騎士竜戦隊リュウソウジャーの第1話

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騎士竜戦隊リュウソウジャーの第1話 - (2019/05/07 (火) 14:45:25) のソース

3人のマスターがリュウソウケンをコウ、メルト、アスナに託す。
腕にリュウソウチェンジャーが装着される。

長老「今からお前たちがリュウソウジャーだ……」
マスターレッド「コウ、お前のだ」
コウ「俺のリュウソウル? ありがとうございます!」
マスターブルー「村を、神殿を守ってくれ。メルト……」
マスターピンク「アスナなら、きっとできる……」
アスナ「はい!」


龍井ういが動画を配信していた。

うい「私は、日本から42時間かけ、ここアマゾンにやってきました。ここに幻の村があると…… アルト? アルトリコーダー! はい、ういジョーク! 出た」

そこへコウがやってくる。

コウ「何してんの?」
うい「あっ! 誰?」

もうコウの姿はなかった。


マスターレッド「コウ!」
コウ「はい!」
マスターレッド「不用意に人間と交わるなと言ったはずだ!」
コウ「すいません。ちょっと気になって……」
マスターレッド「我々の使命はマイナソーを倒すことだ」
コウ「はい……」
マスターレッド「長老が不穏なエネルギーを感知した。もしかしたら近くにマイナソーがいるかもしれない……」
声「きゃああっ!」
マスターレッド「コウ!」
コウ「はい」

ういがドルン兵に追われていた。

うい「何、何、何?」

ういが足を滑らせこける。

うい「イッテェ……」
クレオン「大丈夫、大丈夫。全然痛くないから。ねっ?」

そこへ2人のリュウソウレッドが現れ、ドルン兵を一掃する。

レッド「行くぜ!」
マスターレッド「コウ、ツヨソウルを使え!」
レッド「はい! ツヨソウル!」

&italic(){『ツヨソウル』『リュウ、ソウ、そう、そう。この感じ』『強そう』}

レッド「はぁーっ‼︎」

『それ、それ、それ、それ! その調子!』『剣ボーン』

レッドがドルン兵に挑む。

&italic(){『レッド』『それ、それ、それ、それ。その調子』}

レッド「ディーノスラッシュ‼︎」

&italic(){『剣ボーン』}

レッドの必殺技がドルン兵を全滅させる。


クレオン「タンクジョウ様。あいつらがリュウソウジャー?」
タンクジョウ「ああ…… リュウソウジャーがいるということは、神殿は近い……」

うい「何今の?」

するとういのスマホに電話がかかってくる。

&italic(){『電話だよ』}

尚久「もしもしうい? 今日はどこに行ってんだ? ああ、まだ行ってないのはエジプトか。あとアマゾンな…… でもエジプトはなかなか背景嘘つけないからな。アマゾンだろ?」
うい「山梨県、アマゾン市……」
尚久「そっか。じゃあアマゾンから高速バスで帰ってくるのか?」
うい「自転車……」
尚久「なぬ? じゃあ遅くなっちゃうでしょ?」
うい「ごめん。今日はご飯作れないかも!」
尚久「な、なぬ? なぬなぬ? なーぬ……」


#center(){
|CENTER:BGCOLOR(#000000):COLOR(white):&bold(){&big(){第1話&br()ケボーン‼︎&ruby(リュウソウジャー){竜装者}}}|
}



長老「ドルイドンがついに現れたか!」
マスターレッド「はい。数はまだ少ないですが……」
コウ「ドルイドンって何ですか?」
マスターブルー「かつて恐竜が栄えた時代、我らリュウソウ族の他に地球制服を企むドルイドン族という種族がいたんだ」
マスターピンク「でも今から6500年前、ドルイドン族は宇宙へと逃げた……」
マスターブルー「奴らの狙いはおそらく、神殿に眠る大いなる力だろう……」
メルト「騎士竜ですか?」
コウ「騎士竜って、ただの伝説じゃなかったんですか?」
長老「騎士竜は我らの先祖がドルイドン族に対抗すべく、作り出した最終兵器だ。ドルイドン族が地球を去ったので、神殿に封印したと言われておるが……」
アスナ「それをドルイドン族が奪いにきた」
マスターピンク「今、戦えるのは、私たちだけ……」


その夜。コウとメルトは剣を振るっていた。

アスナ「この神殿が、私たちリュウソウジャーに力を与えてくれてるんだよね。今度は、私たちがここを守る番……」
コウ「ドルイドンなんて俺が蹴散らしてやる」
メルト「油断は禁物だ!」
コウ「大丈夫。俺とメルトの剣の腕と、あとアスナの馬鹿力があれば!」
アスナ「はぁっ? 誰が馬鹿力よ!」

アスナはコウを思いっきり突き飛ばし、岩に衝突させる。

メルト「大したもんだ……」
コウ「いててて……」

コウが布をめくると隠れていたのはういだった。

コウ「何でここに?」
うい「ねぇねぇ、ここ何? お世話になります。かわいい! これあげる。この村何? もしかして幻の村?」

するとういは長老とぶつかる。

長老「どこからきた? この村では何人たりとも外部の者を入れてはならん。コウ!」
コウ「はい」
長老「夜明けとともに連れ出し、記憶を消せ……」


翌朝。コウはういと一緒に村に出る。

コウ「ごめん。じゃあここで……」
うい「ちょ、本当に記憶消すの? どうやって?」

コウが取り出したのはカナヅチだった。

うい「ええっ? そこ妙にリアル。怖い、やめて!」
コウ「大丈夫」
うい「大丈夫かどうかは私の問題!」

マスターブルー「リュウソウジャーをコウたちに継承して正解だったと思うか?」
マスターレッド「あいつらなら心配ない。まだまだ未熟だが、騎士として最も大切なソウルがあいつらにはすでに宿ってる…… マスターブルー「そうだな……」
マスターピンク「まぁ、手はかかるけどね……」

すると大地が揺れる。

うい「何? 地震?」

マイナソー完全体が現れる。

うい「きゃああっ!」
コウ「これが…… マイナソー? 村に向かってる!」

コウは大急ぎで村に急ぐ。

&italic(){『ケボーン』}

コウ「リュウソウチェンジ!」

&italic(){『リュウ so cool』}

コウがリュウソウチェンジを遂げ、リュウソウレッドなり、
マイナソーに切るかかる。

ブルー「何だあれは?」
レッド「アスナ、メルト!
ピンク「コウ!」
ブルー「あれは一体?」

マスターたちも変身後の姿でやってくる。

マスターレッド「マイナソーだ」
マスターブルー「ここまででかいのは初めてだがな…… で、どうやって倒す?」
マスターピンク「大いなる力を呼び覚ますしかないね」
マスターレッド「だな。コウ、神殿に入るぞ」
レッド「はい!」

2人のレッドは神殿に向かう。

マスターピンク「アスナ、メルト!」
ピンク「はい!」

&italic(){『それ、それ、それ、それ! その調子!』『剣ボーン』}

ピンク「オモソウル!」
ブルー「ノビソウル!」
ピンク「倒れろ!」

2つの技がマイナソーを転倒させる。

ピンク「やった!」
マスターブルー「いいぞ、止めた」

するとリュウソウチェンジが解除される。

マスターブルー「どういうことだ? 神殿に、誰かが侵入したんだ!」
アスナ「誰かって、ドルイドン?」
マスターピンク「わからない! でも神殿の力がないと、私たちはリュウソウジャーになれない!」

マイナソーが立ち上がり、咆哮を上げて4人を吹き飛ばす。

メルト「ダメだ。パワーが違いすぎる……」


神殿内。

タンクジョウ「感じるぞ、とてつもないパワー…… 間違いない」

そこへコウとマスターレッドがやってくる。

コウ「待て、ドルイドン!」
タンクジョウ「邪魔をするな!」

2人はタンクジョウに挑むが、全く歯が立たなかった。
コウが不利になる。

マスターレッド「コウ!」

タンクジョウの猛攻がコウを襲う。

タンクジョウ「諦めろ。お前らに勝ち目はない……」
コウ「誰が、諦めるか…… 限界は、超えるためにある!!」
タンクジョウ「ほざけ。ならばドルイドン最強、このタンクジョウ様がまとめてあの世に送ってやる!」

タンクジョウが剣を振るう。
するとマスターレッドはとっさにリュウソウケンを手にとる。

マスターレッド「カタソウル!」

タンクジョウの刃がマスターレッドに炸裂。
コウはカタソウルで回避された。

コウ「マスター‼︎」


外ではメルトたちはマイナソーの猛攻に苦戦していた。

マスターピンク「逃げて‼︎」

マイナソーの炎が2人のマスターを飲み込む。

2人「わああーっ‼︎」
メルト「終わりだ……」
アスナ「ダメだよ。戦わなきゃ……」

コウ「マスター! マスター、しっかりして‼︎」
マスターレッド「お前も、俺も…… ソウルは1つだ」

マスターレッドは力つきる。

コウ「マスター、マスター! マスター! マスター、マスター‼︎」

タンクジョウがコウに迫る。

タンクジョウ「お前もすぐ後を追わせてやる……」

するとマスターレッドのペンダントが光り、タンクジョウを吹き飛ばす。

クレオン「何、何?」

マスターレッドは光となってレッドリュウソウルの中に入っていく。

コウ「うおおおーっ‼︎ リュウソウチェンジ!」

&italic(){『ケボーン』『リュウ so cool』}

コウはリュウソウチェンジを遂げ、リュウソウレッドとなる。

レッド「お前は…… 俺が倒す!」

&italic(){『ツヨソウル』『強そう』}

レッドがタンクジョウに挑む。

タンクジョウ「何だこのパワーは?」
クレオン「こいつ強い……」

マイナソーの光弾が神殿付近に落ちる。

タンクジョウ「覚えておけ、この星は元々我々ドルイドンのものだ。必ず返してもらう…… うるさいぞクレオン!」

タンクジョウとクレオンは消える。

レッド「待て! あっ!」

謎の光がレッドを別の場所に転送。

レッド「ここは……」
声「ソウルを1つにするんだ」
レッド「ソウルを、1つに……」

神殿から巨大ロボ、キシリュウオースリーナイツが現れる。

アスナ「コウ!」
レッド「これが、騎士竜……」
声「行くぞ、コウ!」
レッド「ああ!」

スリーナイツがマイナソーに挑み、斬りかかる。
スリーナイツの膝のドリルや右足の剣が炸裂。

レッド「はぁーっ! キシリュウオーファイナルブレード‼︎」

スリーナイツの必殺技が炸裂。
マイナソーが大爆発する。
スリーナイツはティラミーゴ、ドリケーン、アンキローゼに分離。
レッドのリュウソウチェンジが解除される。
そこへメルトとアスナがやってくる。

メルト「これが騎士竜か……」
コウ「すごいパワーだった」
長老「お前たちのリュウソウル、神殿の力はなくなっても、パワーは失ってはおらぬ……」
コウ「マスターのソウルがここに…… これからは、俺たちが守ります。この地球を」
長老「その昔、この村を出ていった仲間がいる。彼らと力を合わせ、マスターたちの意思を継ぐのだ」
一同「リュウソウチェンジ!」

&italic(){『ケボーン』『ワッセイ、ワッセイ』『そう、そう、そう!』『それ、それ、それ、それ!』『リュウ so cool』}

コウたちはリュウソウチェンジを遂げ、リュウソウジャーとなる。

レッド「勇猛の騎士、リュウソウレッド!」
ブルー「叡智の騎士、リュウソウブルー!」
ピンク「剛健の騎士、リュウソウピンク!」
一同「正義に仕える3本の剣! 騎士竜戦隊リュウソウジャー‼︎」


#center(){
(続く)
}