警部補のジョン・マクレーンはニューヨークで起きたテロ事件においてサイモンの命令通りに従いゼウス・カーバーと一緒に同行しテロを阻止する中でサイモン・ピーター・グルーバーが冬のビル占拠事件のハンス・グルーバーの兄であることが判明し、ジョンとゼウスはアジトとなる貨物船を突き止めるもサイモンらに拘束され、小学校に仕掛けられた偽物の爆弾を囮に数多くの警官隊らを引き寄せ、警備が薄くなった隙に銀行の金塊を運ぶ目的が明るみとなり、証拠隠滅としてか爆弾の爆発が迫る中でジョンとゼウスはぎりぎりのところで脱出に成功しコッブを筆頭とする警官隊に拾われ救助された。 コニー「彼はどうだ?」 ゼウス「足を撃たれたんだ。いいわけないだろ」 警官「大丈夫治ります」 コニー「おまえさんは?」 ジョン「大丈夫だ。リッキーの遺体は?」 コニー「ああ収容した」 コッブ「気分はどうだ?」 ジョン「頭痛がひどくて、FBIは?」 コッブ「ご機嫌斜めだが。今は君どころじゃない。金塊をどう引き上げるのに必死だ」 警官「違う海底をさらう、サルベージだ」 ジョン「無駄ですね金は海には無い」 コッブ「どういう意味だ?」 ジョン「やつらが持つペテンです」 コッブ「まんまとしてやられたか」 ジョン「俺の負けです、馬鹿警部」 ゼウス「バカ言え!マクレーン、まだ生きているんだろうか!違うか?」 ジョン「ああ」 ゼウス「じゃあ、負けじゃない。警部さん彼に25セント玉を」 ゼウスがそういうとコニーはジョンに25セント玉を渡す。 ジョン「馬鹿野郎…」 一方でゼウスは救急隊に運ばれヘリコプターで病院へ搬送されるところであり、ジョンは家族と公衆電話で話していた。 救急隊「いいぞゆっくり」 ジョン「コネクトコールで頼む。ジョン・マクレーンだ後で払ってくれ。ほんとにアスピリンだ。ああジョンだ。ほんとに生きてるよホーリーはいるかい?ああ頼むよ」 ジョンは電話を終えた中、咄嗟に何かに気付き病院へ搬送されようとするゼウスを呼び掛ける。 ジョン「ゼウス待て!待った!」 ホーリー『ジョン?ジョン!何のつもりなの?』 ジョンが持っていたアスピリンの容器の裏には「国境の北」と書かれてあった。 変わってサイモンのアジトでは金塊が積んであったトレーラーが次々とやってくる。 サイモンの一味らはシャンパンを一気に噴き出し、トレーラーのコンテナを開けると金塊が次々と出てくる。 サイモン「昨日まで…昨日までは…我々は国を持たぬ軍隊であった。だが、明日は我々の思うがまま!好きな国を買うことができる」 サイモンがそう言うと一員は一斉に歓喜を上げる。 一員「倒れた同志たちに…」 サイモン「同志たちに…」 一員一同「同志たちに!」 一員が飛行機をメンテナンスをし逃亡の準備の中でヘリコプターの音に気付く。 一員「明かりだ!明かりを消せ!」 サイモンらがいた国境の北にある倉庫に周辺には数多くのパトカーが包囲していた。 ヘリコプターに乗っていたジョンはメガホンでサイモンに呼びかける。 ジョン「よう色男!お楽しみ中悪いね!」 ジョンの怒りを買ったカティアはジョンとゼウスの乗るヘリコプターに拳銃を発砲するが防弾仕様なのか効果がない。 ゼウス「わお、女がご立腹のようだぜ!」 一方で警察が近づくのに気づいたサイモンの一味は逃げようとしていた。 一員「みんな急げ!武器を取れ!早く!」 一員はトレーラーに乗って逃亡しようとしていた。 ジョン「やつはこの真下だ旋回しろ回りこめ!」 ゼウス「そうだ逃げろゴキブリ!」 ジョン「何が見える?」 ゼウス「ゴキブリみたいに飛び出してる」 一方でサイモン一味は逃走の中でサイモンはマシンガンを装備しヘリコプターに乗ろうとする。 一員「ノバスコシア州に向かいますか?」 サイモン「お前はトラックで俺は片付けることはある。よし飛ばせ!」 サイモンの言う通りカティアはヘリを離陸する中、トレーラーはパトカーに阻まれる。 ジョン「走れ!×2。ゴキブリ共!」 ゼウス「退治してやる!。何だあれは?」 するとサイモンがマシンガンで二人のヘリコプターを攻撃する。 ゼウス「やられた畜生!ヘリが銃撃された!銃は無いか?」 パイロットは拳銃をジョンに渡す。 ジョン「何だこれは?」 パイロット「こいつは武装ヘリじゃない!逃げるしかないんですよ!」 二機のヘリは戦闘態勢になる。 ジョン「おい何とかしろ!やられちまうぞ!」 ゼウス「畜生!」 ジョン「回りこめ!何も見えない!」 二人が乗ったヘリは銃撃を受け続ける一方であった。 ゼウス「あ、くそっ」 ジョン「冗談じゃねえよ!アホンタラ!どうした!」 パイロット「しっかり踏ん張ってろ!降りるぞ!」 ジョン「電線だ電線がある!」 ゼウス「ここは煙だらけだぞ!何とかしてくれよ!おい!」 2人の乗ったヘリは逃走するトレーラーに気付く。 ジョン「トラックだ!」 パイロット「わかってる!」 2人の乗ったヘリは着陸する。 ジョン「よーしみんな!早く出ろ!撃たれるかわからんぞ!」 ゼウス「くそっ!×2。ベルトが外れない助けてくれ!」 ジョンはゼウスのシートベルトを外そうとする。 ジョン「危ない!奴が来るぞ!」 ゼウス「だめだ…逃げ切れない!」 ジョン「こいつを頼む」 ゼウス「おい何処へ行く気だ!」 ジョン「やつの注意をそらす」 ジョン自身は自ら囮となって逃走しサイモンのヘリのマシンガンの銃撃を避け、死角となる場所に隠れて拳銃の弾丸を取り出す。 ジョン「くそっ…最悪だなこれ…どんどん付きが落ちてくる…」 ジョンは拳銃に弾丸を装填する中、見つかったのかサイモンのヘリが攻撃してくる。 ジョン「カナダってとこはこんなに楽しいとこかよ」 ジョンはサイモンのヘリに向け拳銃を構えて撃ち落とそうとしていた。 ジョン「よし、一回でいいんだ。頼むから笑顔を見せろよ」 サイモンが笑顔になるとジョンは電線に気付く。 ジョン「弟によろしく!」 サイモンは電線に向けて発砲すると、電線が千切れる。 パイロット「避けろ!」 サイモンのヘリは電柱に気付かず激突し墜落して爆発しサイモンとカティアは死亡した。 ジョン「思い知ったかくそやろう…」 変わってジョンは笑いながらゼウスの元へ行く。 ゼウス「うまくいったようだな」 ジョン「ああ出来過ぎだ。消防車でも呼ぶか」 ゼウス「いいさ、良く焼いてやれ」 ジョン「しまった…」 ゼウス「どうした?」 ジョン「ホリーを呼び出したのまだ…」 ゼウス「まだかければいい」 ジョン「いや、きっとカンカンだ…」 ゼウス「すぐ収まるさ」 ジョン「それはどうかな?言ったろご冗談だな。だから別れずにいるんだよ」 最後は二人の元にパトカーがやってくると同時にジョンがホリーに電話しようとした所で終わる。 #center(){ (終) }