とある墓地。 そこにジェームズ・ボンドがやって来てテレサ・ボンドの墓の前に持っていた花束を置くと同時に神父がやってくる。 神父「ボンドさん、よかった。まだ、いらっしゃって。オフィスからお電話が来て、今、お迎えに来ると。緊急事態のことです」 ボンド「いつものことだ。ありがとう」 墓地にヘリコプターがやってくるとボンドはそのヘリに乗る。 変わってとある工場の屋上では車椅子に座った男が装置で何か動かしており、右のモニターにはボンドを乗せたヘリのパイロットが映り、その男が赤いボタンを押すとパイロットは失神しヘリコプターはラジコンのように動く。 ブロフェルド『こんにちは、ボンド君。パイロットのことは気にするな。役立たずの私の部下だ。そのへりは今、リモコンで飛んでいる』 ヘリを動かしたのはブロフェルドであり笑いながらボンドの乗ったヘリコプターを遠隔操作し、一方でボンドは脱出しようと後部座席をもがき、扉を開いて、操縦室へ移動しようとする。 ブロフェルド『焦ることはないさ。そうするには落とさないよ』 ブロフェルドはヘリを動かしボンドを振り落とそうとする。 ブロフェルド『この時を、どんなに待ったことか…たっぷりと楽しませてもらうよ』 ボンドはヘリにしがみ続ける中で、何とか操縦席へと乗り移りパイロットを外から出し落とす。 ブロフェルド「酷いな、死者に敬意を払わないと」 ボンドはヘリの操縦席に乗り移ると、無線を通じてブロフェルドの声が聞こえる。 ブロフェルド「さようなら、ボンド君。ご堪能いただけたかな?空の恐怖を」 ボンドはグリップを引き、ヘリをマニュアルで動かそうとする。 ブロフェルド「ああ…ヘリがモニターから消えて行く…。まあ、いずれにせよ終わりだ…」 ボンドは遠隔操作の要となるコードに気付きそれを力ずくで契り、遠隔操作を遮断し即座にマニュアルで動かし、逃げようとするブロフェルドの車椅子をスキッドで引っ掛け、空中に連れさる。 ブロフェルド「待っ…待ってくれ!。わかった!取引きしよう!お惣菜を買ってあげるよ!お弁当も付けたらどうだ?助けてくれ!」 ボンド「わかったから、いい子にしてろ」 ブロフェルド「降ろしてくれ!早く降ろしてくれ!」 ボンド「あ、そ。降りたいのか?」 ブロフェルドはそう言いヘリを操縦しているボンドはヘリを斜め下に傾けてブロフェルドを煙突の中に落とす |CENTER:BGCOLOR(#008b8b):COLOR(white):&bold(){&big(){FOR YOUR EYES ONLY}}|