヴァリン「長崎…」 ジーン「そんな昔…」 ウルヴァリン「見たのか?」 ジーン「勿論」 ウルヴァリン「答えてくれ」 ジーン「それは無理よ」 ウルヴァリン「ジーン、俺を許してくれ」 ジーン「いいのよ」 ウルヴァリン「二度と君と他の人間を傷付けない。そう誓ったんだ」 ジーン「もう手遅れよ。」 するとウルヴァリンはジーンの体を爪で突き刺していた。 ウルヴァリン「あ~!ジーン!やめてくれ!頼む!」 ジーン「隠れても無駄」 ウルヴァリン「よせ!頼む!」 ジーン「逃げられはしない」 ウルヴァリン「やめろジーン!やめろ!」 ウルヴァリンの上記の出来事は夢であり目を覚ます。