#center(){|&big(){&bold(){グレンダイザー グレートマジンガー ゲッターロボG 決戦!大海獣}}|} 海より巨大な怪物が現れ、船や人々が襲われていた。 ある船が荒波に晒され、その船に早乙女博士が乗っていた。 早乙女「バチスカーフ!バチスカーフ浮上せよ!浮上せよ!バチスカーフ!」 新早乙女研究所に早乙女博士からの連絡がきた。 ミチル「あっ、お父さま!」 早乙女「ミチル、バチスカーフが遭難した!」 ミチル「えっ!」 早乙女「ゲッターロボを緊急出動させてくれ!位置は鳥島沖、半島へ80kMの地点だ」 ミチル「分かりましたお父さま」 「リョウくん、いいわね。緊急出動よ」 竜馬「OK!」 新早乙女研究所からゲットマシンが発進していった。 早乙女「バチスカーフ!応答せよ、バチスカーフ!こちら早乙女だ、聞こえるか!?」 やがて波はおさまった。 船員「あっ博士来ました!」 船の元にゲットマシンが来た。 早乙女「「「おおーい!」」」 弁慶「リョウ、海なら俺のもんだ。任せてもらうぜ」 竜馬「OK!」 弁慶「チェーンジ・ポセイドン!スイッチオン!」 ゲットマシンがゲッターポセイドンに合体し、海の中へ潜っていった。 竜馬「ベンケイ、嵐の後で水が濁ってるぞ、気をつけろ」 弁慶「OK、心配するな」 弁慶「おやっ、おかしいな、バチスカーフが見当たらないぜ」 岩陰から巨大なタコが出てきた。 弁慶「ああっ!」 ゲッターポセイドンは巨大タコを殴り飛ばした。 隼人「どうしたベンケイ!」 弁慶「いやあビックリしたよ、俺の大嫌いなお化けダコが飛びかかってきたんだよ。おっ!あんな所にバチスカーフが」 ゲッターポセイドンは深海調査船バチスカーフを見付けた。 弁慶「おわっ!」 しかし、バチスカーフの下から先程の怪物が姿を見せた。 弁慶「か、怪物だ!」 怪物はゲッターポセイドンに向かう。 弁慶「ストロングミサイル!」 ゲッターポセイドンが怪物をかわし、ストロングミサイルを撃ったが、 怪物に当たったものの、飲みこまれた。 弁慶「あっ、爆発しない!くそう」 怪物がゲッターポセイドンに向かい、ゲッターポセイドンはかわしたが、バチスカーフが砕かれた。 ゲッターポセイドンは怪物をかわしながらストロングミサイルを撃ち続けるも、 通用しなかった。 竜馬「ベンケイ、ひとまず浮上しろ!ストロングミサイルも効き目が無い!」 弁慶「くそう、もう一発食らえ!」 ゲッターポセイドンはもう一度ストロングミサイルを撃ったが、やはり効かなかった。 弁慶「オープン・ゲット!」 ゲッターポセイドンがゲットマシンに分離し、海上に飛び出した。 怪物はゲットマシンを追い、海上に向かう。 弁慶「博士!海底に巨大な怪物が潜んでいます!」 早乙女「何、巨大な怪物!あぁ、船長、急速全身だ」 船長「急速全身!取り舵一杯!」 怪物が海上に出てきた。 竜馬「博士!危ない!」 ゲットマシンが怪物をミサイルで撃った。 早乙女「リョウくん、上空から写真を撮ってくれ。恐らく、我々の目指す相手はそいつに間違いないだろう」 竜馬「はい、分りました!」 ドラゴン号がカメラで怪物の写真を撮る。 怪物と思われたのは、触手の先の頭の一つであり、 怪物の全容は竜の様な形の5本の頭を持つ、クラゲの様な姿の大海獣だった。 国防軍作戦本部。 会議室に、早乙女博士とミチルに、弓教授に宇門博士、国防軍の参謀長官達が集まっていた。 早乙女博士がドラゴンの撮った大海獣の写真を見せる。 早乙女「これは確かに古代、海中に潜んでいたと言われるドラゴノザウルスですな」 宇門「とっくの昔に死滅したはずのドラゴノザウルスが生きてるのさえ不思議なのにその上、なぜそんなに巨大化したのか」 弓「うーむ、そこのところがどうも」 宇門「それに、ドラゴノザウルスはタンカーや石油タンクばかりを狙って食っている。 つまり、石油と何か関係があるのでは?」 弓「そこにドラゴノザウルスの出現した謎があると思いますね」 参謀長官「国防軍の再々の攻撃にもかかわらず、ドラゴノザウルスの力は少しも衰えない。 被害は深まるばかりなのです」 宇門「うーむ、参謀長官、さっきから考えていたのですが、 どうでしょう。強力なロボット軍団を編成してみては」 長官「ロボット軍団?」 宇門「そうです。新科学要塞研究所からグレートマジンガーを、 早乙女研究所からゲッターロボGを、そして私の宇宙科学研究所からダブルスペイザーとグレンダイザーを出撃させるのです」 弓「なるほど」 早乙女「ああっ」 長官「それはいい。グレートマジンガーも、ゲッターロボGも、グレンダイザーとダブルスペイザーも日本が世界に誇る最強のロボットだ」 早乙女「ミチル、各研究所へ出撃の連絡をしてくれ」 ミチル「分かりました」